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居心地がいい場所づくり

自分よりも年齢が低い人へは、
やさしい人でありたいと思うときがありました。
学生時代に電車通学をしていたころ、
電車内でスーツを着た人から心無いことを言われました。
それから自分は、
こんな人にはなりたくはないという感情が芽生えました。
心無いことは、
年齢の高い低いにかぎらず、
自分が知らないあいだに、
相手へしゃべっていた可能性がありました。
気がつかないうちに相手を、
傷つけてしまったこともあったと思います。
毎日が勉強だと思いました。
自分より年齢が低い人は、
あまり言葉を知らないときがあるので、
おしゃべりで相手へマウントを取りたくないので、
だんだんと自分の話す機会が、
減っていくような気がしました。
世の中の人は、
おしゃべりが好きな人が目立つような印象がありますが、
あまりしゃべらなくても、
そこにいるだけでいいと思いますし、
無理にしゃべらなくてもいいような気がします。
勉強でも仕事でも、
黙々と自分の作業をしている人には共感します。
自分がやらなくてはいけないこと、
やりたいことを、
ひたすらにこなすことは、
あたりまえなのですが大変で難しいことで、
けれど、とても大切なことなのだと思いました。
ずっと会話もなしに自分の与えられたことをこなすと、
つらいときがあるので、
自分の場合は楽しかったときのことを振りかえったり、
好きなうたを聴いたり、綺麗な景色を眺めたり、
外の新鮮な空気を吸い込んだり、
軽くストレッチをしたりしています。
病院へいくと必ず小説を持っていき、
本を読むことが好きなのですが、
本を読むと素敵な言葉や表現、
魅力的な登場人物の話や心情の美しさ、
背景の描き方、何気ない会話のひとつふたつ。
このような小説のワンシーンを思いだして、
気分転換に使っています。
素敵な表現の言葉がひとつあるだけで、
だいぶリラックスできて、
心地がよかったときがありました。
小さいころから本を読むことが好きで、
読書があたりまえで習慣になり、
手のひらに本を持つことが、
自分にとって居場所になりました。
小説にかぎらず、エッセイでも自己啓発本でもそう。
本から得られる知識から勉強になり、楽しい。
いままで自分が知らなかったものが得られるのは、
とても楽しいし、わくわくします。
このような素敵なものを、
今度、あの人へ、
話してみようかなと思うようになりました。
僕はあいかわらずアナログな人間なので、
紙の本が好きで、
ページをめくるたび、
新しい発見があるのでうれしい毎日が続いています。

#多様性を考える

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