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#ASD
自閉症スペクトラムASD の心的外傷後ストレス障害PTSD は、分からないことが原因のように見える。だから、なぜそうなったのか、どんな背景や経緯があったのか、を自分なりに理解できるようになったら緩和するんだろうか? と思った。経験上、たぶんできるんだろうなと予想している。
自閉症スペクトラムASD は、心的外傷後ストレス障害PTSD になりやすい傾向があるらしい。難しい言葉が並んでこんがらがるんだけど、ASD は心や状況を読むのが苦手。たとえば、怒られている理由がわからずトラウマになりやすいんだとか。日常の嫌な出来事がPTSD になるんだって。
心的外傷後ストレス障害PTSD は、東日本大震災後から有名になった覚えがある。衝撃的なほど悪い出来事が原因になるストレス症候群。意思とは無関係に何度も思い出しては、恐怖を再体験しちゃうらしい。自閉症スペクトラムASD のフラッシュバックに似ていると思ったら、まさにそれだったよ。
私の経験でいうと、自閉症スペクトラムASD は傷つきやすい分、周りを傷づけてしまうことも多い気がする。
自閉症スペクトラムASD が傷ついたときは、リフレーミングが有効らしい。私も経験がある。10代、20代のころ、フラッシュバックが多かった。リフレーミングの利点は出来事をポジティブに捉え直せることだけど、要点はいろんな視点からの捉え方を見つけることだ。それがいい。
通常、記憶は上書き保存されていくが、自閉症スペクトラムASD は写真や動画のようにアルバム保存されるらしい。嫌な記憶は嫌な記憶のまま残るので何度も思い出しやすいのだとか。考えすぎではなく、発達障害の特性(個人的には習性のほうがしっくり)なのでドンマイが通じない。
もちろん誰も何も悪くないんだ。ただ私が曖昧な感覚をどこまでも苦手にしているだけで。結局、ASD はそこでいつも苦労している気がする。
自閉症スペクトラムASD は会話で、難しい言葉を使い、くどいほど丁寧に説明するらしい。わかる。人との会話は宇宙人を相手にしているみたいもわかると思った。曖昧が苦手だから正確に知ろうとして難しい言葉に触れがちだし、相手の言いたいこと聞きたいことがわからないから全部説明してしまう。