私は誰⁉️(20) 4 スター⭐️ボーン 2022年11月27日 06:09 小説 私は誰⁉️(20)病院からの帰り道、考えた。誰か、私を知っていそうな場所に行けば良いのでは無いかと。それも、一人で行かなければダメだ。私は将棋の好きだったと妹が言っていた。将棋のクラブか、道場に行けば、私を知っている人が居るかも知れない。 行ってみよう。図書館に入り、パソコンで検索してみると、私の住んでいる近くに二軒の将棋のクラブを見つける事が出来た。直ぐに将棋クラブに行ってみた。そこは、広い面積で四十人ぐらいの人が将棋を指していた。自分はどれ位の実力なのか分からない。壁に、段位を示す名札が掛けてあった。師範はプロであった。名札は最高段位が5段で10級まである。私の名前は無かった。ここでは指していないみたいだ。手合い係がいて、対戦相手を決めているみたいだ。手合い係も私を見ても知らないみたいで、挨拶もされなかった。将棋を指すつもりは無く、見ていた。なるべく、顔を曝け出し「皆さん私を見て」と心で叫んでるいたが当然聞こえる訳が無い。人の将棋を見ていると、不思議と私も次の一手を考えてしまう。記憶を無くしたにも関わらず、将棋の記憶はあるのだ。不思議な思いに駆られながら、人の将棋を見ていた。しかし、私を知っている人は誰もいなかった。次の将棋クラブに行ってみた。ここは、小さな場所で、十人の人が将棋を指していた。名札を探したが何も無い。席主はお爺さんで、自宅を将棋場にした様な感じだった。席主に聞かれた。「将棋するのかい?どれ位の実力?」とぶっきらぼうに言われた。「将棋の実力はわからないです。一局指したいです」と言ったら、料金表を見せられた。1時間五百円、その後1時間毎に100円だった。先ほどは行ったクラブは十二局指せて1200円だった。ただし、一局でも1200円だ。時間のある時はこちらがお得。そんな事はさて起き。私は将棋を指してみたいと思った。この続きは次回に。果たして私の実力は、、、。ここで私を知っている人と会うことができるのかは、次回のお楽しみにします。ただ、私にとって、明るい兆しが見えてきた事だけはお約束します。一体、私は誰でしょう? ダウンロード copy #小説 #記憶 #将棋 #Kindle電子書籍 #Kindle出版 #コメディ #クラブ #サスペンス #どうでもいい話 #売れないKindle作家 #販売します 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート