ニコライ(阿夢露)の「相撲トレ」
Tarzan833(5/26号)の特集は「動かそう!肩甲骨と股関節」。このなかの「column2」で元幕内力士の阿夢露ことニコライ・ユーリヴィッチ・イワノフ氏が「相撲トレ」で登場。具体的には7つのエクササイズを紹介。以前にオンライン講習で2回やってみたが、テレビ体操以外やらなくなった自分にはハードワークで、汗だらけで筋肉痛の体たらくだった。やってみてわかったのは、そもそも四股という動作は日頃の鍛錬なくしてできない所作であること。
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1️⃣四股ストレッチ
2️⃣スクワット股関節
3️⃣伸脚と股割りストレッチ
4️⃣ぶつかりスクワット
5️⃣仕切りの型からの摺り足ステップ
6️⃣基本の四股
7️⃣ダンベルスイング
阿夢露は阿武松部屋に所属していたロシア人力士だった。日本語を学びながら、モデル並みの細い身体だった。10年もの下積み、激しい稽古の末に関取になった。しかし2回の膝の大怪我で番付を下げては挽回を繰り返した。最高位は前頭5枚目。残念ながら年寄襲名資格を取得するに至らず。ロシア(シベリアの沿海州「レソザヴォツク」出身)に帰るのかと思っていたら、日本に残ると言う。船橋の「フレックス津田沼」でトレーナーを務めている。自分自身が何度も何度もケガに泣いたので、ケガをしない身体作りを志す。角界に残らない力士の第二の人生は心配だが、このところマスコミへの登場も多い。相撲エキササイズという独自のトレーニング開発が世の中に認められてきたのだろう。現役時代さながらのコツコツ人生、まことに天晴れである。
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