めぐみフィールドの原点
めぐみフィールドとは、
大地の原体験を通して、現代社会人の疲れた心と体を解きほぐす
体験型プログラムを提供しています。
このめぐフィールドの原点となったストーリをお話しします。
↓めぐみフィールドホームページ
【めぐみフィールドの原点ストーリー】
私は子供の頃からお転婆で、田畑を走り回り、牧草地を転げまわり全身で大地の五感を感じて育ってきました。
土のにおい・火の温かさ・風の心地よさ・水の冷たさ・草のにおい・空の高さ。
これらを毎日全身で感じながら過ごした幼少期が、今の私を作り出しています。
私の家は、祖父・祖母・父・母・妹で暮らす6人家族でした。
両親は家の敷地の一角で町工場を営んでいました。
私は外で遊ぶのも大好きでしたが、この町工場は私の好きな遊び場の一つでした。
いつものように工場で遊んでいると、時々工場にお客様が来ました。
お客様が来ると、普段は遊び場として許されていた工場が突然私が居てはいけない場所に変わります。
いつもは何も言われないのに、お客様が来た時は「何でこんなところにいるんだ。」と、父から叱られました。
その言葉が私には自分の存在を否定されたように感じて、工場から慌てて飛び出しました。
飛び出した先は、お庭。
誰もいないそのお庭の片隅にしゃがみ込んで、地面をじっと見つめていました。
そのうち涙がポロン。
胸がズキズキしていることに気づきながら、その辺に落ちていた棒きれで土をイジイジ。
時折風が私を包んで通り過ぎていくのを体全体で感じていました。
「風が私を包む」→「通り過ぎていく」を幾度か繰り返していくその度に、風が私のズキズキを持ち去ってくれているかのようでした。
そうしているうちに、いつの間にか胸のズキズキも消えていました。
ちょっとだけ元気になった私は、足元にアリの巣があることに気づきます。
「このありんこのお家は、どうなっているんだろう?」持っていた棒きれでイジイジ。
でも、さっきまでのイジイジとは違います。
今度は力強く、好奇心に後押しされてどんどん掘っていました。
ありの巣を破壊するその姿は、いつものお転婆な子に戻っていました。
そして私は、何もなかったかのようにすくっと立ち上がり、またその日もいつもと同じように日が暮れるまで田畑を駆け回ります。
こんな出来事があるたびに、私は大地に癒されパワーをもらい、
またいつもの自分に戻してもらっていたのです。
誰でも人は、心が傷ついたり疲れてしまったりすることがあります。
そんな時、めぐみフィールドがみなさんの「パワー」と「自分らしさ」を取り戻す場となれることを目指していきます。
〇めぐみフィールド本家でのイベント情報
【アースオーブンと狩りの世界】7月9日~10日開催(開催場所:愛知県)
古民家リノベ時に出てきた土壁がアースオーブンに生まれ変わります。
そして、京都の山奥で狩猟をしている猟師さんから狩りの世界についてのお話し会もあります。ジビエBBQもあるよ〜
詳細はこちら↓
【アースオーブン作り最初から参加したい方向けイベント】
7月2日~3日開催(開催場所:愛知県)
本イベントは7/9~7/10開催の「アースオーブンと狩りの世界」のプレイベントです。
アースオーブン作りは、基本4日間かけて作ります。
そのため、7/9〜7/10のプログラム前に土台作りなどの作業を前の週である7アースオーブン作りを最初の土台作りから参加したい方向けです。