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札幌と大阪の路面電車を撮る

1月は年始の札幌、その後の阪堺電車と路面電車の撮影に多く出かけました。路面電車は人々の生活に近い所を走るので、様々な風景と絡めて撮影することができます。今回は1月に撮影した路面電車の写真を、その時のエピソードとともに紹介していきます。

札幌市電

札幌は新婚旅行でしたので撮影メインの旅ではなかったのですが、早朝こそっと抜け出して撮影に出向いていました。1/1の元日、最初に撮影した車両はリバイバル塗装でした。

早朝の静かな札幌市内を走るリバイバルカラー。背景の山は元日の朝日に照らされています。(西八丁目付近)

広告がないツートンカラーは写真の中にいてくれるだけで絵になる素敵な車両でした。札幌市電は環状線になっていてダイヤが読みやすいため、ツートンカラーを追いかけて撮影するのも容易です。ただ、この日は結局どんどん曇っていってしまい、最初の一枚以上のショットは撮れずじまいでした。

札幌市電よりもう1枚ご紹介します。この車両は「ササラ電車」と呼ばれる除雪用車両です。ネットで朝4時すぎに毎朝運行されると聞きかじって4時すぎから沿線で待ち続けていたところ、5時頃に通過していきました。地元の方に運行時間を聞くと、どうも5時頃の方が正解のようで、1時間余計に待ったことになります(笑)

新旧の2種類がありますが、こちらは新型車(西十五丁目付近)

雪が少なかったので豪快な除雪は見られませんでしたが、動いているササラ電車を見れただけでも嬉しかったです。

阪堺電車

大阪の南側の下町エリアに残る路面電車。沿線の住吉神社では、正月になるとたくさんの提灯が飾られます。

住吉神社の提灯と阪堺電車の古豪「モ161形」を組みあわせて撮影しました。広告が一切着いていない明らかに古い車両は特別感があり、人々からの注目度も抜群。
 夜になると住吉神社の提灯に明かりがともります。手前の複線にはすれ違う阪堺電車、さらに奥には南海電車と、見える全ての線路に列車が乗った瞬間をキャッチしました。

阪堺電車には、鉄橋や築堤などすっきりと車両を捉えることが出来るポイントも存在します。下の写真は上町線 神ノ木付近の築堤で撮影した1枚です。

築堤を走るモ161形。このような撮り方をすると、旧型電車のような雰囲気すら漂ってきます。2024年1月は特別運行によりダイヤが公開されていたので、多くの撮影チャンスがありました。

 今回は一月最後の記事として一月多く撮影した路面電車の撮影記録をまとめてみました。

今年も週一ペースを目標に鉄道写真に関する記事を投稿していきますので、よろしくお願いします。

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