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妻の言葉はヒューマンエラー!?

こんばんは、yasuchinです。毎日暑いですね……。さて先日、フォロワー200人超え以降も、皆様の「スキ」「フォロー」を継続していただき本当に感謝しております。ありがとうございます。

では、今日のテーマです。「妻の言葉はヒューマンエラー!?」です。私、結婚して間もなく丸9年、10年目に入ろうかとしておりますが、妻の話す言葉についてのお話です。この話題に関しては妻の許可も得ておりますので、遠慮なく書かせて頂きます。

◆結婚するまで気づかなかったのかい??

妻は口が達者でよくしゃべります(いきなり怒られないかな…?(;'∀'))。しゃべってる途中では何の問題もないのですが、TVに表示されるテロップなどの文字や紙面に書かれてある文字を読む際は、ちょいちょい言葉の読み間違いや、間違えたまま覚えていることがよくあります。

まずは、その例から…

ドラゴンクエストが好きな妻は、ゲーム内に登場する呪文をいくつか間違えて覚えていました。

(誤)「パンプルテン」 → (正)「パルプンテ」
(誤)「ブハーハ」   → (正)「フバーハ」

私と結婚するまで全く気付かず、指摘して初めて驚いた顔で気づきました。妻はカタカナを読むのがちょっと苦手というか、自分の都合の良いように読みやすい音に変換したり、時には文字の順番を入れ替えたりする傾向にあります。

次の例ですが、皆さんは「アブラハムの子」という歌をご存じでしょうか?おそらく一度は耳にしたことがあるかと思います。

”アブラハムには7人の子、一人はのっぽで、あとはチビ、みんな仲良く暮らしてる さあ、おどりましょう…”

っという歌です。さて、今度は読み間違えというよりは、聞き間違いでしょうか……冒頭の

「アブラハムには…」の「アブラハムに」のところを…

(正)「アブラハムに」 → (誤)「アブラハム人(にん)」

と勘違いしておりました。妻の頭の中では「アブラハム人(にん)」って何?? アブラハム人という人種が存在していてその人種に7人の子って…どういうこと???っとずっと思っていたそうです。

もう一つ例えを挙げておきます。日本の陸上選手で有名な「ケンブリッジ飛鳥」。名前を思い出したいけど思い出せない…えええええと…あれ!あれだよ…!カタカナが最初であとが日本語の…

(正)「ケンブリッジ飛鳥」  → (誤)「サンフランシスコ千秋」

もう…誰ですかね…この人… 胡散臭い宣教師みたいですが…

まあ、最後の例えはちょっと無理やりな感じがじますが…そんなわけで、妻にはこのような言葉の間違いがよく見られます。

2番目と、3番目の例は単純に聞き間違いや、苦し紛れのところもあるかと思うのですが、最初のドラクエの呪文の例のようなことは、普段からもたまに見られます。

カタカナの文字列に関してはよく間違え、都合よく文字が増えたり、リズムを変えるために文字の順番を入れ替えたりすることが良くあります。

妻は口は達者でも、文章を読むことは大嫌いで、本を読むことが大の苦手です。それゆえ、文字列の第一印象として正しく言葉を読むことにおそらく抵抗があるのではないかと考えます。

妻は文字の記憶は曖昧というか苦手ですが映像記憶は抜群です。映画のワンシーンを見るだけで何の映画かを言い当てたりします。

もしかすると文字も1つの映像として捉えているところはあるかと思います。ただ、「文字」は「文字」です。似ている文字、例えば「め」と「ぬ」とか、「さ」と「き」とか、一瞬パッと見ただけだと間違えて認識してしまうこともあるかもしれませんし、尚且つ、それで読んでみてしっくりこない時にはリズムやテンポを変えるべく文字の順序を入れ替える、離れ技を見せるのかもしれません。

私は、このことについて妻だけに生じる現象なのかを少し調べてみました。

すると…いくつかの興味深い記事に出会いました。

◆タイポグリセミア現象

文章中の単語の文字を入れ替えても、その文章を問題なく読むことができる現象

ということで、例として2018年に富山県高岡市にある、どら焼きの老舗「中尾清月堂」が出した広告が有名のようです。

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パッと見ると、読めちゃうのかもしれませんが、よく読むと…お分かりですよね…おそらく、私の妻もこのような捉え方なのかな?と思ったところです。

このnote内でも、タイポグリセミア現象の記事を書かれている方がいらっしゃいました。

同じく、どら焼き屋さんの広告を紹介されていますね。

「人間の脳」の凄さをちょっと感じました。

※タナカアユミ様、ほんゆみ様、勝手ながら記事を拝借いたしました。

◆ディスレクシア

知的な発達に遅れはないのに、読み書きが著しく難しい学習障害の一種

脳機能の発達に問題があるとされ、発達障害の中の学習障害となるそうです。字を読むことに困難があり、もちろん書くことも困難なのですが、読めないから音として誰かに読んでもらってそれを覚えるといったことが必要になるなど、この障害の方は苦労されるようです。

世界的にもこの障害の著名人は多いらしく、映画俳優のトム・クルーズやキアヌ・リーヴスなどもそのようです。アインシュタインもこの障害だったと言われているそうです。

◆スプーナリズム(語音転換)

滑稽な効果を狙って、句の中のいくつかの音素、特定の音節を置換して新しい句を作る言葉遊びのこと。

色々調べましたが、私の妻はこれに近いと思っております。ただ、違うのはこの「スプーナリズム」は言葉遊びですから、意図的に笑いを狙って行うことですが、私の妻は「笑い」を狙っているのではなく、あくまで素の状態でこれに近いことをやっているのではと思っています。

「スプーナリズム」の例としては

簡単にいくつか挙げると

(正)ポール・マッカートニー → (誤)マール・ポッカ―トニー
(正)それにつけてもおやつはカール → (誤)俺につけてもそやつはカール
(正)はとポッポ → (誤)ぽとハッハツ
(正)チョコモナカ ジャンボ! → (誤)ジャコモナカ チョンボ!

ここまで来ると「笑いのネタ」にまでなるクオリティーです。

◆言葉の面白さ

今回の記事を書くにあたり、「人間の脳の不思議」や「障害による苦しみ」、「言葉の面白み」などあらゆる点から新たな発見がありました。

妻の言い間違いからのあらゆる発見!決して「ヒューマンエラー」ではなかった!

最愛のパートナーは、私に「言葉の面白さ」を学ばせてくれる良い機会を与えてくれました。感謝!

それでは、また。

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