創作は心を守る。
皆さんこんばんは。
ひたすら紳士です。
だいぶ、涼しくなりましたね。
夏の終わりを感じます。
さて今回は、私の中学生時代のお話です。
サラッと言うことではないかもしれませんが、
私にとって、あの3年間はちょっとした地獄で
した。
一年生の秋頃から、何者かの手によって
「あいつは〇〇のストーカーだった。」
「女子更衣室を覗いてるらしい。」
「めちゃくちゃ変態なのを隠してる。」
といった根も葉もない噂が学年中に広められ、
同学年の女子全員から疎まれ、蔑まれることと
なりました。
変態なのは隠していましたが、神に誓って、
法に触れることは一切しておりませんでした。
訳もわからないままに女子全員から嫌われて、
当時12歳だった少年紳士は深く傷つきまし
た。(マジで辛かったです。マジで。)
最初はただただ苦しい思いをして過ごしていた
だけだったのですが、次第にこう思うように
なりました。
(せめて、妄想の中だけでも仲良くしたい。)
そして、少年紳士が取った行動がこちら。
「自分と女子生徒が登場する
官能小説」を書く。
今思えば最高にクレイジーで紳士すぎる行動
です。
しかし、誰にも迷惑をかけず、かつ紙とペンが
あれば場所を選ばずにできたため、非常にスマ
ートな自己回復方法でした。
やり方は、
まずランダムにクラスの女子1人を選び、その
生徒の雰囲気から、どういう流れがいいかを
ひたすら妄想します。
そして大体の構想が固まったら、A4の紙に
適当に書き始めます。
成人向け漫画同様、導入→きっかけ→セックス
→フィニッシュ→オチの流れを抑えつつ、A4
の紙に収まる文章量を考慮しながら、リビドー
の赴くままに書き上げます。
と、ただそれだけです。
所詮中学生の語彙力なので、官能小説という
ほどのものではありませんでしたが、自分が
読む分には十分小説っぽい雰囲気に仕上がって
おりました。
書くことが割と性に合っていたこともあって、
書き上げた枚数は50枚以上。
中学生にして、妄想の中では50人斬りの化物でした。
当初は自分を二つの意味で慰めるために始めた
執筆活動でしたが、次第に書くこと自体に夢中
になっていきました。
文章を書いている間は、辛い学校生活のことを
忘れられました。
学校で冷たい視線を投げかけてきたあの子とも遠巻きにクスクス笑っていたあの子とも、小説
の中では愛し合えるのです。妄想は最強です。
側から見れば悲しい現実逃避かもしれませんが、「逃げられる場所」が少なからずあったことが、当時の自分にとっては救いでした。
執筆活動のおかげで、紳士少年は心を病まずに
無事卒業することができました。
さらに、勉学に励む強い気持ちをキープでき、
第一志望の進学校(偏差値72)に合格、中学校の同級生の95%とはお別れできました。
創作は心を守る力があることを、私は知って
います。
なので、今でも気持ちが暗くなった時は、
noteを書いたり、呟いたりするようにして
います。
今まさに、かつての自分と同じような状況に
ある方。
そうじゃなくとも、辛い思いや苦しい思いを
している方。
ぜひ、筆を取ってみてください。
何でもいいので、くだらなくてもいいので、
文章を書いてみてください。
きっと、創作の力に気づくはずです。
新しい発見があるはずです。
見たことない世界が待っているはずです。
noteは、そんな方々を応援しています。
紳士もまた、応援しています。
それではまた、ごきげんよう。
《余談》
書いていた小説の内訳は、
60%…和姦もの。もともと仲良い子と部屋で
2人きりに。何となくいやらしい雰囲気になっ
てそのまま…という、王道パターン。
30%…学園もの。当時学生ということもあり、
学校内やその敷地内で致すパターンも構想と
して多かったです。今でも覚えているのは、
「放課後、柔道の寝技の組み手をする際に思い
切り胸を揉んでしまい、それがきっかけになってなんやかんやして、畳の上でHしてしまう。」
…中学生の妄想力ってすごい。
9%…青姦もの。学校の近くの河川敷や、団地の階段裏で致すパターン。実際にはそこまで
死角がないため、現実との乖離が目立ちます。
まだまだ青かったですね。青姦だけに。
1%…少々強引もの。噂を広めた主犯格の女子
生徒グループがいることを知ってから、彼女らには小説の中でお仕置きさせて頂きました。
暴力的な描写はないため、CEROで言えばC
程度です。
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