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愛しても、届かない


昨日は1ヶ月ぶりのヘッドスパに行き、お姉さんに朝から凝り固まった頭皮をほぐしてもらいリラックスして癒されて、そのあと久しぶりにシティベーカリーでハンバーガーのランチを食べた。
七夕の夜から唯川恵さんの本を読み直したくなり、永遠の途中を読み直していた。
永遠の途中はとてもわかりやすく、結婚して専業主婦になった薫とバリキャリを貫いた乃梨子の27歳〜60歳までのお話。
どちらもお互いに嫉妬しながら、生きれなかった自分以外の人生を思って嘆きながら、落とし所が薫の娘が不倫をして大企業を辞めて乃梨子の会社へ就職して自分の道を探すんだけど、乃梨子ももちろんと言っていいのか分からないけれど不倫経験があり、薫の娘の気持ちが手にとるようにわかるところがなんとも言えなかった。
久しぶりに読み直してハンバーガー食べながら半泣きだった。


そのあと、3ヶ月ごとの相談所の担当者と面談。
前と場所が変わっていてすごく綺麗な場所で、エレベーターを降りると目の前にウエディングドレスとタキシードのマネキンが煌々と輝いて置かれていて、眩しかった。わたし、本当にこんなドレス着る日がくるのかな、わたしには眩しすぎて目を逸らしたくなった。

2時間ほど面談してもらい、婚活ならではのフラストレーションや愚痴、今後どうしていくか、焦っていることなど話し合った。
本当に結婚は運と縁で、それが人それぞれ回ってくる時期も年齢も違うことや、ゴールがわからないからみんな疲れちゃうんだけど数ヶ月で出会える人もいれば2年の人もいて全部正解であること、まずは今年はいいクリスマス過ごせたらいいなっていう遠すぎず近すぎない目標をたてて頑張りましょうと背中を押されたこと、生理的に無理な人とは一度目のお見合いでバッサリ行っていいのよと言われたこと、恋愛結婚をしている人たちだってその中身はきっと色々あるしどの形でも結婚をしてよかったなと思えることが大事であること、恋愛感情は3年が賞味期限って言われてるからね、そうじゃなくて今後ずっと一緒にいて疲れないなって人を探しましょうねと、あらゆるアドバイスをもらい忘れないためにもここに書き残しておこうと思う。

帰り道には元気になっていた。
わたし、結婚するんだって思えた。
結婚できる気がするって思えた。


家に帰って母に探られて、なんだかすごく心がモヤモヤして言い合いになった。
母は父が大好きだし、父のことを尊敬しているからバカにしたら許さないとわたしは罵られた。
そんなつもりはないけれど、わたしにだってわたしの意見や望み、人生があるんだよってわかって欲しかっただけだったのに。


みんなと同じような人生を歩めない自分をもう嫌と言うほど責めた。だけど、自分の人生に自信を持てないことこそがきっと一番わたしを苦しめている要因なんだろうなって最近気づいた。


彼のことは多分ずっと好きだ。
また、普通に飲みに行くかもしれない。
でも、その先に未来はないからこそ、わたしはちゃんと婚活をして結婚するんだって心に誓う。
あなたを愛しても、届かないから。


できるフリも大事。
わたしもっと幸せになっていい、きっと。
周りの目を気にしなくていい、きっと。
だから、あなたもわたしもきっと大丈夫。


今週はお休みをもらっていて9連休。
コロナ前は毎年海外に行って何もかも忘れてた。
今は大きな声で言えないけれど、明日から少しだけ現実逃避に大好きな同期と出かけます。
しっかりチャージしてこようと思う。


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