なにもないって嘆いてしまう日もあるけれど

最近ってわけではないけれど毎日毎日あれをして、これをしてとなぜか忙しなくしていることが多い。1日完璧にオフを作ることがとてつもなくこわい。なにもないからがんばっていないと、なにかしていないと安心できない。いつからだろう、こんな風に思ってしまうようになったのは。数ヶ月前…いや、1年前…もうそれさえも忘れてしまったけれども。

「明日こそは休みを作ろう！」って前日に予定詰め込んでやり切っても、翌日になると「暇な時間作りたくないからなにかしよう」ってなってしまい、結局いつもと同じように忙しなくなにかやっている。別にやらなくなっても死にはしない。変わらないわたしのままではあるのかもしれないけれど。

そんな毎日なにをやっているのかというと、勉強や読書したり、ライターのお仕事したり。もうこれわたし自分で忙しく予定詰め込んでバタバタしてるんだよね。わかっているんだけど、この生活に慣れてしまってからはなにもしない数時間が罪悪感でしかない。寝ている数時間も無駄に感じてしまっているもの。

勉強をはじめたきっかけはちゃんとわかっている。別にしなくてもいいと思われるかもしれないけれど「死ぬまでにはわからないってことをすこしでも減らしておきたい」って思ったのがきっかけでこの歳から勉強をはじめた。（別にすきだった分野ではなかったけれど、たのしんで勉強してる笑。）すきではじめたことだから苦痛に思ったことはないし、なにも無理をしているわけではなくてやりたくないときはやらない。そういうときは、時間を無駄にしないように違うことをやっていたりしていて。

でもいちばん根っこにあることって、このままのわたしでいたくないからだと思う。何者にもなれていなくて、なにもできなくて、なにもなくて、そんな自分がすきになれなくて。どうしてもすきになんてなれなくて。「すごいね」なんて褒めてもらうこともあっても、素直になんて受け取れなくて。なにもすごくなんてない。自分のことすごいなんて思ったことはない。

こうなってしまっては、いけないところに入り込んで戻れなくなってしまうのでやめるけれど、結局は自分で意識を変えないことにはどうしようもない。なにもないことに恐怖を感じるのなら、恐怖に勝てるくらいのなにかを見つければいい。生きていると「なにもない」ってことはないと思う。ただ、わたしがわたしを許せないだけなのかもしれない。

「やりたい」よりも「やらなきゃいけない」の気持ちを優先してしまっているけれど、なにもなくて無になってしまう日もたのしめるようなことを見つけていけたらいいと思う。でもやっぱりいちばんは、しっかりと「やった〜〜〜！！！今日はサボる日！！！」ってお休みできるようになりたいな。

って思っていてもきっと次の本業が休みの日も忙しなく過ごしていると思うから、もうこれは性格だと諦めて満足するまでこの生活を続けていこうかなと思う。