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「依存」ではなく「今あるものを大切にする」という考え

前々回の記事で、あらゆるものに依存せず、自分の力で生きていきたい、というような事を述べた。

そこでまたふと思ったのだが、「依存」っていう言葉・考え方自体があんまり良くないのではないだろうか。

そもそも何で「依存」という状態が起きるのか。
それは、頼れるものが一つしかなかったり、その対象に過度に期待しすぎてしまうことで発生してしまうのかな、と思った。

例えばの話だけど、心を開ける人が恋人しかいないから、相手に依存してしまう。子どもに過度な期待をし過ぎてしまう教育ママとか。

だからやっぱり、他人に期待しすぎない事が人生を楽しくやっていくための処世術なのかなと思う。
前もどこかで似たような事を書いた気がするが、特に私は、基本的には人間関係に対してはドライではあるが、心を許したモノには尽くしてしまうタイプだと自己分析しているので思うので、意識して気をつけないとな。

人を全力で信頼することが出来ないというとは、悲しい事かもしれないけれど、そうやって予防線を張る事で自分の心の安寧が保たれるなら、それでもいいかなとも思う。

そもそも、永遠なんて存在しない。
諸行無常、盛者必衰。
家族もいつまで一緒に過ごせるのか分からない。友達だって、いつまで仲良く出来るか、してくれるか分からない。会社だっていつまで在るのかも分からない。noteだって明日にはサービスを終了してしまうのかもしれない。

私自身だって、いつまで生きれるのか分からないのだから。
私たちが生きているのはそういう刹那的な世界なんだ。
当たり前のように「また明日」っていうけれど、それを無事に迎えられる事って実はとても凄いことだったりする。
私たちの人生はそういう運命の連続で成り立っているのだ。

だから、「依存」という考え方をやめて「今あるものを大切にする」という考え方にシフトするのはどうだろうか。
森羅万象のモノ、コトはいつまであるか、一緒に居ることができるか分からない。だからこそ共にあってくれる今を大切にするという考え方だ。

未来のことなんて誰にも分からないのだから、今この瞬間を大事に積み重ねていく。

そういう生き方がしたいなあと、私は思う。


梨女(@xxnashimexx)


ありがとうございます。 ちょっといいご飯を食べたいと思います。