ニンジャスレイヤー222【レッキング・ボール】ライナーノーツ
おれだ。そういうわけで、ライナーノーツだ。
元ネタは上の記事の末尾に書いてある。偉大なるSF漫画『銃夢』の外伝の一編、「音速の指(ソニック・フィンガー)」だ。読むうちにこれはニンジャだなと思った。なぜ銃夢かって? 2/22は映画『アリータ:バトル・エンジェル』の公開日だ。これは業子力学的にも素晴らしい符号だろう。実際銃夢にもニンジャがちょくちょく出てくる。サイバーパンクには欠かせない。
◇This is not a Swan song◇
◇Swan dive (Yeah)◇
原作では、クズ鉄町にいたガリィが指弾使いのサイバネ野郎に襲撃され、決闘状を送ってカラテする。前座にハンターウォリアーが出てきて生態説明もしてるが、ここではガッと省いた。舞台をネオサイタマとし、ガリィの代わりにコトブキとマスラダを据えた。ソニックフィンガーは当然ニンジャとしたが、バトルスタイルがおれにフリックショット=サンを思い起こさせたので、ウチコワシの残党にオルグされたとした。深い意味はない。また原作のソニックフィンガーのヒサツ・ワザ「音速解体術」を再現するため、サツガイ接触者でオブリヴィオン=サンのジツを授かったとした。
そのまま原作をなぞるのもアレなので、ニンジャスレイヤーらしくはしてみた。正月仮面のアレで入賞したし、こういうのもいいだろう。これも入賞するかどうかわからんが、とにかく書きたかったので書いた。神秘的な符号にオラクルを感じたのだ。こういう二次創作の方がおれには書きやすい。
「レッキング・ボール」はジョジョ七部のウェカピポの鉄球のワザとしてゆうめいだが、もともとは「壊れゆく鉄球」というより「破壊する鉄球」だ。すなわちビル解体用の鉄球で、エーリアスが災難にも遭遇したやつだ。こっちをニンジャネームに持つやつもいるだろう。元ネタは音楽だ。
◇I came in like a wrecking ball◇
◇All I wanted was to break your walls◇
以上だ。余裕があれば、またなんか書くかも知れない。
【以上です】
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