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【つの版】#2022年振り返り 前編

 おれだ。今年も押し迫ってきたので、これをやる。note公式は特にタグを作っていないようだが、おれは毎年前後編に分け、おれがまとめた記事から選ぶやつと、おれが書いた記事から選ぶやつをやっている。後者は自薦になるが、おれが書いておれが読んでいるのだから文句があるか。

 では、やろう。「気がスキ」のアーカイブを遡って、えいやっと決める。今年は三週間に一度になったので少なめだが多めに選んだ。今年のうちにまだすごいのが見つかるかも知れないが気にするな。おれも気にしない。あとおれが勝手につけたサブタイトルと文章はもとのまま引用する。

◆癒◆

一発目。今年もヨロシサン

 ヨロシ・バイオサイバネティカCEO、キュアことヤイミ・コナギバ=サンと一緒にニンジャスレイヤーTRPGをするフリーゲームだ。おれもやってみて面白かったので、題材にしてリプレイも書いた。スマホでもできるようになり、行動次第でマルチエンディングになったようだ。やるといい。

しよう

◆鎌◆

二発目。鎌倉殿の13忍

 今年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が実際面白いのでとりあげる。おれは『真田丸』ぐらいしかまともに大河ドラマを見ていないし、鎌倉時代についても全然詳しくないが、例の三谷脚本によって笑わされたり唸らされたりでスルスルと飲み込めていく。Twitter上でも有識者が知識を披露しており拾っていくと繋がってきて知的好奇心が刺激される。ちょうど週刊少年ジャンプでは鎌倉幕府滅亡後、北条時行が主人公の『逃げ上手の若君』が連載1周年だ。ゴーストオブツシマは蒙古襲来だし、アニメ平家物語もやっているという。時はいまや空前の中世ブームなのだ。

実際エキサイティングな大河でした

◆赤黒◆

三発目。Wasshoi!ネオ神河

 ゴウランガ!世界的カードゲーム『マジック・ザ・ギャザリング(MTG)』のネオ神河次元に、公式からニンジャスレイヤー(と暗黒メガコーポ)がエントリーだ!まだカードになっていないが完全に公式のしわざなのでごあんしんください。でもMTGis何?という人も俺を含めてまだ多いので、この記事を読めば完全によくわかる。全ては……ニンジャなのだ。ザ・ヴァーティゴ=サンもまさにプレインズウォーカーなので、時々ネオ神河に現れたりするかも知れない。

神無き川ではない。ヴォイド…!

◆棒◆

四発目。モータル棍棒ット

 ウオーッ!もはや一ヶ月も前になるが、TLにやたら棍棒が流れて来たことがあり、なにやら「棍棒」をテーマとした展示会が開催されていたという。ヒトといえども原始の暴力衝動には逆らい難く、いい感じの棒を見れば手にとって振り回したくなり、何かをぶん殴りたくなるものだ。ましてやこんな大きな棍棒を、合法的に?こいつは素晴らしいぜ!ぜひまたやって欲しい。

サイクロプスの迷いが消えた!

◆軟◆

五発目。ぷにるカワイイヤッター!

 先月突然現れた電子コロコロコミック『ぷにるはかわいいスライム』の感想だ。小さなおともだちはどうか知らんが、Twitter上では大きなおともだちの琴線に触れて結構話題になっている。中学生男女の関係性、幼なじみの人外が女体になることへの戸惑い、人と人外のラブコメ、そしてカワイイ……様々な要素が渾然一体となりつつ、きちんと「コロコロコミック」としてまとめてくる。なかなかのマンガ・カラテを感じる。読むといいだろう。そういえばこの人はプリキュアと忍極についてもガッツリ語っていたな。

ぷにゃーっ

◆蒸◆

六発目。テルマエ・極道

 今週の『忍者と極道』の無料公開分が「サ道と極道」だったので、サウナに詳しいあの人が解説記事を書いていた。おれはサウナに詳しくないので助かる。和気あいあいとサウナや水風呂に浸かり、のびのびと寝そべり、麻薬ヤクをキメるようにととのうさまは、カタギもヤクザも変わらない。ドスやチャカや生首が飛び交っているが気にするな。確かにこれだけの施設となると、例の歌舞伎町地下カブチカにありそうだ。ととのった。

作者神もカラダニキヲツケテネ!

◆爆◆

七発目。べらぼうな ゆめはあるか

 先週からタイムラインを騒がせている謎の巨人、タローマンである。岡本太郎イズムがばくはつしており、接種するとニューロンがじゅわっと焼けてすごい。創作趣味をかじった人間には耳の痛いこともあるが、命がけで真剣にやれば芸術がばくはつし、奇獣もタローマン2号も爆発四散する。そう、あなたも再放送とかで昔観たことがあるでしょう? Tシャツもある。

マイナスにとびこめ

◆印◆

八発目。RRR

 あのラージャマウリ監督のインド映画『RRR』に関係する、インド近現代史やインド神話についての記事だ。読まなくてもRRRを浴びればわかるが、読めば解像度があがるだろう。実際バーフバリのように神話をベースとして凄まじい灼熱のカラテが吹き荒れており、やはりこれは神話なのだ。浴びにいって健康になれ。逆噴射先生もそのうち記事をあげるかもしれない。

あげられました

 以上だ。コンテンツ紹介記事ばかりだが、あれもこれも今年だったのだなあ。後編はおれのやつを選ぶ。

【続く】

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