『サ道と極道』副読本
こんにちは。
月曜昼(ゲツヒル)をにぎわす『忍者と極道』。今回はサウナを扱った番外編ということで、サウナに詳しくない方に向けて、知っていると楽しめる情報をおとどけします。
(画像は全て下記より引用)
ライオンマスクからのお知らせ
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いきなり、『漫画家 近藤信輔』と作者神(サクガミ)が登場。作者の近藤先生はサウナ好きを公言しており、以前も黄金湯や草加健康センターに行ったツイートなどをされていました。(いいところだよね)
これは池袋のかるまるだな。
あと、極道アリーナのある錦糸町もサウナのメッカ。極道さんもニューウィングあたりでととのってからやってるのかもね。
サウナで生み出された『忍者と極道』で読者が楽しみ、また先生がサウナに行ける。好循環ですね。
ところで、いきなり奇怪な刺青をした極道がサウナに入っているシーンです。銭湯やサウナは刺青NGなイメージがあるとおもいますが、実は刺青OKのサウナは都内にけっこうあります。特に下町とか、銭湯に付属しているサウナには、上半身の正面以外全部刺青みたいなおじいちゃんとかもいて、びっくりします。
もちろんNGなところも多いので、気を付けよう。
・いや、サウナ室どんだけ広いのよ。
サウナ室は広ければ広いほどいいですが、こんだけ胡乱なメンツが横並びしても大丈夫なサウナ室は珍しいです。特に都内だと、これだけの広さはなかなか確保できない。
加えて、殺島のあんちゃんが寝転がれるほどの幅が椅子の段にあるのも珍しい。だいたい人がギリギリ座れるぐらいの幅しかないので、寝転がったりあぐらがかけるだけの幅があるのは良いサウナですね。都内だと西荻窪のルーフトップサウナが、幅がある。
・番長が眼鏡をかけています
サウナに入るときは外すのが一般的ですね。金属やレンズが熱で変形(オシャカ)になるので。なのでサウナの入口には眼鏡おきがあります。
もし視界が不安なら、プラスチック製の老眼鏡みたいなやつをかけていくといいです。番長のなので特製のやつかもしれんけど。
・ヴィヒタがつるしてありますね
ヴィヒタとは白樺の葉っぱを乾燥させたやつで、湿度に反応していい香りがします。
・オートロウリュ!
サウナストーブの石に水をかけて蒸発させる行為をロウリュといいます。15分のサイクルはちょうどサウナサイクルやっているときに遭遇できる確率が高くてグッドです。
描いてあるような、上からスプレーするタイプのオートロウリュ装置は、最近だと渋谷の改良湯(男湯)とかで見ますね。他には単に水が落ちてくるだけのタイプとかもあります。
実は「どうやって石に水をかけるか」によって発生する蒸気の感じが変わってくるんですよね。スプレー型だと均等に石にかけることができて、均一に室内に蒸気が供されて◎です。水をストーブの同じところにドボっとかけたりすると、蒸気に塊感があってムラになったり、逆に石の温度が低いとうまく最後まで蒸発しきらなかったりします。
・いや、水風呂広すぎでしょ
3mの穴富さんが肩までつかれる水風呂、ほぼ存在しません。すごいなあ。深い水風呂は最近よくあるんですが、広い水風呂はあんまりありません。
たまに古い施設だとプールという形式で広い存在します。(中野のクアパレスとか、祖師谷の祖師谷温泉21とか)穴富さんもそういうとこ行くといいかもですね。
温度が15℃、地下天然水というのも素晴らしいポイント。水風呂は温度と水質が大事。僕は16℃のほうが好きですが……。
・サウナローテがリアリティある。
8分・9分・10分と回数ごとにサウナ時間が増えていくのは、体が刺激や体温変化に慣れてくるためです。
作者神は水風呂の時間も長くしていますが、僕の場合は、感覚的に水風呂は2回目以降のほうが、体内にたまった熱が放出されやすくなって早く冷える印象があります。
・デッキチェアがあるのもいい感じですね
欲を言えば外で外気浴がしたいところですが……場所の確保の観点からみても、もしかしたらこの施設は「歌舞伎町地下(カブチカ)」にあるのかもしれません。
ちょっとしたチェックポイントとしては、浴室内に張り紙や注意書きがほとんどないように見えて、いいですね。文字がたくさん描いてあると雰囲気も壊れるし。
ちなみに、実際に歌舞伎町の地下にはSOLASPA歌舞伎町というサウナがあります。
「ととのったー」のとこは『サ道』リスペクトですね。なんか生首も飛んでますが……気のせいでしょう。
というわけで、
広すぎるサウナ室
広すぎる水風呂(水質も◎)
歌舞伎町でアクセスも抜群
という素晴らしいサウナでした。
なんで空いてるんだろうなァ……。
近藤先生はたくさんサウナにいかれているようなので、ぜひサウナの話をもっと聞きたいところです。
(おわり)
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