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◆気がついたらスキをつけていた記事まとめ157◆

 おれだ。溜まったのでやる。なんかニンジャの記事ばかりになったが気にするな。今週と来週は『忍者と極道』が作者神の心身の健康のため休載となったが、この間に読み返すと新たな発見があって良いかもだ。優れた作品は再読性にも優れ、いつどのように読み返しても良い。新たな情報は新たな視点を与え、すでに読み終えた部分の解像度を高めてくれる。他者の感想もまた、新たな視点を与えてくれて喜ばしい。どんどん感想行為しよう。

 前回はここだ。

◆奇◆

一発目(二連発)。ジョジョの奇妙な友情

 前回も取り上げたが、ドラマ岸辺露伴からジョジョに入り、第四部の感想を叫んでいた人だ。遡って第一部と第二部のアニメを視聴したら大変なことになったという。原作が連載されていたのが80年代だからもう30年以上前、第一部と第二部のアニメが放映されて10年も経つが、令和になっても意外とジョジョに触れていない人は多い。その初見感想が聞けるなんて!スカッとするぜーッ!ひきつりにごった叫び声をきかしてみせてくれJOJOォ~~!今は第三部を視聴中だそうだが、やはり面白い。原作コミックもぜひどーぞ。

◆鎌◆

二発目。鎌倉殿の13忍

 今年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が実際面白いのでとりあげる。おれは『真田丸』ぐらいしかまともに大河ドラマを見ていないし、鎌倉時代についても全然詳しくないが、例の三谷脚本によって笑わされたり唸らされたりでスルスルと飲み込めていく。Twitter上でも有識者が知識を披露しており拾っていくと繋がってきて知的好奇心が刺激される。ちょうど週刊少年ジャンプでは鎌倉幕府滅亡後、北条時行が主人公の『逃げ上手の若君』が連載1周年だ。ゴーストオブツシマは蒙古襲来だし、アニメ平家物語もやっているという。時はいまや空前の中世ブームなのだ。

◆埼◆

三発目。碧奇魂サキミタマ

 ここからはニンジャスレイヤーばかりだが気にするな。物語の主な舞台であるネオサイタマは埼玉県が東京を含む関東一円を吸収合併したという設定だが、現実世界の埼玉もそれなりの歴史があり面白い。サイタマとは本来はサキミタマ、幸運をもたらす霊魂のことで、コトダマとも通じて興味深い。そういえばもともと東京と埼玉は武蔵国として一続きだったのだから、合併してもおかしくはないのか。原作小説は武田信玄が徳川エドワード家康に仕えていたりと現実世界の歴史とはだいぶ異なるが、忍殺TRPGとかでいろいろこすってみてもよろしかろう。

◆893◆

四発目。ニンジャで極道

 昨年5月の忍殺TRPG公式ソロアドのリプレイ小説だ。最近やらないが公式も忙しいのだろう。おれの次元ではデモゴルゴン=サンが誕生したが、この次元では下っ端ヤクザが工場労働者を経てニンジャとなり、トラッフルホッグ=サンの下でビズに励むこととなった。どこへ行っても誰かの下ではあるものの、ニンジャとなれば伸びしろはあり、いずれはのし上がれるだろう。息苦しいアトモスフィアがすごい。

◆BUZZ◆

五発目。ニンジャバズッター

 昨年バズったニンジャスレイヤー公式のツイートをまとめた記事だ。本編も結構グングンしているが、本編外の胡乱なツイートもかなりすごい。拠点がnoteに移ったとはいえ、やはり主戦場はなおTwitterであり、そのバズパワーは底知れない。RTするとほんやくアジトに電子スシがPOPするし、トレンドエナジーが貯まるとザ・ヴァーティゴ=サンも喜ぶ。みんなもしよう。

◆犬◆

六発目。そのニンジャは国家権力の犬です。

 アマクダリ・アクシスの精鋭、ブラッドチェイサー=サンへのラブコールだ。イヌ・ニンジャクランのソウル憑依者であり、汚いスースクを押し付けられた苦労人であり、己の状況判断をアルゴスというシステムに委ねた者であり、がらんどうの空ッぽであり、しかし……かっこいい手練れであった。彼には彼の生き様と物語があり、討ち取られて否定されても、彼は自らのあり方を最期まで否定しなかったのだ。アマクダリとはそういう奴らでもあった。そういやこいつの部下たちは「バトルグラウンド・サツ・バツ」に参戦させられているが、どうあがいてくれるだろうか。

◆勇◆

 今は以上だ。また溜まったらやる。

【以上です】

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