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『じゃ、また世界のどこかで。』がおもしろい


どんな本なのか

これは1人のフォトグラファーが世界中を1年半かけて旅して、
出会った人たちの笑顔を撮ってはチェキを現地の人に配りまくる

そんな、非日常が基本的に話口調で綴られている。


いや、これがすげーおもしろいのなんの!


読んだらわかるけど彼の身に起こった数々の困難が多すぎ。
まぁ1年半も旅してたら困難に直面するよね。

そして、それ以上に彼と出会う世界中の人々。
その世界中で出会った人々の笑顔の写真と一緒に
この本は進んでいく


著者:近藤大真 さん がマジですごい

この人は何より本当に生き抜く力がすごい!


いや、だって旅先でお金がなくなって路上で写真売るんだよ!?!?


多分多くの人はお金が底を尽きる前に
飛行機の手配して帰国するんだと思う。


自分がもし特別その国の言葉話せなかったら
生活はできるかもしれんけど
お金を稼ぐのは難しいって思っちゃうもんな〜

でも彼は帰国ではなく
「路上で写真売ってお金稼ごう!!」
っていうマインドがめっちゃ尊敬する!

そして、会う人会う人に笑顔で話しかけにくところがすごい!!

自分も今は台湾で生活して、ある程度中国語も話せるようになったけど
ぱっと見ず知らずの人に話しかけれるかと言われれば、、、、、

いや、できなくはないけど、難しいかも。。。

まして、現地の言葉がわからない状態だったら
サービスセンター的なところに行ったりするかな。

どんどんいろんな人に話しかけました!みたいな描写はないけど
絶対話しかけに行ってると思うんだよな。。。

そんな外交的な彼の性格には尊敬しかない。


わたし的好きなところ

個人的に欧州編とアフリカ縦断編が特にお気に入り

欧州編に関してはヨーロッパに憧れの部分もあるんだけど、
撮れる景色が本当に綺麗だし、
なんと欧州編の一部で作者の彼女が1ヶ月間彼に会いに来る!!

そして、彼女と一緒に旅をするんだけど、、、

いや、なんだ、その展開は!!!!!
ってなったよね。

本なのに、彼の気分がウキウキしてる様子が読み取れるのも好きポイント


アフリカ編に関しては、一言で言えばめっちゃ過酷そう
でも、そんな旅をしてみたいと思ってしまうような旅。

だって一人でアフリカの民族とか会いに行けます??(藁

自分だったらガイドを手配するか
ツアー的なやつに参加しちゃう。。。

また、彼と出会う民族の方々もいい人ばっかなんだよね〜!!


最後に

コロナ禍で最近まで全然海外に行けなくて、
「海外行きたーーーい!!!」
ってなって読んだのがこの本。

正直めっちゃよかった。
写真は綺麗だし、話口調で読みやすい!

本に載っている写真と一緒に
私の好きなポイントとかめっちゃ解説したい!!

けど、こればかりはぜひ本を買って写真と一緒に読んでほしい。
電子書籍もあるからおすすめである。

ということで、しゃんたいでした。



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