体脂肪を知る(その2)
「体脂肪のつきやすい場所は決まっている⁉」
体脂肪のつきやすい場所とその理由
体脂肪がつきやすい部分には、お腹周り、二の腕、お尻、太ももがあります。これらの部分は日常生活であまり動かさない柔らかい部分に該当します。たとえば、デスクワークをしている時、お腹やお尻はほとんど動かすことがなく、脂肪が溜まりやすくなります。逆に、体脂肪がつきにくい部分には、ひじ、膝、手首、足首が挙げられます。これらの部位は皮膚が固く、日常的に多くの動きを伴うため、脂肪が蓄積しにくいのです。
皮下脂肪と内臓脂肪
体脂肪には大きく分けて「皮下脂肪」と「内臓脂肪」があります。皮下脂肪は肌の下に直接触れる脂肪で、つきにくく落ちにくい特徴があります。一方、内臓脂肪は内臓周囲に蓄積する脂肪で、つきやすく落ちやすい性質を持っています。内臓脂肪は活性度が高く、エネルギーの貯蔵と放出を頻繁に行います。これは、急な運動やストレス時に迅速にエネルギーを供給するためのメカニズムです。
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