お前はバカでノロマで、僕もバカでノロマで、あいつもバカでノロマ
共通の人間性の理解
人間は相互関連的な性質を持っており、
すべからく不完全な存在である。
これが「共通の人間性の理解」である。
歌詞に共感したり、ドラマや映画で泣くのはこの性質が作用しているから。
失敗しない人間はこの世に存在しない
もしあなたが「何故こんな簡単なこともできないんだ」と怒られたなら、
きっとその上司も同じことで怒られている。
もしあなたが「もっと勉強しなさい。いい大学に行けないわよ。」と怒られたなら、きっとお母さんも同じことを言われている。
あなたが犯したミスは、これまで他の誰もが犯したミス。
これさえ理解することができれば、この世界から孤立することは
なくなるのである。
しかし・・・
失敗をして恥をかいてしまった時、自分に不十分さを感じたとき
人は「なんで自分だけ…」という感覚に陥ってしまう。
「完璧な人なんていない」「みんな同じミスをしているから大丈夫」
普段は理解しているはずなのに、いざその時になるとスッポリ抜け落ちてしまうのだ。
人類はバカでノロマ
簡単なことすらできないあなたはバカでノロマだ。
そしてこれを書いている私もバカでノロマ。
暑いのに扇風機を当てているあいつもバカでノロマだし、
汗だくになって働いているあいつもバカでノロマ。
私たちは「バカでノロマなコミュニティ」の一員にすぎないのだから
何をミスしようが、恥をかこうが構わないじゃないか。
笑ってるあいつだって、家に帰ったら嫁の尻に敷かれている恥ずかしいやつなのだから。
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