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PIG ピッグ

渇きと偽り観た後、スタバで少し休憩。
幸運にもコーヒー&クリームラテがあって迷わず注文。もちろんホットのトールサイズ、クリーム多めで。スタバには月に1度行くかどうかだけど、これが販売されている期間は毎日行っちゃう。予告なしに販売開始され、次の新作が始まるとメニューから消えてしまい幻のラテとも言われている。上に乗っているコーヒークリームが大好きで、手に取ったらなるべく早く蓋を外して一目散にクリームをズゾゾゾゾと全て飲む。クリームがラテに溶けてしまう前に吸い切る。ノーマルなクリームは嫌いじゃないけど美味しさをあまり感じないので無しにすることが多い。でもこのコーヒークリームは格別。本当に美味しい。『エクストラホイップ』のさらに上はないのか今度聞いてみようと思っているところ。ちなみに、下のラテも美味しい。結構甘いが、クリームが無くなった寂しさを紛らわせてくれるくらい美味しい。このメニューがない時は、『スターバックスラテ』に『バニラシロップ』を追加するとほぼ同じ味が再現できるから時々そうして飲んでいる(+55円かかる)。明日も飲もう思ってサイトをチェックしてみると、新作がもう明日から発売…残念。PIG観た後また飲もうかと考えたけど、それはやめた。

で、PIGの感想。めちゃくちゃ良かった。
なんて事ないオープニングシーンから私は凄く多幸感を感じた。タイトルが出たところでもう好き!!って思ったし、素敵な作品に違いないと確信した。

豚とニコラス・ケイジ演じるロブのシーンは短いながらも2人の絆や愛があることが感じとれてとてもあたたかな気持ちになった。なにより豚が本当に可愛い。もっとあの愛くるしい姿を見ていたかったのに早い段階で盗まれてしまうもんだから私も本気で返せ!!と思った。

ロブは自分の事を全く語らない。行動や会話から人物像を想像させる演出が巧みで、より理解が深まり彼に寄り添いたくなった。
アレックス・ウルフ演じるアミールも、序盤と終盤で全く印象が違う。ロブの人となりに触れて彼自身が変わっていく姿にも胸を打たれた。

他にも、3つの章に分かれていたり、その章題が料理名なのもユニークで良かったし(これは立派なグルメ映画だと言ってる人もいた)、笑わせる演出やセリフのセンスも絶妙だったり、いちいちツボだった。

ポスターに『リベンジスリラー』とあるけど観てみると全然違った。前に付いてる『慟哭の』を意識するとあながち間違いではないとも思うけど、本作はロードムービーであり、グルメ映画であり、ヒューマンドラマだった。とても好き。

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