見出し画像

フレッシュ

私の大好きが詰まった映画だった。
先の読める単純なストーリーながら、絶妙な音楽のチョイス、クセのあるカメラワークや構図などがとてもユニークで飽きずに最後まで楽しませてくれる。タイトルの出方やタイミングも最高にワクワクした。
グロさは物足りないけど、そこは『あえて』なのかマネキンのような手作り感満載のチープさがある。後々考えると、この作品にリアルさは必要ないなと思った。

そして主役の2人が本当に良かった。
まずノア役のデイジー・エドガー=ジョーンズ。今度観に行く予定の『ザリガニの鳴くところ』の主演女優さんだった。とても華奢で守ってあげたくなるような可愛らしさ。本作は口元のアップがよく映るが、ちゃんと自分の歯だし歯茎もパーフェクトな所も素敵(職業柄、どうしても注視しちゃう)。
そして、ドラマ『パム&トミー』観て大好きになったスティーブ役のセバスチャン・スタン。また更に大好きになってしまった。本作では様々な彼が観れるけど、やっぱり本性表してからの彼がたまらない。あぁいった少し頭のネジ外れた人間の役が上手すぎる。そんな彼がウィンターソルジャーみたいな役もこなすんだからそりゃ惚れる。彼がこの役を射止める為に監督ミミ・ケーブに送った動画がまた最高で何度も観てる(動画を送った時には既に彼の出演は決まっていたそう笑)。コミコン来たら絶対一緒に写真撮るって決めた!笑

セバスチャン・スタン贔屓なしにしても本作はブラックユーモアたっぷりでポップで大好きなサイコスリラー作品。今2回目観ているところ。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?