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EO会長1年間で学んだこと(オープン社内報)

2021年7月~2022年6月の
1年間を通して実践してきた
「第7期EO North Japan会長の経験」
その最後のイベントが、
合宿形式で2022年6月18日~19日に、
東松島で開催されました。
1年間の振り返りなので、
全部書くとスゴイ量になるので、
絞って気づきを執筆したいと思います。

はじめに


私の話の中でよく登場するEO 
Entrepreneurs' Organization(起業家機構)とは、
1987年に設立された、
年商1億円を越える会社の
若手起業家の世界的ネットワークで、
現在61か国200を超える支部にて構成されています。
日本にも13支部が存在しており、
私はその東北支部(EO North Japan)の
第7期会長として1年間活動してきました。
EOの目的は、
「起業家が潜在能力を最大限に発揮するのを支援する」
顕在化されない潜在的領域を拡張していく。
これを支援する団体なのです。
大前提は志を持つ「人」であり、
4つの価値観にあてはまる人がメンバーとなれます。

Trust and Respect信頼と敬意
Thirst for Learning学びへの渇望
Think Big, Be Bold大きく考え、大胆に
Together we grow共に成長

さらに前期に
チャプタービジョンである
「真善美」を掲げ
人としての正しさの追求、
正しさの共通項の大きさの追求、
そしてワクワクの追求。
それによって東北ならではの
潜在能力の最大化スタイルを
築いていこうと歩を進めていました。

前置き長くなりましたが、
私は60人の起業家・経営者が集まる
この団体支部の会長を務めてきたわけです。
そして期初は、
「ポンコツ」そのものでした。
事業も精神的面も共に参っていた時期でした。
とてもそのような大役が務まるわけがない。
そんな不安と共にスタートしたのです。
そして沢山の経験から、
ポンコツから復活を遂げ、
自分に自信を取り戻し、
さらに進化できた「今」を感じております。

「Just Accelerate アクセル全開 」

これが私が掲げた今期のテーマです。
テーマ設定した当時を思い出すと、
コロナで鬱々とした世の中、
私自身の精神状態も不安定でした。
世の中もそうだけど、
私自身も合わせて投影しておりました。
そこからなんとしても脱却したい。
迷いから脱却するためには、
スピード感が大事なのではないか。
単純にそういう意図でテーマ設定をしました。
とにかく沢山の活動をしました。
理事会は過去最多の17名で組成し、
活動の総量を圧倒的に増やしました。

第7期の活動ハイライト一覧

これを見てもEOメンバー以外は
わからないと思いますが、
おそらく活動の総量を感覚値でいうと、
過去の1.5倍くらいの総量だったかと思います。
理事会・委員会メンバーには本当にささえていただきました。
感謝しかありません。

総量が増えれば何が増えるでしょうか?
ご想像のとおり
課題・軋轢・対立みたいな感じですね。
多分私は過去一それを経験した会長かもしれません。
スピード・総量を意識しすぎるばかりに、
同じくらいのブレーキもかけてきました。
振り返れば自分の経営スタイルもそうだなと。
ただ、会社と異なるのは、
EOが完全に
自律分散型でありフラットな組織であるということです。
トップダウンがきかない組織のため、
ブレーキをかけなければ組織は崩壊するのです。
私に「ブレーキ」という武器を手にしました。
このことは今後の経営キャリアにも活かされると思います。
そんなことがありましたが、
アクセル全開は最高のテーマでした。
自分自身に気づきを与えてくれたのは、
自分自身の心情をベースとしたこのテーマでした。
今後もアクセル全開!
そして必要に応じてブレーキ!
これを意識して頑張りたいと思います。

リーダーシップの路

これから本当のリーダーになれるんだろうな。
と感じたのが1年を終えた「今」でした。

前述のとおり総量に応じて沢山の問題が発生しました。
一つ一つ、探り探り、課題解決をしてきました。

自分自身ではやりきれなかったですし、
周りの先輩経営者の仲間が教えてくれました。
組織運営をする上で大きな問題に直面した時。
どのように解決していけばよいのか
このスキルを手に入れることができました。

多分、もう1年の任期があれば、
もっと良くなりもっと安定すると思います。
これは実はEOの秀逸な設計であり
リーダー育成プログラムなんですよね。
このプロセスをあえて経験させてくれない。
もっとやれた。もっと良くなる。
ここで寸止めされるのですwww
それは、次のステージで存分に活かしていきたいと思います。
私は次期は、日本を含む、中国、台湾、香港、韓国で
組成される北アジアの理事会に所属することになりました。
今度はグローバルレベルでの
組織運営でもっともっと学んでいきたいと思います。
そして、この1年間の経験は、
会社に還元して、
社会にめちゃくちゃインパクトを出して
恐ろしいほど貢献することを
ここにコミットいたします。
この機会を与えていただき本当にありがとうございました。

はっきりしたビジョン

一番印象的だったことを記載します。
私が任期中に、
全国EOメンバーが集まるイベントを開催しました。
東日本大震災から発災10年を迎え、
そのメモリアルイベントを行ったのです。
それがやっぱり心に一番残っています。
EOの仲間達や外部ゲストスピーカーより、
沢山の人生をシェアいただきました。

鈴木盛登(第4期EONJ会長)

EOメンバーの熱い熱い魂のプレゼンテーション。
ずっと泣きっぱなしでした。
全員に共通していたのは
「はっきりしたビジョン」です。

イベント時撮影した集合写真

私自身も3.11当時に地元出張中に被災し、
それを契機に東北を意識するようになり、
地元へUターン起業をした起業家です。
自分自身に「覚悟」があったから起業をし、
「ご縁」と「運」である程度の事業成長はとげるものの、
何かが足りないなと感じていました。
打ち止め感を感じ、
危機感を感じていた時でした。
そんなタイムリーな時に、
このイベントの熱き勇者たちの想いに触れました。
覚悟という器はあっても、
それを動かす中身も必要。
それが「はっきりしたビジョン」でした。

人生を通して学んで、
今、何をやればよいのか?
それをしっかりと明確にすること。
これが重要であるということ。

自分自身のビジョンを明確にし、
命を燃やしていく。
これが私たち起業家・経営者の
使命なのだということを教えていただきました。
シンプルだけど、それしかないです。
改めまして、
実行委委員の皆さん。登壇者の皆さん。
本当にありがとうございました。

人に感謝

EOの最大のコンテンツは「人」であるということ。
私がポンコツ状態でスタートしました。
沢山の葛藤を抱えて行動してきました。
EOでの活動の失敗というよりも、
普段の生活(仕事・個人)の中では、
ブラックホールに迷い込んでしまったかのような状態でした。
そんな状態であっても、
そこで出会う「人」に
本当に助けれらました。
EOでは自分の5%を開示し、
その5%を聞いた人の経験シェアをもらう。
これが共通フレームワークとなっております。
これがあるから心理的安全性が保たれ、
なんでも相談できる空気があったりします。
会長という役職を仰せつかり、
チャプターの活動は総量多くスピード感早く、
そして全国EOの活動でも沢山の出会いがありました。

・EOフォーラムメイト
・先輩経営者のメンター
・EONJ理事会
・EONJすべての仲間
・EO同期会長会
・EO全国で知り合った全ての仲間達
・IBやアクセラメンバー
・その他大勢

数えたらきりがありません。
この出会いの中で、さらに出会いが生まれ、
気づきと変わり、
自分自身がポンコツから脱却できました。
「人」
これはEOに限らず一番大事なことです。
「人」
として生まれたからには、
「人」
に愛され、その愛された分
「人」
を愛さなければならない。

WIN-WINであれ。

そんなことを教えてもらいました。
元々当たり前と思っていたことだけど、
より一層。その事を深く理解できました。

チャプターリトリートには、
旅太鼓の皆も駆けつけてくれました。
EOの活動で私が成長することができるのも、
全て社員のおかげだと思っています。
この場を借りて、改めて御礼申し上げます。
この仲間達を幸せにするため、
本当に頑張りたいと思ってます。

おかげさまで、
全ての「人」に感謝を表現することができる
「人」になることができました。

おわりに

まだまだ沢山の気づきはあるのですが、
大枠の部分だけシェアさせてもらいました。
EOの1年間。
経験させていただき、
本当にありがとうございました。
社員/EOメンバー/私の大切な全ての人々に感謝。
そして、
東松島Kibochaのキャンプファイヤーは熱かった。


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