「コロナ時代の学生はより主体的に動かなければいけない」 神戸ソーシャルキャンパス運営者の大福聡平さん
新型コロナウイルスの流行で、様々なところで深刻な影響が出ています(参考)。もちろん学生たちも例外ではありません。
そこで今、僕たち学生がやるべきこと、学生にとって変化することを色々な人に聞いていこうという企画を始めました。
今回インタビューさせていただいたのは、大学生向けフリースペース「神戸ソーシャルキャンパス」運営者の大福聡平さんです。
学生のボランティア活動や、留学活動のサポートをしている大福さんは、僕らとは違う視点でこの状況を見ていました。
これからの学生生活はどう変わっていくのか、ボランティア活動や留学の現在の状況、さらに、これから学生はどう過ごしていくべきなのかを、インタビューさせていただいたので、その様子をお伝えしていきます!
1.学生向けフリースペースとは
・大福さんが「学生向けフリースペース」を始めた理由は?
僕は大学を卒業後、とあるNPO法人に就職しました。そこで活動し始めてから3年経った頃、学生が気軽に集える場所を作るプロジェクトが開始されたんです。
多くの学生が利用するフリースペースで、ボランティアや留学の紹介もできる場所を作ろうと言う事でスタートしたんですよ。
そこで当時一番若い僕が代表としてやってみることになリました。僕もかなり乗り気だったので、プロジェクトはサクサク進み、神戸ソーシャルキャンパスというフリースペースをオープンしました。ソーシャルキャンパスは今年で3年目を迎えていて、地域の大学生を中心に色んな人に利用してもらっています。
2.コロナ禍が学生に与えた悪影響とチャンス
・一連のコロナ騒動で、困ったことはありますか?
そもそもソーシャルキャンパスは、学生たちが「対面」で活動できる場所なので、それが軒並みできなくなってしまったのは、かなり痛かったですね。
2月頃の留学やボランティア活動も全て中止になってしまいました。学生の間にアクティブに活動できる機会はそう多くはないので、かなり落ち込んでいる学生もたくさんいましたね。
・逆に発見などはありましたか?
発見というか、少し良いこともありましたね。
オンライン上でソーシャルキャンパスのことを紹介していると、全国の学生から色々な反応をもらいました。
活動自粛で家から出られなくなってしまったために、多分そういう活動に興味を持った人たちが増えてきたんでしょう。
どのような活動をしているのか少し話が聞きたいと言うことで、全国の学生たちと面談しました。
オンラインで全国どこでも繋がれるために、このような地域を超えた交流が可能になったんですね。
本インタビューもオンラインで実施。対面じゃなくてもできることはあるのだと実感しました<ライティングチーム>
3.これからの学生は、どう行動すべきか
・これから学生たちは何をしていけば良いですか?
コロナウイルスが流行したせいで、今まで普通にできていたことが、全くできなくなりました。
高校や大学も閉館してしまい、普通に授業を受けることすらも、ままならない状況になってしまいましたよね。
しかし、逆に言うと、主体的な学生にとっては自分の時間が増えたと言うことじゃないですか。
自分たちがやりたかったこと、やるべきことに使える時間ができました。熱心な学生は、すでにオンライン上でコミュニティを作って活動していたりもします。ソーシャルキャンパスでも、何かそんな感じの活動ができないかと挑戦しています。
オンライントークイベントなど、自粛期間もできることを模索していたという。
とにかく、これからは受け身で生活していくのではなく、自分から動いて情報を集めていかなければいけません。
ソーシャルキャンパスに来ている学生さんは、実はもうその一歩を踏み出せています。この時期をバネに建設的な学生生活を送りましょう。
4.まとめ これからの学生として
以上、ソーシャルキャンパス運営者大福さんのインタビューでした。コロナ禍により“対面”での活動が縮小する一方オンラインで新しいことを始めるチャンスとのこと。そしてコロナによってもたらされる最大の課題は「主体的でない学生にどうアプローチするか」ということでした。
インタビューを通じて改めて主体性の重要性を実感しました。学生にとっても何をすべきか判断が難しい世の中ですが、「主体性」をもってコロナ禍を生きぬいていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
ライティングチーム
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