コピーライティングはスパイスである
こんにちは、にょびたです。
6月末になって、大阪は気温は30度ぐらいでそれ程でもないですが、湿度が上がってきたので、日光の当たるところを歩いていると体力が削られるぐらいに暑いです。
梅雨の真っ只中のはずですが、晴れの日は8月の真夏のように感じます。
外は暑くて、お店に入ると冷房で体が冷えるので、既に体がだるく夏前にして若干の夏バテを起こしています。
若い時は「夏」が待ち遠しく感じていましたが、歳と共に体がキツいですし、汗が全身から滝のように流れるので、夏は嫌です。
さて、
今回は「コピーライティングはスパイスである」と題して書いていこうと思います。
私はこの視点を持っていないと、いくらコピーライティングを学んだところで、残念ながら他人から全く相手にされない状態になる人が、ネット上ではかなり現れるのではないかと思っています。
そして、このことは実生活でも大切な事なのですが、それがネット上でも特にフォーカスされてくるとも考えています。
では、早速「コピーライティングはスパイスである」とは、どういうことなのか説明していくことにしましょう。
この記事を読めば、あなたはコピーライティング以前に、大切なことは何なのか、理解することができるでしょう。
以前の記事でも触れましたが、
時代の流れとしては、「『何が』から『誰が』」の時代に移行しつつあります。もし、以前の記事をご覧になったことのない方は、下記のリンクからどうぞ。
つまり、「何が」という商品やサービスの質ではなく、「誰が」の部分である人間に人々はフォーカスしているということです。
それは、現代の平和な日本において、高い質の商品やサービスはいくらでもあるわけで、そこではもう既に差別化できなくなっているからです。
例えば、あなたはパソコンが欲しいと思っていると仮定しましょう。
昔なら、近所の家電量販店や電気屋さんに行ったりして、店員さんに声をかけてオススメで手頃なパソコンを購入するといった感じだったと思います。
しかし、今ではそのようなアナログな方法よりもまずは、Amazonや楽天を始めとしてネットショッピングでパソコンについて検索をかけて、できるだけスペックが良くて、安くて、レビューの評判の良いパソコンを購入すると思います。
このことは、販売する側から見ると、日本だけでなく世界中のお店やメーカーが競合相手になるため、資本力のある企業が有利になります。そして、「何が」にフォーカスしている間は、全ての商品・サービスにおいてパソコンの例のようになってしまうのです。
そのため、「『何が』から『誰が』の時代へ」でも書きましたが、商品やサービスで売るのではなく、これからはYoutuberのように「誰が」販売しているのかといった視点で販売戦略を立てる必要があるのです。
すなわち、個人なら「その人物そのものの魅力」が必要ですし、企業なら「ブランドとしての魅力」が必要だということです。
そのように考えると、これからはコピーライティングも「何が」ではなく、「誰が」の部分にフォーカスしたものが必要ですし、そのようなコピーライティングを勉強するべきだと思います。
コピーライティングはスパイスである
先述の通り、これからは「誰が」の部分を他人に的確に伝えるコピーライティングが必要になってくるのですが、私はコピーライティングは料理で例えると、塩や胡椒などのスパイスだと思っています。
つまり、料理のメインは食材で、その食材の持っている旨味を引き立たせるのがスパイスです。
それと同じように、文章のメインは「書き手の人間性」で、コピーライティングは「書き手の人間性」を引き立たせるスパイスのようなものだと言っているのです。
ある料理人の言葉に「食材が美味ければ、どのように料理をしても美味くなるが、食材が不味ければ、何をしてもまずい料理になる。」と言っているのを何かで聞いたことがあります。
私は、コピーライティングにも同じことが言えると思います。
要するに、コピーライティングを使って文章中に描く人物が「どうしようもないクズ」だったら、どれだけコピーライティング力があっても、誰もその人の言うことを聞こうと思いませんし、ファンにもならないということです。
一見ブランディングなどで上手くいっている風に見せかけることはできるのですが、所詮それは嘘をついているので必ずバレます。
もし、完全に嘘がバレない方法があるのであれば、この世の中に詐欺師というものは存在しないはずです。
しかしながら、嘘が早くバレるのか、遅くバレるのかという多少の違いはありますが、必ずバレるので、詐欺師というのは、自分のことを知っている人がいない地域を転々と渡り歩くわけです。
話を戻しますと、
「誰が」にフォーカスしたコピーライティングというのは、文章を書いている人が「どのような人物か」ということを伝えるものなので、
文章を書いている「人物」が面白い人だったり、尊敬される人だったり、魅力的な人だったりすれば、コピーライティングというスパイスで、とても良い相乗効果が生まれます。
逆に、他人を見下したり、差別したり、自分だけが得をしたいと思っているような「人物」なら誰からも見向きもされません。
しかも、直接文章に書かなくても、その人の人間的に悪い部分というのは滲み出て伝わってしまうものです。
また、先ほど述べたように、嘘をついて一見良い人に見せかけても、そればバレた瞬間、読者の信用と信頼は地の底にまで落ちるので、嘘をつくのはリスクしかないのです。
結局のところ一番大切なのは・・・
以上のことから分かる通り、コピーライティングに先駆けて大切なのは、書き手の「人間的魅力」です。
コピーライティングはその人の「人間的魅力」を、読み手が混乱することなく、わかりやすい形で伝えるスキルなのです。
そのため、日頃から自分の持っている「価値観」や「倫理観」や「考え」などを自覚する必要があります。
そして、それと同時に、魅力ある自分になるための努力をし続けることも必要で、私はその努力とは「様々なことを経験する」ことだと思っています。
人間は9割以上、習慣で物事を判断していると言います。これは、人というのは、毎日の生活の中で新しい経験はほとんどしないで、同じ選択をし続けていることを意味しています。
すなわち、人間的魅力をアップさせるためには「意識的に」新しい選択をして、新しい経験を求めなければいけない、ということでもあります。
そのため、入ったことのないお店に入ってみたり、食べたことのない食材を食べてみたり、行ったことのない場所へ旅行したりして、新しい経験を自ら求める姿勢が必要なのです。
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