作家と言っても作っているものは「暇つぶしに読めるもの」
「暇つぶしに読めるものを作る」
エッセイ雑誌『Chocolate』にしろ、「項羽と劉邦」シリーズにしろ、そのほかの作品にしろ、どれも「暇つぶし」という考え方をとても大切にしています。
電子書籍にこだわっているのも「暇つぶし」のため。
今は暇つぶしにスマホやタブレットをいじっている人も多いのではないでしょうか?
私の作品はスマホやタブレットをいじりながら読まれる前提で作っています。
そして読了までにかかる時間も作品を作る上では大切にしています。
まさか「暇つぶしをしてたら一日が終わった」なんてことはないでしょう。
「暇つぶし」と言うからには数分から数十分、長くても一時間以内に収まる必要があります。
私は自分の作品が読者にとって「暇つぶしに読めるもの」であるために、短い時間で読み終わる、短い作品にするよう心がけています。
「項羽と劉邦」シリーズは15〜20分。
『Chocolate』は30〜40分。
特に『Chocolate』は数分で読める短いエッセイを集めたものなので、一気に読む必要はありません。
気が向いたときに暇つぶしとして数分間読む……なんて読み方もおすすめです。
(実際そうやって読んでいる人もいるみたいです)
あくまでも私の作品は「暇つぶし用」です。
「たっぷり時間をとって、がっつり楽しむ」というよりも、隙間時間にスマホをいじって暇つぶしに楽しんでもらえたら幸いです。
今月号のエッセイ雑誌『Chocolate』はこちらです。
30〜40分で読めるように意識して作っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?