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場所の制約がなくどこにでも住めるなら、「小さな島」をガチオシします。

皆さんこんばんわ、わふくストーリー編集部のジョンです。
今日は、Noteのハッシュタグ企画で「#どこでも住めるとしたら」での投稿となります。

本題に入る前に、お知らせです。

私が主催する小説制作のプロジェクト「わふくストーリー」の連載と書籍の発行のためのクラウドファンディングが近づいてきました。十分な制作・プロモーション活動を行っていきたいと考えております。ご支援の程よろしくお願い申し上げます。
NFTによるクラウドファンディングでして、価格は0.005 ETH(約1000円)で 供給数は400、2023年3月11日(土)の午前中に開始の予定です。

さて、場所の制約がなくどこにでも住める選択肢として「小さな島」をガチオシさせていただきたいと思います。

小さな島のイメージを少し具体的にしましょう。本州から接続される交通手段は船のみ。毎日1回の定期便が生活の物資を運んでいるかのような、小さな人口、数百人ぐらいの静かな島です。

僕はこのサイズのの島へ沢山訪れたことがあります。10年以上前に沖縄に住んでいたことがあり、休みが出来ると、フェリーポートへ独り向かいました。
沖縄本島からアクセスできる、南大東島、北大東島、阿嘉島、座間味島、久高島。
石垣島からアクセスする、竹富島、小浜島、波照間島、西表島、鳩間島、どれもとても思い出深い人口数百人規模の小さな島です。

間違いなく、島は不便です。行くだけで大変です。物資だって内地と同じように手に入るわけでもないし、インターネットの申し子、ECだって配送に時間がかかってしまって、まったりしてます。

でも、島には不思議な魅力があります。

宿や交通機関を調整するにも一苦労。行くのに時間がかかり、道中、頭の中に巡るワクワク感。これは、車で橋を通っていくのでは到底味わえない熟成された意味ある時間となります。普段乗らない原付きを借りて、潮風とともにフルスロットルで走り回ります。
そして、一日の遊びが終わると、旅人たちの間でも何かすぐに仲良くなっちゃえるような不思議な感覚。着くとその島にはびこる、何か、帰属意識のようなもの。

島には、海以外は特にありません。それどころか、流れる時間のスピード感は昔のインターネット以前の世界がまだ残されている。むかーしな感覚。僕はなんとか形容するに至れたようだ。

なぜそれほどまでに、島は訪れた方の心をゆさぶるのか?


これは、同じ田舎でも本州の山奥に行くのと大きく感じか違っているように思えてなりません。端的に言語化を試みると、「昔が残っている感じがする」のではないでしょうか。そして、海を隔てているからこその文化の蓄積を感じることが出来るのです。橋ができて内地とつながった瞬間に、生活はとても豊かになるでしょう。ですが、そこに残る文化が薄まっていくこは避けられません。

民宿に数日泊まり、やっと仲良くなれた宿の女将さんに別れを告げる。じゃなくて、自分もそこの一員になってみたかったな。場所の制約がなくどこにでも住めるとしたら、住んでみたいな。そう思うこと毎度。でも、島に住むことはこの10年で叶っていません。旅行で行くことはできた。では、場所の制約なく住んでみたときに、感じられる感覚を僕は求めてしまってならない。

時代はポストコロナ。リモートワークは当たり前、ネット回線さえ接続されていれば、どうにでもなるようなフリーランスになった僕を島に誘うかのように、「島」にかかわる仕事に僕は向き合っています。もしかしたら、明日にも瀬戸内海の離島に向けて新幹線に飛び乗っているかもしれない。


やゔぁ。島さーらにイキたくなってきたんっ


私が運営している、わふくストーリー編集部では、作家の水無月彩椰さんと、まさにこのような島を舞台とした小説の連載を準備しています。私は編集と携わっているわけですが、島の描写が含まれる原稿を読むたび、10年以上前に訪ねた島を思い出してなりません。

作家の水無月彩椰さんが2月に島に取材に行ってます。そうそう、これこれこれ。


#どこでも住めるとしたら

島へ住んでみたくはなくとも、行ってみたくなってきたんじゃないですか?

わふくストーリー編集部の作品にふれていただいて、皆様を島へ訪れてみたいと思っていただくようになったとき、僕と水無月さんの文筆活動は報われます。第1部、10話、約5万文字の原稿があがりました。もうすぐ、皆様に読んでいたけるのがとても楽しみです。

既に2話のみ公開しているのでぜひ、ご一読いただけると嬉しいです。島の描写も既に入っています。実は、海面上昇で島が浸水しちゃう近未来をライト文芸で描いているので、島民の皆様の暮らしを奪っているようで少し心苦しいのですが、でも、フィクションとして、最後には、切なく儚い島の生活をお見せできたら良いなと思っています。
活字が苦手な方には音声版もあります。

本日の投稿は、前日に収録したこちらの音声発信を更に深掘りした内容になります。こちらも聞いていただけるととても嬉しいです。

では、本日はテーマに沿って書いてみましたがたまには良いものですね。またやります。今日もよい一日をお過ごしくださいね。

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