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【DAOから生まれた本格小説を届けたい!】わふくジェネから始まった小説制作プロジェクトのクラウドファンディングへのご支援のお願い

私は、NFTプロジェクトである「わふくジェネ」のコミュニティで文芸コンテンツを作る活動をしています。この活動を「わふくストーリー」と呼んでいます。私は、ファウンダー 兼 編集担当の ジョン と申します。

この度、わふくジェネのキャラクターからインスパイアを受けた小説の連載と書籍の発行のプロジェクトを立ち上げまして、NFTを用いたクラウドファンディングのご支援をお願いしたく、文章をまとめさせていただきました。


プロジェクトを立ち上げたきっかけ

多くのNFTプロジェクトはイラストが起点にあり、その魅力で参加者が集まることができたコミュニティです。幼い時からアニメとコミックに慣れ親しんだ方が多く、コミュニティの熱量はとても高いです。イラストはブロックチェーンの利用形態の中で最も早く市場が立ち上がったと呼んでも良いでしょう。

そして、次、コミュニティの参加者が望むのは、自分がファンであるIPの商業品質のアニメとゲームであると考えます。そして、世界感やキャラクターのストーリーを深く感じることができる、「新鮮で感動するお話」ではないでしょうか。

残念ながら、多くのNFTプロジェクトは黎明期市場のスタートアップであるがゆえ、満足に資金を集めることができていません。品質の高いコンテンツ制作は労働集約的であり、桁違いの制作コストがかかってしまうことから、アニメとゲームを作れるNFTはプロジェクトはごく僅かなのです。

長年、私は制作会社に所属してストーリーコンテンツを制作する仕事をしてきました。NFTプロジェクトがイラストだけにとどまってしまうのがもったいない。コミュニティで活動する中で、そうした思いが高まってきたのです。

このギャップを埋めるために自分がコミュニティメンバーと一緒にできることは、「新鮮で感動するお話」を作り出すこと。これは、日本のNFTプロジェクトの灯を消さないことに繋がります。残念ながら、アニメやゲームを作ることは簡単ではないですが、本格的な小説でキャラクターを生き生きと描き出し、「新鮮で感動するお話」を提供することはできるはずなのです。

プロジェクトで実現したいこと

ブロックチェーンを中心とた革新的な技術や自律分散型組織でのアプローチにより、ストーリーコンテンツを制作し、新鮮な驚きと多くの感動を提供すること。これが、今作の小説の創作を通して実現したいことです。

NFTプロジェクトのコミュニティで本格的な小説を作ることは文芸観点からも大きなメリットがあります。

イラストやアニメと違って、小説は直感的に楽しむことができず、集中力を要することから入れる人を選んでしまいます。構造的にファンになるのが難しいからこそ、なかなか読者が増えない焦りを感じながら、作者さん自身でTwitterで活動するしかありません。そして、文芸はどうしても狭いファンコミュニティになりがちなのです。

これまで、Web2の仕組みを用いて文芸クリエイターへ利益還元できる文芸創作スキームが提案されてきたこともありました、しかしながら、文芸の世界にとどまっている取り組みでは、大勢を変えることができません。やはり文芸に親しむ方自体を広げていかなければなりません。

NFTと文芸がつながることことで、
・作者と読者と直接的な作品へのフィードバック
・読者から作者への直接的な収益・活動資金の提供
・文芸の制作過程のエンタメ化
・文芸コンテンツのNFTマーケットへの拡大
など、既存の出版の仕組みでできなかったことが可能となっていきます。NFTは文芸の制作・流通・市場をポジテティブに変えていく可能性があるのです。

皆様からのご支援を賜ることで、こうした世界を実現する第一歩として、小説の制作へ踏み出したいと考えています。

小説(プロジェクトSHIROHA)のご紹介

概要

タイトル:
【仮題】沈む群青、昇る白波

ジャンル:
ライト文芸
「ずっと面白い小説を読み続けたい大人たちへ」
ライトノベルを読み続けてきた世代が社会に出る年齢になってきた世代にも受け入れられる文芸を目指しています。

執筆規模:8~12万文字(文庫本一冊分)

提供形態:
連載(Web小説サイト)
音声版(NOTE、オーディオブックサイト※)
電子書籍※・紙書籍※
※有料コンテンツとしての展開を予定

モチーフ:
わふく、ブロックチェーン、スマートコントラクト、夏、島、廃村、地球温暖化

世界観

約20年後の小さな島が舞台となります。地球温暖化による海面上昇が迫り、廃村の危機にあります。

主な登場キャラクータ

内気な少年である主人公は祖父より、バーチャル・ヒューマノイド 白波の「マスター権限」をブロックチェーンの契約(スマートコントラクト)により譲渡されます。

ヒロインは未来のAIコンテンツである、和服を着た女の子です。

あらすじ

白波は寿命が迫っています。残された時間をマスターである夏月と過ごしていくのです。

そして、描かれる別れ。これは夏の哀愁とノスタルジー、そして”夏休みの過ごし方”を描いた、どこか懐かしくて物悲しい、狂おしくも儚い夏物語です。

公開中の作品リンク

第1話・第2話を公開いたしておりますので、ぜひ一読ください。

文章版

音声版

制作体制

ジョン(ファウンダー・編集担当)

9年間、制作会社でゲーム開発・コンテンツ制作に携わってきたゲームクリエイターです。主に新規開発のRPGタイトルに携わることが多く、職種は企画から入り、プロモーション、プロデュースを担当してきました。多くのゲームシナリオのディレクションをしてきました。

水無月彩椰(作家・執筆担当)

将来を嘱望されれる大学生文豪。四季やキャラクターの心情を丁寧に描く純文学の文体、ライトノベルのコミカルな文体の双方を得意とされています。プロジェクトの趣旨にご賛同いただき、執筆だけではなく情報発信やコミュニティで交流いただいています。

小説家になろう・アルファポリス・ハーメルンで連載期間中、ランキング1位~上位を獲得した代表作『鏡鑑の夏と、曼珠沙華』を執筆されました。

鏡鑑の夏と、曼珠沙華
小説家になろう

橘クレア(声優・音声版 声の出演)

Crypto Fantasyでは宇迦役を担当。複数の演じ分けを得意とされており、【日本初】1人5役のボイスコミックNFTである「CryptoNinja voice comic」を提供されています。単なる音声朗読ではなく、声で全キャラクターを演じる、楽しい音声版をお送りいただきます。

わふくラブ コミュニティメンバーの皆様

Discordチャンネルの提供、告知活動を中心にご協力頂いています。

クラウドファンディングについて

概要

わふくストーリーの第一弾プロジェクトSHIROHAへのご支援といたしましてNFTを発行いたします。

形式:SBT(ミント後、移転不可能なNFT)
価格:0.005 ETH
供給数:400
ミント期間:2023年3月上旬
SBTイラスト制作:ちふねこさん
LLACで資料やグッズのデザイン、ディレクションの一部、キャラDAO でバナーやサムネ制作を担当されている、NFT界きってのデザイナーさんです。NFTを通して新たな文芸の作り方を示したい!そのために文芸を印象付けるNFTデザインが必要です。これを叶えるのに適任である、ちふねこさんにどうしてもご参加いただきたい。

早速、NFTの目的の確認から始まり、素晴らしいアイデアを考えていただいています。これは、素晴らしいNFTが出来上がりそうです。

リターン

①ホルダー専用チャンネル「文豪の部屋」の解放
わふくストーリーの公式コミュニティのある、わふくジェネDiscord(わふくラブ)にて、SBT保有者ロールと、専用チャンネルが開放されます。ここでは制作過程の原稿や音声データのやり取りがなされるため、制作中のデータを見ることができます。原稿として、数週間先に先の話を読むこともできます。

②水無月彩椰さんの描き下ろしエッセー投稿
「文豪の部屋」におきまして、作家 水無月彩椰さんによる限定描き下ろしストーリーが提供されます。

③水無月彩椰さんの文庫本への直筆サイン入書籍の購入権利(2枚以上)
書籍が予約販売時に作家の水無月彩椰さんの直筆サイン入りの 書籍を購入することができます。(書籍代金・送料は別途頂きます)

④書籍・電子書籍へのお名前の掲載(3枚以上)
書籍・電子書籍のスペシャルサンクスとしてお名前を掲載します。

収益の使用用途

・制作メンバーさんへの制作支援
・イベント出展
・コントリビューターへの謝礼
・ストーリコンペの賞金
完売時の収益規模は、本プロジェクトでの総予算の50%程度となります。

主なロードマップ

2023年3月10日に連載開始、2023年冬に書籍のリリースを計画しています。

最後に

ここまでの制作体制で連載の準備が整いつつあるのは、NFTで活動する皆様のご支援のおかげと本当に感謝しております。
重ねてのお願いになります。本格小説のプロジェクトSHIROHAですが、書籍の完成まで収益がない中で、編集部が制作費を持ち出す状態で動いております。資金を調達することで、十分な制作・プロモーション活動を行っていきたいと考えております。ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

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