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とりあえず副業から!webライターを目指すためにしたこと

保育士としてフルタイムで働きつつ、当時は未就学の子どもが2人。夫は子どもが起きる前に出勤して、寝てから帰ってくるため戦力外でした。実家と義実家は遠く、頼れる人もいない。そんな環境で、保育士としてがむしゃらに頑張ってきたものの「ほかに選択肢はないのか?」と、疑問を抱くようになりました。上の子の小学校入学も考慮して、働き方を変える必要があったのです。

そこで辿り着いたのがwebライターの仕事でした。もちろん生活がかかっているため、思いつきでの退職はナシ。仕事を辞める1年前からゆるーく計画的に始めました。

まずは、Instagramでwebライターになるための流れを検索。とにかく片っ端から読み漁りました。

副業で月2万円なら「もしかして20万円いけるんじゃ大作戦」の概要

まず考えたのが「月2万円を稼ぐための副業」でした。奨学金などなど月々に決まった支払いがあるため、仕事を辞めて収入ゼロから始めるようなチャレンジはできません。

保育士をしながらスキマ時間で2万円稼げたら、退職してwebライター1本になっても問題ないと推測したのです。(webライターを本業にしたら1日8時間、1ヶ月で160時間使える!)

最初に取り掛かったのは、アンケートサイトやポイントサイトへの登録。クリックして1円、アンケートに答えて5円、アプリに登録して10円…。そして、自分のURLからサイトに登録してもらうと300円などなど。

保育士の休憩時間にちまちま稼ぎつつ、次に登録したのが「クラウドワークス」です。まずは、簡単なアンケートばかり選んでタスク案件の数を重ねることに注力しました。プロジェクト案件を任せてもらうには、実績が必要だと考えたからです。

タスク案件には「プレゼントされるなら何が良いか?」「結婚指輪はどんなものを選んだか?」など、親しみのある質問が多いため、本当に誰でも簡単にチャレンジできます。1案件5~100円くらいのものを1日30件くらいこなしました。私は、ハマりすぎて作業数350件を超えましたが実績としては50件もあれば十分だと思います。

タスク作業承認率を上げたら、いよいよプロジェクト案件へチャレンジです。タスク案件はその場で答える簡単なアンケートで、プロジェクト案件は応募・採用されてから記事を作成・納品して報酬をもらう流れとなっています。

運よく採用されたのが、指定されたテーマに関する記事を作成するお仕事です。1,500文字の記事を5本執筆して1650円。1本350円…文字単価にすると0.23円という低単価な仕事でしたが、私のデビュー戦にはピッタリでした。

もちろん、クラウドワークスは20%の手数料が引かれるため、実際に振り込まれるのは1287円。時給換算したらとんでもないことになります。「搾取案件だ」「初心者でも文字単価1円以下はありえない」などという声もありますが、当時の実力を考えての行動です。

ちなみに記事作成といっても、さまざまな工程があります。

  • KW選定(どんなキーワードで執筆する?)

  • 構成作成(タイトルや見出しを考える)

  • 記事執筆(構成に沿って文章を書く)

  • 推敲(間違いがないか確認する)

  • 装飾(読みやすいように太字やカラー文字にする)

  • 画像選定(撮影したり無料サイトから選んだり)

  • 入稿(ネットに上げるために専用のサイトから作った記事を入れる)

私のような初心者には何が何だか〜なので「執筆」だけでいい依頼を選んで応募しました。担当する工程によって単価も変わります。知らんけど。

そもそも恥ずかしいほどパソコンスキルが追いついていない件について

実は、タスク案件はすべてスマホから、初めてのプロジェクト案件は夫のパソコンを借りてのチャレンジでした。パソコンスキルは低く、保育士として月のおたよりを作るのでやっと。タイピングはとにかく遅く、常に手元を見ながら2本指で打つ感じです。

正直言うと、今の私なら「そのレベルのパソコンスキルならwebライターは諦めた方が良いよ?」と思います。当時は「イータイピング」で、タイピングを練習しましたが当時の結果はD~E程度。(今ではA~S!継続は力なりですね!)

そして、最初はショートカットキーなんて知らなかったし、Googleドキュメントも使ったことがありませんでした。ただ、Twitterで呟けば、優しき先輩方が使い方を教えてくれました。

そこから毎日、タイピング練習やクラウドワークスのプロジェクト案件への応募を続けました。毎日のように案件をチェックして、記事作成のほかにも「保育士が運営するInstagramやTwitterの投稿代行」などの仕事を受注しました。

詳しくは覚えていないけど半年で2万円だったような

副業を始めてから半年程度で、目標の月2万円の収入を達成しました。そこで、本格的に保育士退職に向けて動き出したのです。ちなみに私はクラウドワークスからwebライターの仕事を始めましたが、そのほかにも以下のようなプラットフォームがあります。

  • ランサーズ

  • ママワークス

  • シュフティ

  • サグーワークス

  • ココナラ

  • カカセル

  • ライターステーション

そのほか、以下のような受注方法も!

  • Twitterから

  • Instagramから

  • noteから

  • 自分が運営するブログから

  • 知人からの依頼

求人サイトから検索したり、書きたいメディアに直接応募したりする方法もありますが、個人的には「ライターとして自信がある人」「交渉・契約・受注・納品・請求の流れに慣れている人」以外はクラウドソーシングサービスを活用した方が良いかな…と思います。

ちなみに、webライターを目指すにあたって読んだ本は以下の4冊です。

  • 頑張ってるのに稼げない現役webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書

  • 新しい文章力の教室

  • 文章だけで月100万円稼ぐ方法

  • 沈黙のwebライティング

そして、子どもを保育園に預けるためには開業して個人事業主になる必要があったので、開業や税金関係の本も読み漁っていました。ここまでが私の「もしかして20万円いけるんじゃ大作戦」です。なにそれ。