ディストピア・東京からの離脱者急増中!中間層は地方を目指すべき?

おはようございます、ひらっちです。お盆休み真っ只中ですが、皆さんはいかがお過ごしですか? 僕は今日もお仕事です…と言っても、地元ケーブルテレビの取材対応です。最近は新聞、ラジオ、地元商工会の会報誌…と、立て続けに取材を受けております。しばらく控えていたんですけど、思うところがあって少しずつ露出していこうかと。後輩農家のためにちょっとPRを頑張ろかな、なんて思っています(^^♪

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中! 農業にご興味のある方はぜひこちらもご覧ください! 

■先日放送された『クローズアップ現代』がなかなか面白かったです

あらためまして、ひらっちです。今日は「地方移住」「田舎暮らし」「農業」あたりをテーマに書いてみたいと思います。

先日、NHKの『クローズアップ現代』でこんな番組が放送されていましたね。

僕も、東京暮らしを経験し、その後、名古屋市内でしばらく住んだ後、まあまあの田舎にUターンして、縁もゆかりもない農業の世界に飛び込んだ「移住経験者」。過疎地ではありませんけど、番組に登場している方たちと同じような経験をした一人だと思います。

このnoteでは「もう東京はだいぶ厳しい。特に中間層にはハードモードだよね」ということを再三にわたって書いてきました。もちろん、地方在住者のポジショントークではありますが、大都会のきらびやかさの陰で、コロナをきっかけに「東京の生きづらさ」は、さまざまなデータからも浮き彫りになってきています。勝ち組がより勝ち、中間層以下がズルズルと負けていく。そんな構図が鮮明になってきているのかなと思います。

このあたりが気になる方は、以下の過去記事を読んでみてください。東京からの移住者が増えているのも納得といった感じだと思います。もちろん東京近郊から過疎地に至るまで、一口に「移住」と言ってもグラデーションがあるわけですけどね。

■就農3年で1000万円を稼ぐかすみ草農家。こうしたケースって結構あると思います

さて、冒頭に紹介した「クローズアップ現代」の話に戻りますが、番組内で個人的に面白かったのが、かすみ草を栽培している農家さんが取り上げられていたことです。

どこまで真実なのかは分かりませんが、「就農3年で売上1000万円を目指せる」という触れ込みで、新規就農者がたくさんやってきているようです。

農業の世界って不思議なもので、メディアはどうしても「農業=大変=稼げない」というネガティブイメージを植え付けがち。個人的には「農家側も、弱い立場でいた方が補助金などを出してもらいやすい」という力学が働き、共生関係にあるんじゃないかという穿った見方をしてしまいますが、ぶっちゃけた話、少し前のIT業界の方がよっぽど「3K」だったと思いますよ(笑)

僕はライターとしてパソコンと向き合う仕事も続けているから分かりますが、毎日何時間も満員電車に揺られ、オフィスではPCの前でずっとカタカタやっている…みたいな働き方のほうがよっぽどしんどいと思います。もちろん、このあたりの感じ方は、人それぞれだと思いますけどね。

ちなみに、僕がやっている農業も、5年あれば売上1000万円は十分達成できます。だって、全くのド素人の僕が、ライターを続けながらでも達成できたんですから(笑) 

僕が特殊だと思う人もいるかもしれないけれど、実はこういったケース、ゴロゴロ転がっていると思います。単に田舎の人は「稼いでいることを言わないだけ」かなと。都会よりも「周囲の目」が気になるからね。

ほとんどの人は、僕みたいに儲けをひけらかすほど「大バカ者」じゃないです。ま、あえて僕は、皆さんに少しでも参考になることがあればと思ってあえてやっているわけですけど。「情報商材やセミナーを開催して儲ける」みたいなことをしない限り、「儲かっている」と世間に公表していいことなんて一つもない。むしろリスク。それが真実ですから。賢い人はやりません。

■まとめ

いかがでしょうか? 何事にも「先行者利益」というものがあります。地方にステレオタイプなネガティブイメージを持っている間に、身軽に動ける人から「おいしい地方移住先」をゲットしていっているのが今の状況かな?と個人的には思っています。

実は、都会で汗水たらしているよりも、がっつり稼げる田舎の仕事は結構眠っているというのが僕の見立て。これまでは、田舎にもそれなりに人がいたので「よそものに儲かる仕事を紹介する」ということは珍しいケースだったと思うけど、いよいよ人が少なくなり過ぎて「よそから来た人にでもやって欲しい」というフェーズに入ってきた、という感じがしています。

というわけで、一から何かを立ち上げるのではなく、地方でもきちんと稼げるビジネスを継承し、さらに発展していくスタイルに興味のある方にとっては、面白い種がたくさん見つけられるのがまさに今だと思うんですよね。

東京が大好きで離れたくない人に無理強いはしませんが、「移住に憧れている」という人にとっては、かなりいいタイミングが訪れているんじゃないかなと思います。リモートが当たり前に浸透し、「都会の仕事×地方の仕事」というハイブリッドな働き方も実現しやすくなったしね。

地方から日本を盛り上げる。そんな仲間がもっと増えてくれたら嬉しいなぁ~と思います(^^♪

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