うつ病についてのおはなし

お久しぶりです。すももです。

だんだんと暖かくなってきましたね。
春は好きですが、花粉が怖いです。

久しぶりのnote。何を書こうかなと考えたときに
うつ病のことを思い出しました。

私は2021年の秋にうつ病にかかりました。

今回はうつ病のお話をしたいと思います。

うつ病ってなに？

うつ病は心の風邪と言われることが多いですが
正確には気分障害の一つです。
はっきりとした原因は分かりませんが、
精神的、身体的なストレスが引き金となって
発症することが多いです。

特に仕事のストレスが原因、となっている方は
多いのではないでしょうか。

他にも結婚や引っ越しなどの大きな出来事が
原因で、発症する方もいるようです。

私のうつ病について

私がうつ病になった原因は、
仕事やプライベートの様々な出来事によるものです。

発症する１年ほど前に、父親を病気で亡くしました。
今思えば、その頃から精神的に不安定だったと思うのですが、
当時は現実を受け止められず、自分でも気づかないように
していました。

仕事に関しても、クラスリーダーだったため、
精神的に負担がかかることが多かったです。

具体的にどんな症状が出たのかを
話していきます。

最初の症状

最初に現れた症状は
・明朝に目が覚める
・胃が痛い
・食欲不振
でした。

保育士なので出勤時間が早い日も多いのですが、
私は３時～４時にはいつも起きていました。
そこからはなぜか眠れなかったです。
しかし特に気にしていませんでした。

一番つらかったのが胃痛でした。
キューっと締め付けられるような痛みで、
食欲も出なかったです。

機能性ディスペプシア

胃痛が酷いので病院へ行きましたが
処方された薬を飲んでも改善しなかったです。

何個か病院を変えましたが変化なし。
体重は８キロ減りました。

最終、自宅の裏にあるかかりつけ医に
相談してみると、大きな病院を紹介してくれました。
有名な大学病院でした。

そちらで症状を説明すると、
翌日に胃カメラを飲むことになりました。

検査結果は異状なし

え？と私は思いましたが

先生が言うには、検査をしても異状はないが、
胃痛などの症状を訴える「機能性ディスペプシア」という
病気があるとのことでした。
しかも患者さんも多いようです。

機能性ディスペプシアに効くとされる「アコファイド」という
薬を飲みながら通院することになりました。

もしかして精神疾患？

「アコファイド」を飲みだしてから、
症状が落ち着いたので、効いたと思いました。
しかし１年近く経った頃に、
胃痛と吐き気が強くなりました。

病院で詳しく検査しましたが、異状なし。
薬を変更しても全く良くならなかったです。
どんどん酷くなる一方で、仕事も休みがちになり、
食欲も気力も無くなってしまいました。

担当医に相談してみると、
たぶん精神的なことが原因かもしれない、
と心療内科を勧められました。

私は心療内科なんて大げさだと当時思っていました。

起きられない、何もできない。

心療内科を勧められましたが、受診せず
とりあえず処方された薬を飲み続けました。

しかししばらくしてから、胃痛・吐き気以外にも
朝、起きられない、何もする気が起きない
勝手に涙がでてくる
という状態になりました。

仕事は月に数回しか出勤できないほどに
なってしまいました。

さすがにおかしいと感じたので、
自分で診療内科を調べて受診することに決めたのです。

一番最初の症状から1年半ほど経っていました。

全てがつながった

心療内科受診日。
旦那さん（当時はまだ同棲中）に送ってもらって
行きました。

問診表を書いた後に診察でした。

先生は私の問診票を見て、すぐに休養したほうがいい
と言いました。

どうやら症状的になかなか酷いレベルだったようです。

私は泣きながら父親の死や、仕事のこと、
今までの症状を話しました。
先生曰く、「最初の明朝に目が覚めるなどの症状も
うつ病の始まりでしょう」とのことでした。

そして休職できるよう、すぐに診断書を書いてくださいました。

私は先生に話を聞いてもらって本当にホッとしました。
しんどかったのはうつ病のせいだったのだと
実感できたからです。

数日後から正式に休職となり、療養に専念することが
できました。

完治するまで

心療内科の初診から1年ほど経った
今も通院中です。

仕事は休職半年後に退職しました。
（ほぼ辞めさせられた感じです）
※退職の話はどこかで書こうと思います。

胃の症状にも効く抗うつ薬を飲んでから
半年で症状は、ほぼ改善しました。

5月頃に終診予定です。

先生とは初診時に「以前の元気だったころまで
戻ることを目標にしよう」と決めていました。

今は以前の自分を取り戻すことができて
嬉しいです。

まさか自分がうつ病にかかるとは
思いませんでしたが、誰でもかかる可能性が
あることを知りました。

今まで自分の心に無理をさせていたことも実感したのです。

支えてもらった周りの方々に感謝しています。

読んでいただき、ありがとうございました。