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トビタテ!留学JAPAN×World Road 第3回渡航前事前研修

 トビタテ!留学JAPANの奨学生(以下、トビタテ生)を対象に行う渡航前事前研修をWorld roadが実施しました。本記事では、全4回のうち、8月1日(火)に行った第3回の様子をレポートします。担当するのは、World Road代表の市川太一氏とOne Young World Japanを通じて繋がりがあり、私自身もトビタテ生として海外留学を経験した大濵良太です。


「トビタテ!留学JAPAN」とは


トビタテ!留学JAPANの公式サイトより引用

 「トビタテ!留学JAPAN」とは、意欲と能力のある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的に、2013年からこれまでに8000人を越える若者の120カ国以上の留学を支援し、帰国後には、日本最大級の多様な若者を繋ぐコミュニティを作ってきた、 文部科学省主催で官民協働のもと社会総掛かりで取り組む 「留学促進キャンペーン」です。
今年度も第15期生として大学生108校261人が、それぞれ熱い想いを持って、世界中へと羽ばたきます。

▶️ トビタテ!留学JAPANの公式サイト


World Roadによる渡航前研修


 トビタテ生は、奨学金が支給されるだけではなく、留学の質や成果を最大化することを目的とした研修が設けられます。その渡航前の研修の一部をWorld Roadが担当しました。

「世界中のDreamerたちに自分の留学や夢を語る」

 本研修では、トビタテ生に「自分の留学や夢を語る」を実施してもらいました。Dreamerは、様々な分野で世界中に変革をもたらしている方々です。この日は、13か国のDreamerが参加してくださり、これから留学する大学生(トビタテ生)と「夢」という共通のテーマで語り合いました。


参加したトビタテ生の声


トビタテ15期生 ダイバーシティコース 
「海外のDreamerたちとの議論を通して、もっと自分が言いたいことを伝えやすくなるよう、言語を、見直し学びを再開しようと思いました。また、インドネシア人のDreamerとは、インドネシア語で話す事ができ印象に残りました。自分自身の生い立ちを背景に、同じような人たちの現状、若者たちの声を届けようとする活動にも、共感し貴重な時間となりました。ありがとうございました。」

トビタテ15期生 イノベーターコース
「世界のDreamerと話してみて、色んな意見が聞けたし世界で頑張っている人と繋がれたというのは本当に大きな経験になった。専門以外の分野でも、もっと沖縄•日本の事も知っていき、紹介できるようにしていきたい。」

トビタテ15期生 STEAMコース
「しっかり挫折感を味わった。英語力や説明能力が未熟なことに気付けた良い機会だったので、悔しさを忘れずに留学に向けて事前に出来る準備を進めたい。」

 本研修中、参加者たちは人それぞれ様々な感情を抱いていたように感じました。Dreamerに自分自身のことを上手く伝えることができ自信を持てた人、語学力やDreamerとのギャップに己の未熟さを感じた人など、事後アンケートには、彼らの思い思いの感情が込められており、留学を控える彼らにとって有意義な時間であったように思います。


「飛び込む」そして、「繋がる」


 「飛び込む」「繋がる」この2つの言葉が、留学や人生にとって、重要なキーワードであると私は考えます。何事も「飛び込む」ことがなければ、空想上で終わってしまいますし、自分自身の夢や目標を追求していくにあたって、様々な人との協力が必要不可欠であるからです。また「繋がる」ことによって、夢がどんどんブラッシュアップされていき、社会的な価値が高まっていくのだと思います。もちろん、この2つのキーワードを意識するにあたり、恥をかくことも失敗することもたくさんあるでしょう。しかし、その先に夢の実現や留学の成功、思いもしなかったような繋がりがあるので、トビタテ生である彼らには、現地での一分一秒を大事にして、世界にインパクトを与えられるようなDreamerを目指してほしいと思います。


大濵 良太


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