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ヒマワリヘ #シロクマ文芸部【詩のようなもの】【今日の短歌】


ヒマワリヘごめんなさいを伝えたいあなたの種を食べたあの夏


ヒマワリヘ
ごめんなさいを
伝えたい
あなたの種を
食べたあの夏

背が高く
あなたの顔に
届かなく
飛んで落とした
あなたの種を

あの頃は
興味を持つと
止まらずに
満足すると
あっさり止めた

あの夏の
プール帰りに
楽しんだ
感謝の気持ちを
ヒマワリヘ


こんにちは。羽根宮です。
小牧幸助さんのシロクマ文芸部に参加しました。
お題は「ヒマワリヘ」から始まる小説・詩歌・エッセイです。

小学校の校門を出てすぐに、生徒たちようの小さな畑があって、そこに向日葵が咲いていました。
夏休みは学校でプールがあったので、その帰りに毎日、自分よりも背の高いヒマワリを見ていました。
転校してしまったので、それ以降、あの畑があるのかもヒマワリが咲いているのかもわかりませんが。
今回のお題で、子どもの頃を少し思い出しました。

最近は毎日外に出るわけではないし、外に出てもヒマワリを見なくなりました。
子供の頃に比べて、圧倒的に畑が減って、ほとんどがマンションや建売住宅の列になってしまいました。
住む人は増えているけれど、人の繋がりは希薄になっている気がします。
仕方ないですけど。

あ、ヒマワリの花言葉は「あなたを見つめる」「光輝」だそうです。
太陽に向かってまっすぐ伸びるヒマワリらしい花言葉ですね。


過去にシロクマ文芸部さんに参加したものはこちら


読んで下さってありがとうございました。
羽根宮でした。

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