~もう一つのモリカケ問題~北海道小樽桜陽高校体罰隠蔽事件:学校が不利なドキュメントを作成しないのは合法
長いので要約
行政事件は、その対象の行政自身がその証拠となる文書を作成していない場合、成立しない。
前提:学校教育法について
複数の弁護士から同様の説明を受けたので確認したが、確かに教育関連の法令のどこにも「教育事故が発生した場合、文書を作成しその旨を各都道府県の教育委員会に報告すること」のような法令は存在しない。
つまり、本記事内の小樽桜陽高校(公立学校)がザード@への各種暴行を文書で残していないという事実は完全に合法である。
ただ、調査にあたったA校長の反応を見るに、学校教育法では合法でも当然ながら公務員や純粋に行政としては教育事故を文書で残さないのはアウトなので微妙なところらしい(明らかに行政の文書主義に反しているため)。実際北海道教育委員会も事件の詳細が不都合らしく文書開示請求に対して「文書の存否を明らかにしない」と回答している。
ただ、本件は学校教育法においては完全に合法なので司法という正規の手段に訴えてもザード@に勝ち目はない。
また、学校教育法第十一条に
とあるので本文中に記載した、女子生徒がトイレで隠れてタバコを吸っているので、指導のために人の入った個室を覗いた、という男性教師の行為もまた完全に合法である。
ちなみに学校教育法には体罰の定義が書かれていないようなので、上の条文のただし以下は「本校では、生徒を馬乗りになって殴るのは、教育上必要な行為であり体罰ではないと解釈した」とするだけで恐らく教師による生徒の殺人すら学校教育法の範疇では合法化される。
つまり、教師になれば生徒を殴っても女子トイレの個室を覗いても、それらは指導上必要なことであると認められ、また万が一通報されても証拠となる文書はないので自身に危害が及ぶこともない。
何よりも重要なのは「何が体罰に当たるのかは学校が決める」ということである。つまり、教師から生徒への暴行の事実が確認されても学校として「これは指導目的の懲罰であり体罰には該当しない」と主張してしまえばそれでおしまいである。
これを聞いて「は?」と思うかもしれないが、相談に行った弁護士からも警察からも再三この旨で説明を受けている。
結論としては日本では体罰は決して成立しない。当事者が否認すればおしまいだからである。ただ単に暴行罪の構成要件を満たすため、公務員法から処分を受けているだけというのが教師の体罰行為の実態である
何故この記事を書こうと思ったか
私、ザード@は北海道小樽桜陽高校在学中の2002年度~2003年度に堤伸弘という数学科教員から馬乗りになって殴られるなどの度重なる暴行を受けた。再三問題提起したのだが小樽桜陽高校は「暴行を受けたと主張するザード@を名誉棄損で訴える。名誉棄損はたとえそれが事実でも成立する犯罪です」などと主張するばかりで、結局、調査のメスが入ったのは13年後の2016年、A校長(A校長は実際にザード@側に立ち、調査にあたってくれた方なのでこの記事が批判目的である以上実名は伏せます)が赴任なさってからだった。
追記
本記事の初稿ではA校長も関係者として実名掲載であった。しかし、A校長から「小樽桜陽高校はとんでもないところであり、そのような学校で校長をやっていたのは自身の経歴上の汚点である。俺はもう小樽桜陽高校とは一切の関わりを絶ちたい。だから記事から俺の実名は削除してくれ」と言われたので消したというのが真相である。
多分元校長からここまで言われる学校は日本広しといえども北海道小樽桜陽高等学校だけだと思われる。
その結果わかったのは小樽桜陽高校に当時のドキュメントが一切残っておらず、残っていた職員会議の議事録も確認したがそもそもザード@に対する堤伸弘からの暴行を議題に上げたという記録すらなく、おまけに馬乗りになって殴られたのは文化祭の後夜祭の場という全校生徒ならびに全教員が目撃しているはずの場であるにも関わらず、2002年から在籍していた教員にA校長が聞き取りを行っても何故か記憶に残っていないという状況にあることだった。
結局、A校長は当該教員である堤伸弘に対し、自白させることを目的として四十数回に渡る聞き取りを行ったが(本人曰く「堤がパワハラで北海道教育委員会に訴えたら俺負ける」)その自白すら得られず(しかも堤伸弘はザード@とは著しく異なる内容で事件を『記憶』している)結局ドキュメントが一切確認できないという性質上疑いが残る以上のことは言えないが、ともかく何らかの事件と極めて不適切な運用があったという強い疑いがあるという文書を作成し北海道教育委員会に提出した。その上で事実上の懲罰人事として堤伸弘が彼の特性上事実上活動が不可能となる養護学校に無理やり転勤させた。
その後、再発防止策の策定を求めて活動を開始したのだが、その過程でA校長が病に臥せってしまい、仕方がないので弁護士に相談に行ったところ「教育行政のレベルでは学校が自身に不利な文書を残さないのは合法であり法的には問題にできない」という回答を頂いた。
これが、2002~2003年度という今更な体罰隠蔽事件を2020年にもなって公開する理由である。
なお、その弁護士の言葉を信じるならば学校においていじめ、体罰等が発生してもドキュメントさえ残さなければ事件自体をなかった事にできるし、しかもそれ自体は合法である。果たして日本国では安心して自分の子供を学校に通わせることが可能なのであろうか。
堤伸弘の数学教師としての能力
堤伸弘が担当する学級においては定期テストの平均点が5~10点低い。統計的有意に低いと言える数値が出ているので、堤伸弘が数学教師として能力が劣っているというのはこれだけで証明できる…のだが、彼の真の異常さはその授業内容にある。数学クラスタが読んだなら間違いなく発狂する。
例えば集合のド・モルガンの法則を説明する際にベン図も何も書かずいきなり「公式だから覚えろ」と言い出す
例えば三角関数の有名角0度~360度に対し、「暗記しろ」といい、それだけでなくsin,cos,tanについてその有名角0度~360度の値を全て空欄にした小テストを作成し、しかも制限時間は1分に設定していた。鉛筆を動かす時間を考えると物理的に解くのが不可能な小テストである。しかもこれを満点を取るまで受けさせられた。
このあまりにも意味不明な小テストに対し、私は「いや、先生、例えば1:2:√3の直角三角形を描けば三角関数の値はその場で出せるので丸暗記は必要ないですよね」と言ったのだが、堤伸弘の回答は「とにかく覚えろ」の一点張りだった。実際、思い返してみると彼は三角関数の授業の際に直角三角形を一度も書いていない(三角比のときは書いていた)。…? …??????
ある時、隣に座っている生徒さんが「先生、何でここでこの公式使うんですか?」と質問をした。具体的な質問内容は忘れてしまったが数学的に当を得た良い質問内容だったと記憶している。しかし、堤伸弘の回答は「公式だから」という数学的に意味を成さないものであった。
堤伸弘の異常な生活指導
ある日、私が男子トイレで小用を足していると、突然隣の女子トイレから堤伸弘の声が聞こえてきた。隣接しているとはいえ男子トイレにも聞こえるほどなのでかなりの大音声である。「いま個室に入ったやつ出てこい! トイレに隠れてタバコを吸っているだろう!」それを言われた女子生徒さんの恐怖心は察するに余りある。
その後、授業中に堤伸弘は女子生徒から「先生、女子トイレに入ってこないでください」と言われるのだが、その際の堤伸弘の回答は「だってお前らトイレで隠れてタバコ吸うじゃん。悪いのはお前らのほうじゃん」という文脈をなさないものである。しかし、より決定的なのは次の女子生徒さんの言葉である。「個室を覗かないでください」
なお、前述の通り少なくとも教育行政のレベルでは学校が自身に不利なドキュメントを残さないのは全くの合法であり、従って堤伸弘が女子トイレに侵入し個室を覗いたというドキュメントも当然一切残っていない。おめでとう、全国のロリコンはこれで救われた。
それだけではない。堤伸弘から後述するような内容の暴行を受けたショックが抜けず精神的におかしくなっていた私は何故かいきなり交番に向かい「お巡りさん、小樽桜陽高校で堤伸弘という男性教員が『指導』という名目で女子トイレに入り個室も覗いています」と説明した。しかし、警察の回答は「それは教師がその裁量の元指導としてやっていることであり何の問題もない」との答えだった。つまり、男性は教師になれば合法的に女子トイレに入り個室を覗ける。わざわざ性同一性障害のレズという設定を作り込む必要なんて最初からなかった。
これは聞いた話なのだが堤伸弘は女子生徒さんに対し肩を抑え壁に押し付け「俺の言うことを聞け」と迫るという、婦女暴行を連想するような指導すら行っていたという。もちろん、小樽桜陽高校には堤伸弘がそのような婦女暴行まがいの極めていかがわしい指導を行ったという記録は残っていないし、学校が自身に不利な記録を残さないのは全くの合法である。
指導能力への不信感から内職開始~そして暴行開始~
このように、堤伸弘は数学教師としてもその人格面においても極めて疑問のある人物である。そこで私は堤伸弘の授業中に内職を始めた。内職に使ったのは市販の参考書ではなく、学校指定の教科書であり、ただ単に堤伸弘の数学的に破綻している授業内容を無視して教科書の先のページの問題を解いていただけである。そうすると堤伸弘は私のもとにやってきて、学校指定の教科書を没収して帰っていった。ここで書いてしまうが、小樽桜陽高校にはその後ザード@に没収した学校指定の教科書を返却したという記録すら残っていない。仮に私が北海道教育委員会に(高校は義務教育ではないが)「学校指定の教科書を没収されその後返却されず学ぶ権利を全否定された」と訴えた場合どのようになるのであろうか。まあ何一つ事件のドキュメントが残っていないので無駄なのではあるが……。
それにショックを受けた私は「帰るわ」とだけ言い残し帰宅し、2週間ほど不登校状態に陥った。
そうすると学校という組織は何をするかと言うとザード@と仲のいい友達を家によこし「お前学校来いよ。みんな待っているから」などと説得するのである。今回は内職を始めた私にも非があるし、堤伸弘にも思うところがあるのだろう、学校はきちんと聞き取りを行ったのだろうと思い登校を再開した。しかし、後述するA校長による調査でようやく明らかになったのだがこの間どころかザード@の在学期間中小樽桜陽高校は堤伸弘に対して一度も聞き取りを行っていない。事実、事件の当事者である私のもとに聞き取りに来た先生も一人もいない。
当時、小樽桜陽高校において数学の授業はレベル制であり私が所属しているレベルは2クラス開講されていたので、堤伸弘が担当していない方のクラスへの異動を申し出たが何故かそれは出来ないという回答が学校からあった。この辺りから小樽桜陽高校の言動が極めて不審なものへと変貌していく。例えば私の両親には「息子さんが教師に逆らった挙げ句何故か不登校になっている。学校としても困っているのでなんとかして欲しい」と虚偽の説明をしていた。というか虚偽の説明以前に小樽桜陽高校は堤伸弘に対し一切の聞き取りを行っていない(そういう文書は当時の職員会議の議事録含めて一切確認されなかった)ので本来ならば私の両親に概要を説明すること自体が不可能なはずである。これは一体どういうことなのであろうか。
ともかく、私は堤伸弘と顔を合わせるのも嫌なのでホームルームの時間はトイレに隠れて過ごしていた。いい忘れていたが堤伸弘は私のクラス担任である。しかし、ある時、授業が遅れトイレに逃げられず堤伸弘とばったりと出くわしてしまった。その時堤伸弘の取った行動は私を教卓の上に押し倒し、マウントを取り、睨みつけ「お前いつまでこんな事続けるんだよ」と言ってくるというものだった。私は「お前が謝るまでだ」と応酬した。堤伸弘は「お前は悪くないのかよ。俺にさんざんひどい態度とって」と言い出し、挙げ句「お前、学校来なくていいよ」と発言した。家に友達を寄越し、その上で「学校来いよ」と発言させた教師の発言である。理解できない。数学的にも理解できない。矛盾と呼ばれる状態である。そもそもこの会話、堤伸弘が私にマウントを取った状態で行われているわけでめちゃくちゃ怖かったのを記憶している。
保健室登校もノー 小樽桜陽高校一切調査せず
仕方ないので保健室登校を行おうとするも、養護の教員に「ここは君のような先生に逆らうような生徒を置いておくところじゃない」と言われただけであった。ショックから完全に重度のうつ状態となりフラフラしながら堤伸弘の授業を受けている私を見かねた隣の生徒さんは「先生、このままでいいと思うんですか」と発言してくれたが、それを聞いた堤伸弘は「ああ。お前もこいつ(私のこと)には迷惑しているよな」というものであった。当然ながらその隣の生徒さんはその後無言だった。また、先程ザード@に対し一切の聞き取りが行われていないと書いたがこれは卒業するまでの期間含めてである。当然堤伸弘に対しても聞き取りが行われていないし、そのような事件があったというドキュメントは小樽桜陽高校には一切残っていない。更に、繰り返すが弁護士の説明によれば教育行政のレベルでは学校が不利なドキュメントを残さないのは全くの合法である。他人を殴りたい人は是非教師になるといい。不利なドキュメントを残さない、ただそれだけで暴行罪に問われることすらないし、殴ったという事実すらなかったことに出来る。
ザード@、文化祭の後夜祭で馬乗りになって殴られる
文化祭の後夜祭でのことである。私は自分が重度のうつ状態であり、こんなにも苦しい思いをしているのにのんきに文化祭を楽しんでいる堤伸弘を目撃し怒りが爆発し思わず蹴り飛ばした。そうしたところ、堤伸弘はなんと私を突き飛ばし馬乗りになって殴ってきたのだ。全校生徒や教職員の見ている目の前でである。これに関しては後述する一時的に作成した小樽桜陽高校のこの問題を糾弾するWEBサイト上の掲示板にも当時の在校生徒さんの目撃証言が書き込まれており、ザード@の証言とも矛盾がなく、明らかに事実であると確認が取れたとA校長は北海道教育委員会に提出した報告書に記載したはずである。
私を殴りながら堤伸弘は「お前のせいで俺はこんなに苦しい思いをしているんだ!」などと発言していた。当時の私は殴られながらこの「苦しみ」という表現を堤伸弘に対し事件の聞き取りが複数回行われているという意味だと解釈したのだが、小樽桜陽高校には事件のドキュメントは一切残っていない。
文化祭の後夜祭という全校生徒が見ている前で教師という力関係においては生徒の側より上の存在による暴行が発生した以上、本来であれば当時の学校長には事件の詳細を全校集会で生徒さんたちの側に説明する義務があるはずであるが、そのような話は一切行われていない。
また、養護教諭が「ザード@さんは頭を打った可能性がある。救急車を呼ぶべきだ」と発言したが、何故か救急車は呼ばれず、当時の担任の佐藤良嗣の車で家まで送られている。しかもその際、佐藤良嗣は私の容態ではなく、時計を見て後夜祭のクライマックスに間に合うように戻れるかどうかを意識していた。当然、救急車を呼べば暴行の実態が病院という外部機関の手により明らかになるわけで、ここで救急車を呼ばなかったというのは小樽桜陽高校が堤伸弘のザード@に対する暴行を隠蔽する方向に向かっていたことの決定的な証拠の一つである。しかし暴行があったというドキュメントは残っていないし、教育行政のレベルでは学校が自身に不利な記録を残さないのは全くの合法的行為である。
その後、私の父が小樽桜陽高校に赴き「何故頭を打った可能性があるのに救急車を呼ばなかったのか」に対する説明を求めたのだが、父曰く「1時間以上待たされた挙げ句学校長も当事者である堤伸弘も現れず、何の説明もなかった」とのことである。文書化していないのだから説明できないのは今から振り返れば当然である。
疑惑の卒業~出席日数100日以上足りないよ?
学校では卒業進級会議というものが行われる。当然小樽桜陽高校でも行われる。2003年度当時の文部科学省のガイドラインでは通常で確か2割、不登校の生徒は特例で5割、この出席日数を割った場合留年という判定とする、というものだったということである。ちなみに当時私の出席日数は100日以上不足しており、明らかにこの文部科学省が提示したガイドラインである5割というラインを割っている。しかし、何故か私は留年ではなく卒業という判定となった。
2016年にこの事件の調査にあたったA校長は「俺ならこの成績では卒業に判は押せない」と断言している。また、この時の卒業進級会議の記録も何故か小樽桜陽高校には残っておらず、従って何故ザード@が卒業という判定となったのかは不明である。
ただ、小樽桜陽高校がこの成績で卒業という判定を行っている以上、明らかに何らかの力学は働いており、従って事件に対する隠蔽工作の一環であると断言して差し支えなかろう。
ところでこの年に小樽桜陽高校名物だった柔道の変な先生が任期を後1年残した状態で退官なさっている。多分小樽桜陽高校の運用に嫌気が差したのであろう。また、ザード@に味方する態度だった先生方はこの年にことごとく転任している。
小樽桜陽高校に対する名誉棄損?
2008年、どうしても疑惑が抜けきらない私は北海道小樽桜陽高校を糾弾するWEBサイトを作成した。当時はまだ小樽桜陽高校が事件を一切ドキュメント化していないという事実が判明していなかったので(これが判明するのは2016年、A校長により調査のメスが入るまで待つことになる)堤伸弘の異常性や暴行の実態を強調する内容でサイトを構築し、メールアドレスや掲示板も公開し、小樽桜陽高校からの何らかのアクションを待った。そして、それはあった。しかし
通行人を名乗る人物から掲示板に書き込みがあった。彼が言うには「あなたのやっていることは小樽桜陽高校に対する名誉棄損です。名誉棄損は例えそれが事実でも成立する犯罪です」というものであった。その後、この通行人を名乗る人物は私にメールをよこすのだが、それには小樽桜陽高校音楽科教諭荒木雅幸の署名が含まれていた。荒木雅幸から当時の情報を引き出そうとしたところ彼は「同姓同名の別人です」とだけ言い残し消えてしまった。ちなみに荒木雅幸は私の学年の担任陣の一人であり、事件の詳細を小樽桜陽高校の側の立場で記憶しているはずの人物である(ただし本事件には一切の記録が確認されていない)
ところで、学校で教師から暴行を受けたからそれを糾弾したら名誉棄損とは一体どういうことなのであろうか。というかそれ以前に小樽桜陽高校はこの事件を一切ドキュメント化していないので名誉棄損も事実も何もないはずである。要するに生徒は黙って偉い先生の言うことを聞け。殴られたり理不尽があったら泣き寝入りしろということなのであろうか。
2009年 疑惑の『謝罪』と工藤慶明校長からのメール
ともかく、サイトを作ったりして頑張り、2009年にようやく小樽桜陽高校は『謝罪』すると言い出した。しかしこの時点ですでに小樽桜陽高校には事件があったというドキュメントは一切残っていない。従ってこの『謝罪』は何に対する『謝罪』なのか完全に意味不明である。
堤伸弘「ごめんなさい」
ザード@「それは教卓の上に押し倒したことに対する謝罪か?」
堤伸弘「違う! 俺はそんなことはしていない!」
ザード@「では校長に尋ねるが、学校の管理不履行を認めたということか?」
工藤校長(意味不明な発言)
何かが変である。結局この後、この『謝罪』が一体何に対してのものであるのかは一切明言されなかった。挙げ句、工藤校長や教頭、PTAの岡部はこんな事を言いだした。
「こんなことはもう忘れろ」
「この経験をバネにして成長しろ」
「君にはこれから前を向いて生きて欲しい」
これらは『謝罪』する側が言うような言葉であろうか。
また、「教育委員会にも報告する。したら連絡する」との言葉もあったが本記事を執筆している2020年4月28日現在連絡とやらは未だに来ていない。
ところでこの極めて奇妙な『謝罪』であるが、一体どこで行われたのであろうか。答えは小樽桜陽高校である。普通、謝罪とは被害者の家に菓子折りの一つでも持って伺い行うものではないのか。何故「謝ってもらう側」が「犯罪組織」に赴き『謝罪』を受けなければいけないのか。しかもその際に小樽桜陽高校はザード@一家に茶の一杯も出していない。
これを極めて不審に思い、当時知り合っていた善意の第三者を通して工藤校長とやり取りしたところ以下のメールを頂いた。全文転載する。
このメール、よく読むととんでもないことが書いてある。要点はこうである。小樽桜陽高校が『謝罪』したのはザード@が謝ってほしいと頼んできたからであり、『謝罪』するに際して何の事前調査も行っていないし行う気もない。
ところで、繰り返しになるが小樽桜陽高校には事件に対するドキュメントが一切残っておらず、従ってこのような問題は存在しない。さて「活動家」が行政に対し「(事実関係の確認の取れない事件)があるから謝れ!」と訴えを起こした場合行政はどうするべきなのであろうか。少なくとも小樽桜陽高校は事実関係の確認を一切取らずザード@が「謝れ」と言ってきた、ただそれだけの理由で『謝罪』している。従って行政は小樽桜陽高校のこの運用を前例とし、「活動家」に対し「何かよくわからんけどとりあえず謝るわ」と対応するべきである
また、北海道教育委員会においては行政はこのような運用を行うと広く国民に流布するるべきである。少なくともそのような前例があると文書化する義務が行政には発生しているはずである。
弁護士に相談したところ、本件はこの『謝罪』をもってクローズとなるとのことである。とにかくなんでもいいから『謝罪』さえすれば行政が暴行罪や公文書偽造、そもそも公文書を作成しない等を行っても何の罪にも問われないらしい。「ごめんなさい」これ万能
第三者を通しての調査~疑惑は確信へ~
この『謝罪』により、強い疑念を抱いた私は先述の善意の第三者を通して小樽桜陽高校の教師何名かに聞き取りを行っていただいた。
しかし、その全員が『謝罪』があったことすら知らないという状況にあった。その善意の第三者は「小樽桜陽高校で何らかの極めて不適切な運用が行われている疑惑がある」と私に連絡してきた。小樽桜陽高校が堤伸弘によるザード@への暴行事件を一切ドキュメント化していないのではないかという疑惑はこのタイミングで確信へと変わった。
2014年 小樽桜陽高校、ザード@に対して脅迫に及ぶ
2014年頃私は再び小樽桜陽高校を糾弾するサイトを構築し、なんとか事件に関するドキュメントすら小樽桜陽高校には一切存在しないという事実を引き出せないかと模索していた。
そうしていたところ、小樽桜陽高校から私の親に電話があった。
「息子さんが学校を誹謗中傷するサイトを運営している。名誉棄損で警察にも相談に行った」
との内容である。
しかし、小樽桜陽高校には警察に相談に行ったというドキュメントすら残っていない。警察に実際に相談に行っていないにも関わらず、警察に行ったと発言するのは立派に脅迫罪の構成要件を満たす。しかし、ザード@の側にも通話記録がないのでこれを証明するすべはない。
ただ、どうも行政においては刑事罰の構成要件を満たしていも何ら処罰を受けないことは確かなようである。
結局、サイトは脅迫に屈する形で閉鎖された。
2016年 A校長により調査のメスが入る
2002年から数えて複数回の学校長の交代後、2015年に赴任なさったA校長はこれまでの歴代校長の対応を翻し、ザード@側の立場で調査すると確約してくれた。たまたまA校長の在任中に北海道教育委員会に対し私が「このような事件があったがどうにか出来ないか」というメールを送ったのが調査開始のきっかけである。
まず大前提としてA校長は本来このようなアクションを起こせない。何故なら公立学校は行政組織であり、行政が前例踏襲である以上、それまでの歴代校長全員の本件に対する対応を翻すのは本来ありえないのである。裏を返せばA校長は明らかに何かを嗅ぎ取っている。
というよりもどうもA校長、赴任当初に読んだ私が構築した小樽桜陽高校を糾弾する内容のWEBサイト等の引き継ぎ資料、「何か変なクレームをつけてくるOBがいるから気をつけろ」という引き継ぎから「臭い」を嗅ぎ取り、赴任なさった2015年から既に裏で調査していたようである。その段階ですでに堤伸弘に教員としての資質が著しく欠落していることを見抜いている。
A校長が説明するにはまさに私の確信の通り、小樽桜陽高校には事件に対するドキュメントが一切残っていないとのことであった。また、当時の職員会議の議事録は残っていたが、それを紐解いても堤伸弘からのザード@に対する暴行が議題に上がったという事実は一切確認できなかったという。
この調査にはこんな笑い話がある。
校長「俺さ、堤飛ばすわ」
私「いや、それはやめておいてください」
同席していた教頭「ああ。そうだね。手元においておきたいよね」
~後日~
校長「ザード@さん、俺やっぱ堤飛ばすわ」
私「だからそれはやめてって」
校長「いや、堤に『先方は堤伸弘を飛ばすな』と頼んできた、と説明したんだわ。そうしたらアイツ『やった! 俺は転勤しなくていいんだ!』って喜んだんだよ。校長室に一緒にいた教頭がびっくりして『堤先生、ザード@さんが飛ばすなと言った理由が本当にわからないんですか?』って言ってたよ」
私「話はわかりました。そういうことなら飛ばすしかないですね」
また、こんな話もある。
私「あいつ、自分のやったこと家族に説明できるんですか?」
校長「だから奥さんに言えって言ってみたんだが…アイツの言葉通りなら奥さんもおかしくね?」
私「はぁ…」
校長「堤の奥さんは『それが事実ならザード@さんに謝るべきだ』と言ってきたらしいんだわ。だけど、普通配偶者ならそんな反応しないだろ? 『旦那がこんなことをしたのが事実だとしたら相手にどんな苦痛を与えてしまったのか』と相手を心配するのが最初のはずじゃないか」
私「なんか納得いかんなあ……」
校長「俺も」
また、A校長は調査の過程でこんな発言もザード@に漏らしている。
「小樽桜陽高校を監督していて思うことは、この学校の教員は一体何なんだってことだわ」
いくらザード@が小樽桜陽高校から様々な被害を受けているOBであるとはいえ、校長の帽子は脱げないA校長が口にする言葉としてはありえないものである。それだけのことがあったことを示唆している。
調査中に当時の私の担任だった佐藤良嗣にも連絡を取ったが
「昔のことなので記憶にない」
と言われてしまった。果たして佐藤良嗣は出席日数100日以上足りない生徒を卒業判定にする上にそれを文書化しないというダイナミックな経験すら忘却するほどにエキセントリックなイベントだらけの教員生活を送っているのであろうか。
私がA校長に「組合が堤伸弘を守っていたという事でしょうか」と聞いたがA校長ははっきりとは答えなかった。A校長の中には何らかの別なストーリーがあると思われる(本件はドキュメントが無いという性質上何らかの青写真は見えるがその証拠があるかという問題がつきまとうのだが…)
結局A校長は何が何でも堤伸弘から自白を引き出すべく四十数回という凄まじい回数の聞き取りを行うのだが、その結果わかったのは:
・堤伸弘は一切の事実関係を認めないしザード@とも異なる内容を記憶している
・堤伸弘の記憶している内容とザード@の発言を比較した場合、ザード@の証言が小樽桜陽高校を糾弾するサイトの掲示板に書き込まれた目撃証言とも合致する以上、正しいのはザード@の側である
・そもそも堤伸弘の記憶には凄まじい矛盾や乖離がある
・堤伸弘は当時家庭訪問という方策を取り、実際にザード家に赴いたと発言しているが、ザード@にもその両親にもその家庭訪問の記憶がない
・目撃者複数であるはずの文化祭の後夜祭での暴行について当時から在籍している教員に聞き取りを行ったが何故か彼らも何も記憶していない。小樽桜陽高校において不正な運用が行われた疑惑がある
・文化祭の後夜祭での暴行についてザード@は「堤伸弘に突き飛ばされ馬乗りになって殴られた」と主張しているが、堤伸弘は「いきなりザード@に蹴り飛ばされ恐怖を感じたのでその足を掴み数十メートル引きずった」と主張している(この部分は本気で意味不明。何で当該教員である堤伸弘自身が暴行の内容をランクアップさせてるの……)
・ザード@は卒業要件を満たしていない。しかし何故か卒業判定となっている。しかし、記録が残っておらずどのような判断の元卒業となったのかは分からない
・そもそも2009年にあったという『謝罪』が文書化されていない
・A校長は法的な解決を目的として堤伸弘に対し、再三「あんたとザード@さんの言うこと乖離しまくってるんだけど。ザード@さん、あんたの名誉を傷つけてるよね。裁判で身の潔白を証明したら?」とけしかけたのだが、何故か堤伸弘は首を縦に振ろうとしない
結局、A校長の凄まじい努力でも堤伸弘の自白は引き出せず、事件のドキュメントが一切残っていないという性質上詳細は闇の中となったまま、事実上の懲罰人事として堤伸弘は普通科高校から養護学校に転任となった。
A校長による堤伸弘評は以下の一言に尽きる。
「あいつアホです」
再発防止策の策定を目指すも頓挫
小樽桜陽高校であった事件の性質は事件のドキュメントが一切残っていないという部分に集約される。暴行の詳細やその性質は重要な問題ではない。これに近い政治事件はまさにモリカケ問題や桜を見る会の問題である。これはそのレベルに大きな(教育)行政の政治問題である。
そこで、再発防止策の策定を求めA先生(校長としては定年となりました)の協力の下再発防止策の策定を教育委員会に求めようとしたのだが、そのタイミングでA先生が病に伏せ面会謝絶状態となってしまい計画が頓挫する。
なお、学校の校長室には歴代校長の写真が飾ってあるがA校長は小樽桜陽高校には写真を飾らず去った。
教育行政が不利なドキュメントを残さないのは合法です
仕方がないので弁護士のところに相談に行ったところ以下の説明を受けた。
・行政であるとはいえ所詮教育行政である以上、学校に不利なドキュメントを残さないのは問題ない。むしろ当然の対応である
・2009年にどういった形式であれ『謝罪』している以上、本件はクローズとするしかない。訴えるすべがない
これに関しては後日別な弁護士にも確認を取ったが、そもそも教師が生徒を殴ったら、それは教育事故であるから文書を作成しなければいけない、という法律自体がそもそも存在しないそうである。
つまり、学校で学校で教師からか生徒からかに関わらずいじめや何らかの不正があった場合、まず最優先で確認するべきはそのことを証明する文書が作成されているかどうかである。
最悪の場合、解決したという文書すら作成されない可能性がある。
まとめ
例えば学校でいじめ問題が発生したとする。学校はそれは学校に対して不利であるので、ドキュメントを残さない。これは合法である。
教師が体罰事件を起こした。しかしそれは学校に対して不利な事件であるので学校はドキュメントを残さなかった。これは合法であり、行政として正しい運用である
男性教諭が女子トイレに入り個室を覗いた。これは指導の一環であり何も問題ない
ドキュメントがない行政事件に対してしつこく文句を言われた場合、とりあえず頭だけ下げれば良い。法的にはそれでクローズと出来る。また、ドキュメントがないので事件が本当にあったのかすら不明であっても行政は謝るという前例は実在する
それを糾弾された場合は脅迫すればいい。行政が脅迫に及んでも、ドキュメントを残さないというのが正しい運用である以上刑事罰に問われる可能性はゼロである
このような状況において自分の子供を安心して学校に通わせることが出来るだろうか。私はまだ未婚であり子供もいないが、こんな恐ろしい施設に自分の子供を入れなければいけないと想像すると吐き気がする
以上である。モリカケや桜を見る会はドキュメントを意図的に改ざん・破棄したという問題であるが、恐らくこの小樽桜陽高校の一件においては最初から文章を1つも作成していない。この教育行政の政治問題はこのままでは隠蔽されたままとなってしまうのでここに実名表記の元公開させていただく次第である。
Appendix1 荒木雅幸の書き込みとメール
まず前提として本件は文書未作成の行政事件であり、従って事実関係の有無を問題にする段階にない。従って事件の実在を示唆する私がかつて運営していた掲示板への書き込みなどはAppendixに回す。
まずは小樽桜陽高校音楽科教員荒木雅幸の書き込み等から。
この「通行人」を名乗る人物からのメールがこちら。確認できる通り荒木雅幸の署名がついている。
ちなみに調査に当たったA校長にこの一連のやりとりを見せたところA校長は「いや、ちょっと待って。これ書くか…!?」
と酷いショックを受けていた。
補足しておくとこの荒木雅幸は現在北海道倶知安高校で教鞭を振るっているはずである。
なお、A校長による荒木雅幸評は「あいつ考えが薄っぺらい」という芸術科目の教師としてはあまりにもあんまりなものであった。
Appendix2 元同級生の掲示板への目撃証言
これを見せたところA校長は当然ながらザード@の事件への証言とその実在性の証拠になると考えたようである。
尚これらの書き込みは以下で確認できる。
前述の荒木雅幸はこれを小樽桜陽高校の学校裏サイトに登録した。何がしたかったのあいつ…。
ちなみに他にもいくつか臭い書き込みは確認できるが小樽桜陽高校の教員によるものだという証拠がない。ソースを見ると投稿者のIPアドレスとリモートホストが確認できるのでwhoisしたりすると一定の示唆が得られる。
Appendix3 堤伸弘の現在の所属
堤伸弘は現在北海道手稲養護学校に配属となっている。
これは養護学校ならば監視の目が強いので、こういった行為に及べないだろうというA校長の考えである。
養護学校で抵抗できない障害者相手に同じことをしていないことを強く祈る
Appendix4 3年次クラス担任の佐藤良嗣について
2016年のA校長の手による調査の際に、重要な情報を知っているはずの人物として私の小樽桜陽高校の3年次クラス担任の佐藤良嗣にも連絡を取ったのだが、このような明らかな不正にクラス担任が関与していないはずがないにも関わらず「記憶にない」という返事しか彼からは来なかった。
事件が膠着状態になってしまったので、北海道教育委員会と佐藤良嗣が現在在籍している北海道札幌白石高等学校に次に引用するメールを送ったのだが、今のところ返事は来ていない。
仕方ないので何故返事をよこさないのかと開示請求をかけたのだが、結果は不開示であった。
北海道教育委員会は公務員が当時の未成年飲酒に関与していたという疑惑すら許容するのであろうか。
繰り返すが、北海道教育委員会は本メールに返事をよこしもしないし、また、何故これに返事をよこさないのかと北海道教育庁に開示請求をかけたら「文書の存否を明らかにする事自体が個人の名誉を侵害する可能性があるので不開示」となってしまった
繰り返すが北海道教育庁ならびに北海道教育委員会は公務員による当時の未成年の飲酒・喫煙への関与すら許容する方針なのであろうか。これは20歳未満でも飲酒・喫煙して問題ないと行政が認めたことになるのではあるまいか。
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