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プロジェクトにおける言霊信仰

たくみです。

日本には古来より言霊信仰の文化があり、現代にも根強く残っています。

その弊害の最たる例としては、、、

太平洋戦争において「日本が負ける」などと発言してしまっては即非国民扱いされてしまう。

戦闘機も銃も弾薬も尽きても、精神力でなんとかする…

全く聞く耳を持ってもらえません。
これでは忠告が忠告になりません。
リスク管理が全くできないのです。

・・・何の話かって?

実はこの現象、現代の「プロジェクト」においても全く同じことが起こっています。

「進捗ヤバいな…」と思いつつ何も言えない。
「これ、現実的に考えてリリース無理ですよね?」と言えない雰囲気がそこにはあるわけです。
言おうもんなら「じゃあどうするんだ!何とかしろ!」と言われてしまう。

(そんな他責思考PMは困っちゃいますが、そういった旨の発言はよく見かけます。)

とはいえ安易に投降できないのも事実。
ですが、戦争とITプロジェクトの決定的な違いがあります。
それは・・・・

負けても人が死なない!!!!!

当然ですが。基本的には人死なないですね。(基本的には。。。。)

リリースを延伸したから死傷者が増える、なんてことはないわけです。
もちろん失うものは沢山ありますが、得られる経験も沢山あります。

大事なことは「諦める」ことではなく、リスクを適切に把握し管理するということです。

というわけで今日もがんばります!

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