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今がチャンス!?インフラエンジニアからクラウドエンジニアへ転向し、大成功した石井さんインタビュー

こんにちは。ワークスアイディ採用担当です。

本日はクラウドエンジニアの石井さんにお話を伺いました。インフラエンジニアとの違いや、どのようにキャリアアップしていったのかなどをお聞きしましたので、エンジニアでステップアップしていきたい方はぜひ参考にしてください。

プロフィール
プラットフォーム事業部 チーフ 石井(イシイ)さん
大学は情報学科を卒業するも、実務未経験で2014年10月にワークスアイディへ入社。インフラエンジニアからクラウドエンジニアへとキャリアを変えていき、現在はGCP関連の業務を担当。チーフとして部下と信頼関係を築きながら、スペシャリストを目指して、日々技術力を磨くことに励んでいる。


ワークスアイディに入社した決め手と魅力を教えてください!

ワークスアイディに入社した決め手は、未経験からでも業務経験を積めることと、社員の印象が良かったからです。「遊びも、仕事も一生懸命」というキャッチフレーズのもと活動されていて、社員にもその理念が体現されていると感じ「ぜひ働きたい」と思い、志望しました。

またワークスアイディの魅力は、上長との距離が近いからこそ、要望を叶えようとしてくれる点です。
私の場合、オンプレミス環境のサーバ構築に関わっていたときに「クラウドの知識を身に着けたい」と上司に相談したところ、学習の成果を評価してくださり、GCPやAWSなどのクラウド案件に参画することができました。

些細なことかもしれませんが「頑張っている人を無下にしない」「自分がやりたいことを実現できる環境がある」というのは、自分自身のモチベーションにつながると思うので、魅力の1つだと思いますね。


入社されてからはどのような案件に関わってきましたか?

まずはインフラエンジニアとして人工衛星の運用作業から始まり、次はクラウド(AWS)内でサーバ/NW/セキュリティの構築、オンプレミス環境での仮想化(VMware)を用いたインフラ構築の業務を行ってきました。

GCP環境にてGKEを用いてビッグデータの分析基盤構築と保守を行ったり、老朽化したオンプレミス環境のサーバをAWS環境へ移行するなど、多岐にわたって業務を行ってきましたが、現状はGCPにてインフラ、ネットワーク、セキュリティ周りの構築やterraformやansibleを用いたインフラ構成のコード化(IaC)を主に対応しており、自身でも幅広く経験を積ませていただけて、キャリアアップできているなと実感できています。


クラウドエンジニアに必要なスキルをどのように身につけましたか?

下流から上流工程へと順番に経験していきました。

最初はインフラエンジニアとして、まずは運用保守部分から担当させていただき、監視ツールのノウハウやレポーティング、実際の障がい対応など、サーバの知識とともにスキルを積んでいきました。

次にサーバ構築の経験を積んでいきました。要件定義、基本設計、詳細設計を経て、構築業務に入っていくのですが、構築前に整理された要件や設計の精査や、それらを反映させていくためにサーバ構築の手順書の作成や、お客様との調整を行い、スケジュールに沿った形でリリースまで辿り着き、構築のスキルも身に着けていきました。

そして、最終的に今のクラウド構築運用保守に行き着きました。学習は参考書を用いて、Webサーバの公開を実践ベースで学んでいました。今までオンプレミス環境で行ってきた構築作業を、クラウドに応用して実践したのがクラウドスキルとしての最初の段階です。

そこで構築の流れが一通りわかったため、実業務で構築する場合に必要なセキュリティ面や、サーバアプリケーションに必要な機能を満たすために必要な設定項目を把握していきました。

AWSやGCPのサービスの数は日々増えているのですが、最新技術もしっかり学んでいきながら、その後にサービスの比較検討をするなども行っています。

参画したプロジェクトで一緒になった仲間から学習方法を学び、知識をインプットして、それを実業務に落とし込んで学んでいきましたね。


どういった方がクラウドエンジニアに向いていますか?

「コミュニケーション力」と、「クラウドスキルへの興味」の2つが必要だと考えます。

実現できるサービスは幅広いですが、全てはお客様の悩みを解決できるものでなくてはなりません。つまり、お客様の要望をきちんと汲み取らなくてはならないので、会話力は必須です。

現場でのミスは、コミュニケーションエラーが原因であることが多いので、過不足なくお客様の要望を理解し、こちらができることをすり合わせるというのが大事ですね。

あとはスキルへの興味ですが「好きに勝るものはない」という発想からです。IT系で技術力を身につけていきたいという要望でもいいと思います。特にインフラエンジニアとして働いている方なら次のキャリアとしても、需要がある分野なのでおすすめです。

クラウドエンジニアの仕事の1つに、オンプレミス環境にあるデータをクラウド側に移し、運用しながら動作確認をする業務があります。この業務では、インフラエンジニアでいうところの構築と保守を並行して経験することができます。

例えば、ハードウェアのEOSLに伴い、オンプレミス環境のデータをクラウド環境に移行したいという要件があったとします。まずは要件を元にクラウド環境にて必要なサービスを利用して構築を行いますが、開発者へ引き渡す前にはインフラ観点での動作確認を行う必要があります。動作確認の観点についてもお客様や開発者と要件を満たせているのかきちんと認識を合わせる必要がありますので、コミュニケーション力とインフラエンジニアとしての知識両方が求められます。

また、クラウド環境での構築はWebコンソールから行うことができるのですが、Webコンソールから構築をした場合は構築手順を作成して対応する必要があったり、レビュアーがWebコンソールで対象のリソースが作成されたことを確認しなければいけなかったりという管理上の手間が発生します。

上記の課題を解決するためにはterraform等のIaC(Infrastructure as Code)ツールを使用してコード化をして管理を行います。コード化を行うことでGit等のバージョン管理システムで管理もできることになり、作成するクラウドリソースのレビューについてもコードレビューの形で対応することが可能となります。

また、コード化を行うことで冪等性が担保され、同一の環境を構築する際にはコードを再利用すれば構築期間を大幅に短縮する事ができます。コード化が完了すればCI/CDを使用して自動でデプロイする仕組み等も実装可能なため、開発者側として必要な事も経験する事もできます。

インフラエンジニアのスキルが基盤としてあり、その知識やスキルを活かしてクラウド上でインフラ、NW、セキュリティなどを網羅的に落とし込んでいくのが、クラウドエンジニアの働き方となります。

このような業務をやってみたい!というインフラエンジニアやクラウドエンジニアの経験者の方には非常に向いていると思います。

また、今まで培ってきた経験をもとに顧客折衝も行いたい!という方も、是非クラウドエンジニアを視野に入れてほしいです。


これからワークスアイディに入る方はどのようにスキルアップすればいいと思いますか?

今はAWSなどの公式ドキュメントが充実しているので、それを見ながら実践するのが一番最短だと思います。

あとは私と同じように参考書を使ったり、少し信頼性に乏しいですがネット検索も適宜活用する、というのも効果的かと思います。

また、クラウドサービスの資格があるので自分のやる気を目に見える形でアピールするためにも、資格に挑戦することはいいですね。

ただ、気をつけるべきは「とにかく実務ができるかどうか」です。資格がなくても実際の業務での経験をきちんと表現することができればアピールできますし、その経験こそが市場価値に該当すると思います。

実際にワークスアイディではその実務経験をしっかり積むことができます。クラウドのエンジニアは売り手市場なのですが、実際できる社員は少ないので、そういった点でも狙い目です。


クラウドエンジニアのやりがいを感じるのはどんな時ですか?

個人的にはエラーをいち早くキャッチし、解決案をお客様に提案し、クローズできた時です。

アラートの設定をしているので、基本的にはエラーを拾えているのですが、原因不明の問題が起きることもあります。特に新しいサービスを使っていると、公式ドキュメントにも記載されていないエラーが発生したりします。

例えばGoogleが運営しているGCPであれば、Googleすらも意図していない影響が出ることもあります。その時はとにかく公式ドキュメント以外(GitHub等)からもエラー原因を調査して対処しなくてはいけないので、大変ではありますが、知識や経験を持っている自分にしかできない内容だと思いながら活動できています。

問題解決をして、お客様が笑顔になってくれる瞬間が一番のやりがいですね。


最後に、ワークスアイディへ興味を持っている方へメッセージをお願いします。

クラウドエンジニアの需要は高まっており、案件も多くあるのですが、、、エンジニア市場の中で網羅的に実践できる方がまだ多くない状況です。

そういった点ではチャンスでもあります。弊社でも案件がきた時にも入れる方が多くないため、即戦力として迎え入れてくれるでしょうし、業務を経験できるのは今後のキャリアとしても大きいです。

私のようにインフラエンジニアからクラウドエンジニアにステップアップすることも可能ですし、リモート環境でできる業務も多いので、働き方を変えてみたい方にもおすすめです。


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