子どもは親の背中を見て育つ(大人は自分と向き合うキッカケに)
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
日本経済新聞にこんな広告がありました。
子どもにどんな姿を見せるのか。
いや、子どもがどんな姿を見ているのかっていう方が大切かも。
見ていないようで見ているのが子どもですからね。
「そんなのどこで覚えたの?」って言ってても、それは自分を見て覚えている可能性が高い。
何気ない日常の積み重ねが、子どもの価値観や感性を育んでいきます。
「子どもに楽しんでいる姿を見せなければならない」じゃなくて、自分が心から楽しむためにはどうしたらいいかを考えていきましょう。
キャリア面談で、「あなたの人生において仕事はどんな立ち位置ですか?」と、少し抽象度の高い質問を投げることがあります。
回答は様々ですが、それでいいんです。
この質問では、「こう答えてほしい」という回答例はなくて、ありのままの自分を考えて言葉に出してほしいだけなんです。
🔶仕事をどのような立ち位置に据えているのか?
🔶仕事に対してどんな印象を持っているのか?
これらは、周りにいた大人たちがどのような働き方を持っていたのか、どのような仕事への向き合い方をしていたのか、というのが大きく影響しています。
2022年3月に発行された『小学校キャリア教育の手引き』を見ても、仕事観の形成がどれほど重要かということが書かれています。
「キャリア教育のスタートは、学校教育じゃなくて家庭教育になっていくんだろうな」ということを考えた時に、仕事をしている大人たちがどれだけイキイキ働いているかというのは、子どもの教育においてはとても重要な要素になってきます。
仕事を通して人生の幸福度が上がっている大人を増やすことは、子どものキャリア教育の側面で何よりも大切なことです。
『小学校キャリア教育の手引き』から、
『キャリア教育の新たな定義』
『勤労観・職業観の位置付け』
という部分を引用します。
最近は、経済産業省が出しているこちらの資料の、この部分の重要性をひたすらに説いています(以下の画像)。
学校教育でのキャリア教育と企業教育・育成でのキャリア教育というのは、密に関連しています。
このことを把握して、大人は子どもと接していきたいですね(子どもは自然と大人を見てますし、影響を受けていきますから)。
大人も、子どもから学ぶことはたくさんあります。
子どもと関わる中で、自分の仕事観や仕事との向き合い方を整理していくといいかもしれません。
自分も周囲の人も幸福に溢れている未来を掲げながら抱いている仕事観や人生観は、自分のブレない軸になる。
そんな仕事観や人生観を構築して、その軸に自分を引き戻す力が身につけば、日々の良くないストレスから解放されて毎日を主体的に過ごすことができる。
そんな大人が増えるだけで、子どもの未来も明るくなる。
心をラクにして過ごしましょう。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。
他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?