質問をすることは、相手に興味を持つこと
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
とある講演で、サイバーエージェントの曽山さんの話を聴いた時、「価値観ナインブロック」というアイスブレイクをやりました。
これが僕のお気に入りとなり、アイスブレイクを任された際は、よくこれをやっています。
名前を除く8つのマスに答えを入れる質問は、その時の状況に合わせて変えて良いそうです。
柔軟性を持たせることで、いろいろな場面で使うことができます。
大切なポイントは、長すぎない時間で埋めること(上記には3分程度と書いてます)と、その後のワークです。
書き終わったら、複数名のグループになって、書いたものを公開し合い、質問をしていくというワークをやります。
僕がXさんとペアになったら、僕はXさんのシートを見ながら「これってどういうことですか?」とか「これについて詳しく聞かせてください」とか、時間を決めてとにかく質問していきます。
詳しいやり方は以下の記事にも書かれていますが、状況や所要時間に応じてやり方も変化させて良いようです。
この「質問」が、相手との関係性を深めるのに有効だというのです。
「質問をする」ということは「相手に興味を持つ」ということに繋がりますし、「質問に対して自分のことを話す」ということは「承認欲求を満たす」ということに繋がるからです。
ですから、相手のことを認めるとか、承認してあげるとかって、質問をしてあげることだけで良かったりするんです。
下手に「素晴らしい!」「すごい!」なんて言葉はいらなくて、「質問をする」というシンプルなことで相手のことを知っていくことが大切だということ。
紙とペンがあって、2人以上であればできる手軽なアイスブレイクなので、とあらゆる場面で質問を変えながらやっていけば、それぞれの理解度が深まっていくでしょう。
特に『価値観』にフォーカスを当てるメリットとしては、曽山さんも言ってましたが、「大事にしている価値観は個別のものですし、それが強みの源泉になったりする」ので、繰り返しやっていくことで自身の強みの源泉を理解したり、それをチームメンバーに知ってもらえる良い機会になります。
質問をするって、意外とできない人が多いなって思います。
ミーティングとか研修とかセミナーで、「質問ありますか?」と問いかけられても、「・・・(シーン)」ってなったりすることもよくありますよね。
話している側の話がつまらないパターンもあるでしょうし、興味がない話ばかりしている可能性もあるのかもしれませんが、そういう時に限ってアンケートとかを見ると満足度が高かったりする。
「それだったら何か質問してくれてもいいじゃん」というのが、プレゼンターや話している側の正直な気持ちかもしれません。
話す側からしたら、どんな質問でも良いから投げかけてくれると「ありがとうございます」という気持ちになりますから、「質問ありますか?」に対しては何かしら応えてあげるのが、相手への誠意だったりしますね。
「質問をするとは、相手に興味を持つこと」・・・これは、関係性を構築する上では非常に重要なことです。
「人(対象となる人)に興味がないので質問できません」という人もいますが、その場に自分がいる目的を考えてみましょう。
その人とその場を共有している目的が、その人との関係構築なのであれば、「興味がないので」と思って相手を知ろうとしないのは違いますよね。
その人とはその場限りの関係で、その人との関係構築が必要ないならいいと思いますが、例えばチームビルディングや仲間との関係構築の場なのであれば、少しでも「相手に興味を持ってみよう」と思って、質問を投げてあげましょう。←興味を持って「これを聞きたい」と思えば、「質問してあげる」という姿勢ではなくて「聞きたいことを聞く」という能動的な姿勢になるはずです。
周囲との関係性は、自身の働きやすさに繋がります。
働きやすさを向上させて、心をラクにする・・・その手段として、周囲の人に興味を持って質問をしていくといいかもしれません。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。
他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。
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