理想を掲げて貪欲に歩みを進めよう
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
こちらの本でも紹介されているサッカー選手のnoteを紹介します。
上記の本では、今回紹介するサッカー選手のMission・Vision・Valueが紹介されています。
僕自身も、共に働くメンバーにはこういう言語化をしてもらうようにしているので、水戸ホーリーホックのこのような取り組みにはとても共感しています。
理想を掲げ、現実と向き合い、ギャップと向き合いながら、未来に向けて日々を積み重ねる。
この姿勢が本当に素晴らしいと思いました。
理想を掲げることはとても大切です。
目指す理想があるから、日々の活動に目的が生まれて、目の前のことに本当の意味で夢中になれるから。
ただ、理想を掲げて、掲げるだけで終わっている人もいるんです。
掲げて満足する、掲げたら掲げてるだけ・・・それだったら、掲げなくていいです。
「こうなりたい、こうありたい」と心から望んで掲げたら理想なら、本気でそこに向かっていけるはず。
ただし、思った通りに進まないのが現実です。
そんな時に、「思った通りに進まないじゃん、だったら理想なんて掲げる意味ないじゃん」と思ってしまったら意味がありません。
「思った通りに進まない」という現実を受け入れて、それでも理想と現実のギャップに目を向けて、課題設定をして前に進んでいくんです。
そんな簡単に達成できる理想だとしたら、「それは本当の理想なのか?現実的に達成できることを掲げてるだけじゃないのか?」という問いを立てた方がいいかもしれません。
森選手のように、ふと自分を客観視して、掲げてる理想と向き合って内省するというのは、理想を掲げるならやらないといけないことだけど、やれてない人が意外と多いです。
だから、リーダーやマネージャー、メンターなどの役割を担っている人は、意図的にそのような機会を設ける必要があります。
誰かから与えられたキッカケでもいいから、自身のMission・Vision・Valueと向き合う。
向き合うことの意味を自分事にできた人は、誰かからキッカケを与えられなくても、自主的に内省できるようになる。
習慣化により自分の人生を変える1つの手段です。
逆算思考と積上思考の両方を持つことの大切さ、これも併せていつも伝えています。
自分の人生をどのように充実させるか・・・それは、自分自身が自分の人生について深く考え、「今の自分は何を積み重ねるべきか?」を理解して行動に移していけるかにかかっています。
『自分の律し方』を見出すためには、いろいろな方法を試して実験していくことも必要です。
「誰かが良いと言ってるから自分にも合う」わけではないので、まずは自分の人生について考えてみることから始めてみましょう。
うちのグループ会社には『クレド (信条)』があり、その中の1つにこんな項目があります。
この項目ほど、やってる人とやってない人の差が短期的に出にくいけど、中長期的なキャリア構築において『働きやすさ・働きがい』や『生きやすさ・生きがい』に直結する項目はないなと感じています。
短期的なキャリアだけを考えると、目の前のことに夢中になってさえいれば、『働きやすさ・働きがい』や『生きやすさ・生きがい』を感じられるかもしれない。
ただ、夢や目標、自分がここで頑張る意味を言語化できていないと、中長期的なキャリアを考えた時に、「あれ、なんで自分はここで頑張ってるんだっけ?」となり得るんです。←こういう人を何人も見てきました。
「この環境で時間を過ごす」ということを、いかに自分事化できるか・・・これは、本当に大切。
ここで時間を過ごすことを自分事化するためには、ここにいる理由を明らかにしないといけない。
ここにいる理由を明らかにするためには、自分がどこに向かいたいのかを言語化しないといけない。
「未来のことなのでわかりません、決められません」と言う人もいます。
そういう人に対しては、「今は決めなくていいよ、決められるようになろうね」という導きをする人もいるはず。
ただ、その導きをしてしまったら、きっとその人は、いつまで経っても『理想の未来』を決められないでしょう。
『理想の未来』に正解なんてありません。
だから、今の自分で考えられる『理想の未来』を言語化してみればいいんです。
「こんなことでいいんですか?」と質問してくれる人もいます。
僕は、「あなたがいいと思うならいいと思う」と答え、「ただ、掲げるだけだと意味がないから、今の自分が本気で目指したい未来なのかは改めて考えてほしい、どうかな?」と続けます。
自分が掲げる理想の未来に、正解なんてありません。
だから、周りの人に「これでいいの?」と言われる筋合いもないんです。
だから、自信を持ちましょう。
iPhoneの生みの親とされるスティーブ・ジョブズについて紹介している記事から、いくつか抜粋します。
調べたのは、この名言について解説している記事です。
自分はどうなりたいのか、どうありたいのか、どんな未来を目指したいか、どんな生活を送りたいか、どんな人生にしたいか・・・。
問いの種類にはキリがないです。
問い方はなんでもいいですけど、自分の未来について考えてみて、その未来に対して周りを気にせずに貪欲に進んでみませんか?
そのプロセスには、自分だけでは乗り越えられない壁があるはずなので、周囲との信頼関係や尊敬関係は非常に重要になるでしょう。
自分が掲げる理想の未来に向かう環境として、とある組織に所属することを選んでいるはず。
自分の未来と今の環境を結びつけて、『自分がここにいる意味』を明確にしていければ、仕事への姿勢が圧倒的に変わります。
信用されて、信頼されて、尊敬されて、能力向上を認められて評価されて、より多くの機会を与えられて、更に成長スピードが上がる。・・・その前提には、この環境で成長することの意味を自分事化できている。・・・この好循環を構築できたら、仕事を『人生を良くする手段』として捉えることができるようになります。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。
他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。
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