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「なんでもしてみよう」にすれば、なんでも道楽。

学生の時に、戸田智弘さんの著書である『働く理由』に出会いました。

将来がどうなるか不安でたまらなかったので、地に足のついた『働く理由』に関するこの本は、読んでいて納得感があったのを覚えています。

気付いたらその本の新版が出ているということで、早速読んでみました。
その中で、ハットさせられた言葉がありました。

すべての人生のことは 「させられる」と思うから辛かったり惨めになるので、 「してみよう」と思うと何でも道楽になる。

作家  曽野綾子

自分の日々の仕事を振り返ってみても、「させられる」仕事ほど、面白くないものはありません。

大枠では会社や社会のルールの中でさられていたとしても、自分なりの工夫を凝らして、相手に喜んでもらうことは、この上ない幸せです。

本の中で引用されていた、作家である曽野さんの言葉は、日々の仕事を道楽にする考え方のスパイスです。

とどのつまり、やらされるというのは、気持ちの問題で、自分がやってやろう、してみようという前向きな気持ちでやってみると意外と悪くなかったりします。

常々思うのですが、イライラしたり不幸だと思うのは、未来がごちゃごちゃしていて、なんだか今やっていることが、ものすごく無意味に感じてしまうからではないでしょうか。

だとすれば、今やっていることを「してみよう」という考え方にシフトしてみると、案外、思ったよりもずっと現在も未来も楽しくなるでしょう。(もちろんその考え方を変えることが一番難しいのですが)

追伸

「苦労も多い。面倒くさい。だけど、自分はこれをやらずにはいられない」― こう思えたとき、そこには「本当に好き」があるような気がする。

『新!働く理由』戸田智弘、

「してみよう精神」で取り組んでいても、そこにはめんどくさいもたくさんあるかもしれません。でも、戸田さんがいうように、もしそれでも面白い、やってみようと思えたら、実はそれは天職なのかもしれません。


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