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歴代の成功者が証明する!?アイディア創出に最適なロケーション

先日、思い立ってワーケーションしたと言う知り合いにどうだったかと話を聞いてみた。

彼は、BtoB事業の営業マンとして働き、コロナが流行る前には週3~4日は気が置けない同僚と頻繁に飲みに歩くほど、人とわいわい話ながらコミュニケーションを取ることが好きな人だ。
彼がワーケーションに行ったと聞いて、海やらキャンプやら色々遊びに行けるような場所を選んだのかと思いきや、選んだのは「温泉」だと言う。
しかも1回どころでなく、既に幾度も温泉地でワーケーションをしていた。

「目的は働くことだから、海とかビーチは選ばなかったな~
温泉はめっちゃいいよ。ちょっと煮詰まった時に温泉に入ると頭がスッキリするし。宿で食事も付けてたから、必然的に朝食や夕食の時間が決まるでしょ。グダグダ仕事しないで、時間を意識しながら仕事も出来るし、いつも以上に集中して仕事ができるから。」

温泉宿で仕事とは贅沢で新しい働き方…
あれ?新しい働き方?クリエイティブな事をしてきた人達、例えば名だたる文豪たちは昔から温泉地で仕事してきたじゃないかと思った。
夏目漱石「坊ちゃん」の舞台になった道後温泉
志賀直哉「城崎にて」の城崎温泉
川端康成「雪国」の越後湯沢温泉
ジェイン・オースティンなんで温泉地バースに移住までしちゃっている。
温泉でリラックスする事で、新しいアイディアの創出につながるんだ、と。

こんな事を考えながら、イノベーションだのクリエイティブだの、新しい事を生み出す事を求められる今は、ちょっといつもの環境から離れて「温泉地で仕事をする」というのは、歴代の成功者たちが証明している素晴らしい労働環境だ!と声高々に宣言してみよう、なんて。


日頃から考えなくてはいけない業務が多くて、効率の良い仕事をするために何をしようかと思っていたが、私も、来週は「温泉地」でワーケーションしてみようかな。

Y.M.