大先輩から学ぶ。

寄席終わり。
その日は当番だった事もあり、
東洋館を出たのは17:00を少し過ぎた頃。

ふと思い立った僕は、
”ある人”に連絡をした。
しばらく経ってから、一通の返信が。
「21:00頃からで良いなら」

そう返信が来たのは18:00頃だった。
浅草から横浜某所へ向かう。

21:00まで近くの喫茶店でパソコンと睨みあう。
少し過ぎた頃、喫茶店を出た僕は、
”ある人”が居る場所へと向かった。

とあるビルの8階を押す。
入り口には「会員制」の文字、
横にあるインターホンを鳴らす。

しばらくして扉が開いた。

「いらっしゃい、どうぞ」
中へ入る。

その先に”その人”は立っていた。

”浅草の芸人”といえば名が上がる。
浅草が産んだ大スターコンビ。
”ツービート””ビートきよし”
その人が立っている。

僕は今日、この人に会いに来たのだ。
この場所は、
きよし師匠のお店である”スター場”だ。

以前とある機会があり、
きよし師匠とお近づきになった際、
師匠から「今度ウチに遊びにおいで」と言われていた。
中々無いチャンスだと思い、ハイテンションで頭を下げた。

そしてこの日、僕はココに来たのだ。

カウンターに師匠が座り、
向かいにはマネージャーの"マキー"さん、
僕はソファへ腰をかけた。
師匠のご厚意でビールを頂く。

浅草でのツービートの事。
コンビの事。
漫才の事。
お笑いとは。
話す内容一つ一つが勉強になる事ばかり。

その要所にはもちろん、
あの”ビートたけし”の名前が出る。
当たり前の事なのだが、
目の当たりにすると感動するものだ。

そして、師匠の目線から話される、
漫才とコンビの事。

ツッコミで居る為に必要な能力。
僕が聞きたかった本題。

僕が悩んでいた所を全て悟られた感じだ。
内容は・・・
ココに綴るには難しく、
長文になるし、
解釈違えて”調子に乗る奴”も良そうだから、
間違った綴り方はしたくないので、
聞きたい人は、飲み誘ってくださいw

ただ、僕の中で凄く悩みが浄化された。
それは間違いないだろう。
信者だからとか、憧れてるからでは無く、
ちゃんと”その道を歩んできた人”に言われると、
腑に落ちるものだ。

しかも結果が凄まじく出ている人。

これこそが、”学ぶ”という事なのだろう。
僕の悪い所も見えたし、
ウーデンガーデンの悪い所も見えた。
やるべき事は沢山ある。
いつ実行出来るのか。

さて、あっという間に時間が過ぎる。
気が付けば終電は無く、日を跨ぐ時刻だ。
最後に師匠から、
ドーナツとどら焼きを貰い、
「またいつでもおいで」
今度は相方も連れて来ると伝え、
お店を後にする。

空を見上げると、
横浜の空には綺麗な星が輝く。
この日は、特別輝いて見えた。
気分も良いし、始発まで散歩する事にした僕は、
横浜の街へ消えて行った。

何言ってんだ、よしなさい。

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