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お茶の勉強

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2018年7月の記事一覧

「急須が好き」

僕の好きな急須についてひたすら語ります。 こちらの急須は、先日常滑で買った急須です。 「…

日本平 手摘み やぶきた

「日本茶の品種で何か知っている名前はありますか?」と聞いてもなかなか思いつかない方が多い…

さしま茶 石山製茶工場『つゆひかり』

さしま茶「さしま茶」は、茨城県西部猿島台地の古河、坂東、常総、八千代、境からなる茶産地で…

カネヨ製茶 やぶきた 滋賀 朝宮茶

知る人ぞ知る茶産地朝宮たぬきの焼き物で有名な滋賀県信楽町にある茶産地朝宮。 静岡の牧之原…

静7132

少し変わった名前の品種「静7132」(しず なないちさんに) 静岡県茶業試験場で1960年代に生育…

お茶の味を左右する茶園の仕立て「芽重型」と「芽数型」

前回のnoteの投稿で「芽重型になりやすいという特徴がある…」とサラっと書きましたが、お茶に…

「蒼風」 やぶきた(♀)×静-印雑131(♂)

静岡県金谷の農研機構で育成され、2005年に命名登録された比較的新しい品種です。 株親♀:やぶきた 花粉親♂:静-印雑131 摘採期は「やぶきた」より4~7日早い早生品種。 収量は「やぶきた」と同程度で、幼木園の初期生育が良い。 新芽数が少なくなり芽重型になりやすいという特徴がある。 耐寒性は「やぶきた」より低いため、温暖地での栽培に適しています。 輪斑病の抵抗性は強いが、赤焼病の抵抗性は若干弱いため多発地域では防除が必要になります。炭そ病は中程度。 蒼風の最大の

さえみどり

鹿児島県枕崎市の農林水産省野菜茶葉試験場で育成され1990年に命名登録された品種。 株親♀:…

常滑急須の特徴と急須で淹れるお茶の魅力

「急須離れが進んでいる」、「家に急須がない家庭が増えている」そう言われるようになったのは…

おくみどり

金谷茶業研究拠点で育成され、1974年に命名登録された品種。 株親♀:やぶきた 花粉親♂:静…

おくゆたか

静岡の金谷茶業研究拠点で育成され、1983年に命名登録されました。 株親♀:ゆたかみどり 花…

しゅんめい

静岡の野菜茶業試験場で育成され、1988年に命名登録されました。 栽培適地は東海以南の温暖地…

めいりょく

静岡県金谷の農水省茶業試験場で育成され、1986年に「茶農林35号」として品種登録されました。…

さえあかり

2012年に品種登録 育成地は、鹿児島県枕崎の農研機構。 株親♀:Z1 花粉親♂:さえみどり 全国的に栽培可能 摘採期は「やぶきた」より3-4日早い 樹姿はやや開張形、樹勢は「やぶきた」より強い。 一番茶、二番茶ともに収量が多い。 病害虫の抵抗性が強いが、もち病にはやや弱いため、発生地域では防除が必要。 玉露、かぶせ茶の製造に適している品種。 「さえみどり」から引き継いだ"冴えのある明るい水色"が特徴。 やわらかな甘みのある香りと、濃厚なうま味豆っぽい後味が特徴