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おくゆたか

静岡の金谷茶業研究拠点で育成され、1983年に命名登録されました。

株親♀:ゆたかみどり 花粉親♂:F1NN8

摘採適期がやぶきたより5、6日遅い中晩生種
新芽が硬くなりやすく、摘採適期が短い品種。
良いお茶を作るには摘み遅れないよう茶畑で新芽の状況を、しっかり観察することが重要です。

春と秋に発生し茶葉を加害するもち病への耐病性、凍害への抵抗性が強い。

アミノ酸含量が多く、濃厚なうま味が際立つ品種。
甘みのある上品な香りも特徴の一つ。

「おくゆたか」は「やぶきた」のような、力強いうま味と渋み、苦みが味わえますが、そのどれもが「やぶきた」とは少し違った味わいになっていて、飲み比べてみてもみるのも面白い楽しみ方だと思います。

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