さえみどり

さえみどり

鹿児島県枕崎市の農林水産省野菜茶葉試験場で育成され1990年に命名登録された品種。

株親♀:やぶきた 花粉親♂:あさつゆ

「やぶきた」より4日〜1週間早い早生品種

鹿児島などの温暖地での栽培に適していますが、近年では静岡などでの栽培量も増えています。

高品質で収量も安定していることもあり、三重、福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎、鹿児島では奨励品種として登録されています。
現在は全体の2%ですが全国的に改植が進んでおり、今後さらに栽培量が増えていくことが期待されています。


「さえみどり」の特徴は、その名の由来にもなった鮮やかな緑色と、深むし製法で仕上げることで生まれる上品な甘みと濃厚なうま味。
また、苦渋みが少ないことも特徴の一つです。

その豊富なうま味とまろやかな口当たりは多くの方から支持を集め、人気の高い品種となっています。

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