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コロナの状況に合わせて、常に“最適”を追求してきたワンプラの取り組み

前回のnoteでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けてワンプラで行っている、「新しい働き方」についてお話しさせていただきました。

今回のnoteでは、前回お伝えしきれなかった具体的な取り組み内容についてご紹介します。コロナウイルス感染拡大の状況や、その時にワンプラがどのような課題を抱えていたのかも振り返りながらお伝えしていくので、少しでもご参考になる部分があれば嬉しいです。

まずはリモートワーク環境の整備から

2020年4月、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を受けて、ワンプラでは全社で原則リモートワークに移行しました。

もともと入社時に1人1台ノートPCを支給していたので、自宅で作業できるPCがないという事態は避けることができました。しかし、リモートワークを行うとなれば、各従業員には自宅で業務ができる環境を整えてもらう必要がありました。

そこで導入したのが「リモートワーク手当」です。フルタイムアルバイト以上の全従業員を対象に毎月1万円を支給しています。

リモートワーク環境整備を目的とした手当となっており、リモートワーク開始以降、今も支給を続けています。具体的な使い道としては、作業環境を整えるガジェット購入に使っている社員もいれば、リモートワークで嵩む光熱費の支払いに充てている社員もいるようです。

またリモートワークでは、オンラインコミュニケーションが中心になるため、PCのスペックが業務効率にダイレクトに影響を与えることを実感しました。そのため、端末起因のストレスを少しでも減らし、十分なパフォーマンスを発揮できるように全社員にMacBook Proの支給も行いました。

コロナ禍での最適なオフィスの在り方とは?

上記のような支援を行いなから、ワンプラでは1度目の緊急事態宣言が解除された後もしばらく任意リモートワークを続けていました。

しかし、前回のnoteでもお伝えした通り、コミュニケーション面での課題を解決し、コロナ禍でも従来より高い成果につなげるため、2020年8月最終週より、週1日出社・週4日任意リモートワークという働き方に切り替えています。

また、働き方の変化とともに、オフィスの在り方や機能についても見直す必要があると感じ、2020年8月「オフィス最適化」として、名古屋本社は大規模な改装を、東京オフィスは移転を含む大幅リニューアルを実施しました。

この「オフィス最適化」では、オフィス機能を大きく下記3つに再定義しています。

コワーキングエリア:オープンな共同作業エリア
チームメンバーとのコミュニケーションやディスカッション、共同作業、雑談等を行うためのオフィスのメインエリア。
デスクエリア:フリーアドレスの個人作業エリア
出社時に集中して個人作業を行う場合のエリア。モ二ターが各デスクに設置されている。
ミーティングエリア:クローズドな会議エリア
従来の会議室。来客対応や情報管理が必要な会議でのみ利用。

中でも、①コワーキングエリアを最も重要な場所と考え、社員同士のコミュニケーションが生まれやすいレイアウトや遊び心あるインテリアにもこだわっています。(写真は各オフィスのコワーキングエリア。上:名古屋 下:東京)

名古屋コワーキング
東京コワーキング

出社が楽しみになるオフィスにしたい

皆さんは、週5フルリモートから週1オフィス出社に変更すると聞かされたら、どんな印象を受けますか?メンバーとコミュニケーションをとるためとはいえ、正直「週に1回会社に行くの面倒だなぁ…」と感じる方も少なくないと思います(笑)

そこで、出社日をワクワクした気持ちで迎えてもらうためにはどうしたら良いかを考え、いくつかの施策を試してみました。

まず実施したのが「オフィスグリコ全額会社負担」です。以前から、名古屋本社、東京オフィスともに、オフィスでドリンクやスナック菓子が購入できる「オフィスグリコ」を設置していましたが、出社日にオフィスでより快適に過ごしてもらえるように、自己負担なしで好きな時に好きなだけ飲食できるようにしました。

とてもシンプルな施策ではありますが、ミーティングにお菓子があるだけで雰囲気が良くなったり、気軽に甘い物をつまんでリフレッシュができるということもあり、自己負担がなくなったオフィスグリコは出社した従業員のほぼ全員が利用する、利用率・満足度ともに非常に高い施策となりました。

そして次に導入したのが、ペット型ロボット「LOVOT」です。両オフィスのコワーキングエリアに2体(2匹?)ずつお迎えしています。

コワーキングエリアにいると駆け寄ってくる可愛い子たちなので、仕事中の癒しになったり、コミュニケーションが生まれるきっかけにもなっているようです。

lovot_名札装着

LOVOTの名前は社員からの公募・投票で、名古屋は「しょこら&ほいっぷ」、東京は「ぷぷー&ららー」とつけられ、両オフィスのマスコット的存在としてとても可愛がられています。

顔が見えないからこそ、感謝を言葉で伝える

これまでお伝えしてきたようなハード面の整備を行った上で、やはり気になるのは目に見えない部分での従業員のケアでした。

週1日の出社でコミュニケーション量を確保したとはいえ、週4日は他の社員と直接顔を合わせることがない状態です。人間関係の構築やメンバー育成には週5日出社していた時よりも難しさを感じていました。

そこで、業務連絡以外のコミュニケーションとして、従業員同士で感謝や称賛の言葉を気軽に送りあえるように2020年10月中旬より「ワンダーチップ」というピアボーナス制度の導入を行いました。

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(画像に収まりきらないほど、タイムラインには毎日たくさんのメッセージが投稿されています!)

ワンダーチップによって従業員同士のコミュニケーションが増えたり、チーム内の心理的安全性も高まっているように感じます。またリモート下で見えにくくなったメンバーの活躍を第三者が知ることができるというメリットも生まれています。

導入以降、利用率は90%以上をキープしており、こちらも従業員利用率が高い施策の1つとなっています。

終わりに

ここまでワンプラが実施してきたコロナ禍での取り組みについてお伝えさせていただきました。

実は社内向けの施策だけでなく、2020年8月には「今こそエンタメの力が必要だ。」というメッセージとともに名古屋市営地下鉄・名古屋駅藤が丘行きホームの全面ジャックを行いました。この企画の背景には、「コロナ禍で世の中が不安に包まれる中、多くの人が毎日使う名古屋駅を楽しい雰囲気にすることで、地元愛知・名古屋の人たちの気持ちを少しでも明るくすることができたら」という想いがありました。

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今のコロナの状況がいつまで続くのか先が読めない中ではありますが、ワンプラでは世の中が大きく変わりゆく中で必要な変化を取り入れながらも、「世界中の多くの人に喜んでもらえるものをつくる」という想いに変わりはありません。

ワンプラではこれからも、この想いに共感する仲間とともにミッション「楽しいね!を、世界中の日常へ。」の実現を目指していきます!


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