なぜ人は「スタバの新作」を飲みたくなるのか?
本題です(笑)この記事もiPadで、noteの性能を最大限に発揮しながら書いていきます!(何のことを言ってるんだ、と興味を抱かれた方は一つ前の記事をご参照ください笑)
今回はスタバのブランド力について考えてみます。
①スタバの限定ボトルが買えない!
可愛らしいオシャレなボトルですよね。今Amazonでは4,500円という表示です。さて、スターバックスのHPを見てみると、
なななんと、定価は2,400円ではありませんか!
この商品、妻が欲しいと言っていて、ホワイトデーのお返しとして買おうと思ったのですが、全然買えないのです。店舗に直接行っても売り切れです(2店舗行きました)。
このご時世、保温もできない、定価でも安いわけでもない(批判みたいですが批判じゃないですよ!)ボトルがなぜこんなに人気なんでしょう?
②「スタバの新作飲みにいこ〜」という人々の存在
いません?笑 こういう人。ぼくは流行りに疎いのでノれないのですが、イメージとして特にイマドキ女子に、スタバの新作を飲みに行く文化が存在する気がします。
スタバはけっこう季節の商品とか、フルーツを使った商品とかをたびたび出しますよね。ちなみに今は
こんな新作が出ているようです。美味しそう。
③「ブランド力=信用度」がそうさせる?
さて、①、②の事象に対して推測してみたいと思います。
ぼくはあまり「ドトールの新作のみにいこ〜」とか「コメダのマグカップ買お〜」というのを聞いたことがありません。
ここに、スタバにしかない求心力、すなわちブランド力があるのではないかと考えます。
「あのスタバの限定タンブラーだから」「あのスタバが出す新作だから」というようなスタバが提供する〇〇ならば価値があるに違いないという思考です。
そう、「スタバ」であるということそれ自体に価値が発生しているのです。
山口周さんは言っています。これからは「役に立つけど意味がない」物ではなく、「役に立たなくても意味がある」物が生き残る時代だと。
スタバが好きな人にとっては「役に立つタンブラーは他にもあるけど、俺はスタバのが良いんだ」というように、そのブランド力に惹きつけられているんじゃないかなあと思います。
もう一つ例を挙げると、最近書籍の売れ方が変わってきているように思います。
以前は、
表紙やぱっと見の中身が良さそうだから買う
↓
内容が面白い
↓
ヘェ〜こんな人が書いてるのか
だったのが、誰もがSNSで発信できるようになったために
ヘェ〜この人の言うこと、面白いな、タメになるな
↓
本出すのか
↓
買ってみよう!
という流れになっています。つまり、著者は「本の内容で信用を得る」のではなく、「信用があるから本が買ってもらえる」というこれまでとは逆の流れが生まれているのです。
このことも、一つのブランド力(=信用度)が生み出す求心力であると言えます。
まとめ
なぜ人は「スタバの新作」を飲みたくなるのか。
・それは「スタバ」というブランド力に惹きつけられているからである。
・人は「スタバ」それ自体に「意味」を見出している。
・物が飽和する時代にフィットした魅力を持っている。
といったところでしょうか。まあ当然、単に「美味しいから」というのもあると思いますけどね!
それでは今日はこの辺で、おやすみなさい。
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