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明日の種をまく 053_20231101

木曜日は本曜日(202310)

うぉんのすけさん!今日は「水曜日ですよ」
はいそうです。水曜日でした。
明日(2日木曜日に)投稿しようとしていたことをすっかり忘れて、昨日の記事で読書記録を明日投稿しますと書いてしまったため、曜日がズレてしまいました。ドンマイ!
ミスを正して明日投稿するか、約束を守って言い訳するか・・・どうでもいいことにいつも悩んでしまううぉんのすけです。

さて、気を取り直して、10月の読書記録。
今回は写真をとりました。こちらです。

10月は発達障害についてたくさん本を読みました。

「発達障害」と間違われる子どもたち

成田 奈緒子著

薄い本で読みやすくて最初に読みました。
「発達障害もどき」と言われる子について書かれている本で、興味深かったのは、「起床時間」を固定するといろんな奇行が改善される、ということ。
この本は発達障害ではない子どもが思うように育ってくれないと悩んでおられる保護者が読まれると参考になるかもしれない。

教室で使える発達の知識

発達が凸凹の子どもたちへの対応
山田 章著

私が記事を愛読しているnoterさんのオススメの本。
これは本当に実践的でとても良い本。しかもわかりやすい。
私が発達障害の生徒支援につき、参考となった最初の本である。とはいえ、このnoterさんが書かれている記事が一番参考になっているのであるが。
間違って対応してしまいそうな部分を懇切丁寧に説明してあり、思いが先に立って勢いよく対応してしまいそうな私にはもってこいの内容である。
子どもの特徴別にテーマが分かれているのもいいし、これ一冊で十分ですと言われればそうかもなぁ~と思うほど充実した内容である。

学校の中の発達障害

「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち
精神科医・医学博士 本田 秀夫著

発達障害の生徒を支援している私にとってはバイブルのような本。
一読して分かった気になってもすぐ忘れてしまう。
対応を間違わないように、何度も読み返すべき本。
自分でも購入したのだが知り合いにもう必要ないからと古本ももらって2冊ある。この前ヨーグルトをこぼしてしまったのはこの本だ。もう1冊あって良かった。

10代から身につけたい ギリギリな自分を助ける方法

精神科医 井上 祐紀著

これも知人からもらった。
中学生や高校生のために書かれた本。読みやすい。
10代になったつもりで読んでみたが、大人が読んでもピンとこない繊細なこころの部分が描かれている。
悩める10代にお勧めの本である。

発達障害「グレーゾーン」

その正しい理解と克服法
精神科医 岡田 尊司著

知人から譲ってもらった本。
先日「もしかして・・・?」という記事を書いたのはこの本の影響である。
この本を読むと私のようにもしかして?と思う人が多くなってしまうかもしれないと思う。
この本だけを読むのは危険かもしれない。できれば次の本とセットにして読むとあれ?もしかしてやっぱり違うかも、とバランスがとれるかもしれない。

「発達障害」と言いたがる人

香山 リカ著

実は「もしかして・・・?」の記事を書いた後、noteのクリエイターさんからご紹介を受けた本である。早速買って読んでみた。
本当の「発達障害」というものを理解することは、それを専門とするか家族に関係者がいるかしないと困難かもしれないと思う。
実際に私は現場で「発達障害」の生徒と触れ合っているにも関わらず、十分な対応ができていない。生まれつきの障害であるということをすぐに忘れてしまい、これぐらいはできるだろう、これぐらいは分かってくれるだろうなんて思ってしまうからだ。
ここで書かれている「自分は発達障害かもしれない。グレーゾーンかもしれないと言っている人たち」はやはり私と同じように発達障害を理解できていない人なのかもしれない。
「生きづらい」という問題は違う、ということだ。
それぐらい「生きづらさを感じている人」が多いのだなと改めて考えた本であった。

普通という異常

健常発達という病
金本 浩祐著

これも別のnoterさんの記事で紹介されているのを見て興味を持ち、買って読んでいる(現在進行形。半分済)。
こちらは普通って何?を解いている。
集団に身を置きたがる心理。自分を認めてもらえたくていじわるをしてしまう心理。「いいね」に執着に執着してしまう心理などなど。
人って面白いなぁと思う。

特別支援学校の先生が教える発達障害&グレーゾーンの子どもの才能を伸ばす育て方

まてぃだ せつこ著

先日ヨーグルトまみれになった本!
せっかく読もうと思ったのに、新品がぁーーーーだった本。
子育てに悩む保護者の方にわかりやすく説明してある本である。
絵もかわいくて読みやすい本。
小学生以下のお子さん向き。

かんたんにできる発達障害のある子どものリラクセーションプログラム

尾関美和・亀井有美・中村友香・山﨑真義著、高橋眞琴編著

これは学校の支援で役にたちそうな参考書。
実際のあそび、ゲームを写真付きで紹介してある。

発達障害の人が見ている世界

精神科医 岩瀬利郎著

これは私がよくやってしまう「思い込み」を正すためのいい本。
ついつい自分のペースや価値観で対応しようとして失敗してしまっている。
これも何度も何度も読んで頭に入れたい内容。

ちょっとしたことでうまくいく発達障害の人が上手に勉強するための本

安田 祐輔著

これは発達障害の人が参考に読む本。どうすると上手くいきますよ、というのが書いてある。支援する人も読めば、上手く相談に乗ってあげられるかもしれない。


まぁ、こんな感じです。
このほかにも写真に入っている本で、紹介しなかった本が4冊ある。
こちらはまだ読めていないので、また来月かな?
それとも大学の授業が始まるので、すこーしペースダウンするかもしれないな。
いずれにしても私は一冊の本を熟読するよりも多くの本をばぁーっとたくさん読んで、共通している部分を探し、どの本にも書かれていることが結局大事なことなんだと思うタイプ。
まずはそこだけポイントを押さえて、自信をもって仕事をしたいなと思っている。そのほかの細かいことはその都度読み直して確認すればいい程度。
全部が全部覚えられるわけないし、頭でっかちにもなりたくないから、実践して困ったらもう一度本で確認して、反省し、改善しながら、進めていきたいと思っている。

ちなみに、昨日の記事でかいた4つの通信講座のテキストはこれらとはまた別にあり、そちらも並行してどんどん進めている。
ただし、これらについては書きたいことが別に積もっているので、いつか記事にしてまとめようと思っている。

結論だけ先に述べれば、通信教育は高いだけで、知識としては1000円~2000円程度の文庫本で十分にたくさんの情報が得られるということ。
10冊読んだって20000円前後。勉強するならばそれで十分な気もしている。
私は今回の通信教育は資格がとりたくて、受講しているので、上記の本たちのおかげで勉強自体はいたって順調である。


タイトル画像は、仲良くさせていただいているnoterさん温水温(ぬくみず ゆたか)さんの作品です。



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