見出し画像

ほのぼの生きる  159_20230628

親とは違う大人との付き合い

私には、子どもがいない。
私は子どもが好きだ。
他人の子どもには責任がない。
子どもたちを見ていると私をどのような大人に見ているのか分からない。

「うぉんのすけさんは何歳?」と聞いてきたので、
「49歳だよ」と答えたら、「えっ?マジ?若いね~」という。
でもその後「ねぇねぇ、うぉんのすけさんは49歳に見える?」と聞くと、
「うん!見える」という(笑)
子どもは正直だ。

4歳も年下の両親をもつ子どもたちからしてみれば、きっとパパとママよりも年下だろうと思っていたところ、年上だと言われたので、驚いたという感じだ。
まさか、パパとママよりも年上の人がボクたちと一緒に遊んでくれるなんて!ということなのだろう。

今回、お世話になったファミリーの子どもたちは、小学6年の女の子(仮称:しずかちゃん)と小学3年の男の子(仮称:たあちゃん)、年中さんの女の子(仮称:まゆちゃん)だった。

海水浴など外ではしずかちゃんとたあちゃんを中心に、家の中ではまゆちゃんを中心に遊んだ。
移動時にはまゆちゃんとは、いつも手をつないで歩いて、おんぶ・抱っこをせがまれて、うぉんのすけ大満足。
それを見ていたたあちゃんは、僕も~と言って、29キロの抱っことおんぶをせがむ。
ボルダリングで鍛えていてよかった。なんとか頑張れた。

今日はしずかちゃんと二人で電車に乗って、ショッピングにでかけた。
しずかちゃんは、背が高くて細身のモデル体型。髪も長くて美人さんだが、なぜかいつもジャージ。おしゃれが苦手なようであった。
オーストラリアで仲良くなった日本人の友だちがガーリー系のかわいい感じの子で、お母さんいわく、その子の影響を少し受けて、変わりつつあるとのこと。

しずかちゃんとは昨日と今日の朝、二人でウォーキングもした。お母さんには言えない、恋の話、おしゃれに対する気持ちの変化、長女としての苦悩みたいなことを聞かせてくれた。
とにかく今は「スカートをはく」というのが一番興味あること。でも今さらスカートをはきたいと言い出せず、両親や弟に笑われるのが嫌だという。
私から友人に「しずかちゃん、今度のお泊り会に来ていく服が欲しいみたいです」と伝え、今日のショッピングとつながった。

私もそこまでおしゃれではないが、人生の先輩として(?)コーディネートをお手伝いした。
今日選んだ服をとっても気に入ってくれ、現在持っている服とのコーディネートもしてあげて、「えっへん!おしゃれ番長!うぉんのすけ」になった。

たあちゃんは、実は今日が誕生日で、皆で誕生会もした。友人が朝から手作りケーキを準備してくれ、夕食は私も少しお手伝いした。
たあちゃんが「うぉんのすけさんだけに僕の秘密を教えたい」と言うので、二人きりで話をしてみると、たあちゃんがオーストラリアに来るときに2人の美少女からもらったラブレターと写真を見せてくれた。
「たあちゃん、もてるね。この2人は絶対たあちゃんのこと好きだよ」と私が言うと「うん、でも僕はこっちの子の方が好きなんだ」と男前ぶりを披露してくれた。(可愛すぎる・・・)

5歳のまゆちゃんは、私が「明日うぉんのすけは帰るからね」というと、「まゆもうぉんのすけさんと一緒に日本に帰る~」と言い出した。
そして夜になって私がパッキング(荷造り)をし始めると、自分も一生懸命荷物の整理をし始めた。
「ねぇ、うぉんのすけさん、これも持って行ってもいい?」と1つ1つ私のところに持ってきては、荷物の確認をする。私がいいよ、と言うと、自分のリュックサックに丁寧に収納していく。

たあちゃんとまゆちゃんは「今日はうぉんのすけさんと一緒に寝る~」と言って、ぐずっていた。たあちゃんは私のベッドで熟睡してから、おかあさんに部屋に連れられて行ってしまった。まゆちゃんは荷造りの途中でおかあさんに「もう寝なさい」と説得されて、うぁんうぁん泣きながら最後は寝ていた。

そんなこんなで長い旅行が終わってしまう。
今、やっとパッキングが終了し、これを書いて、寝るだけ。
明日は朝起きたらもう出国だ。忘れ物ないようにしなければ・・・



この記事が参加している募集

#子どもに教えられたこと

33,104件

#子どもの成長記録

31,785件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?