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【筋トレ】数値は良い指標だが、そこには危険な落とし穴もある

こんにちは!ビケウォジャックです。
今日は、数値は便利なんだけども、うまく使わないとよくない方向にも言ってしまうから、気をつけようということについて書こうと思います。

数値のいい点は、その明確さです。

明確であることは比較ができるということであり、比較ができることによって成長の度合いをしっかりと実感することができます。

しかし、数字ばかりを追っているといつの間にか間違った方向へすすんでいってしまうこともしばしばなので、今回は主にトレーニングとダイエット(減量)に関して書いていこうと思います。

それでは、いきましょう。

ボディビル競技の特徴

人の体を数値化することはできない

まず、ボディメイク系競技の場合、何を基準に優勝者・順位が決められるか知っていますか?

基本的には、ボデメイク競技においては、

  • 絞り(体脂肪率の低さ)

  • 筋肉量

  • プロポーション

  • ポージング

  • 衣装

などが評価の対象になるかと思います。

ですが、ここで注意したいのはこの中には数値化不可能な要素が多いということです

プロポーションやポージング、衣装が似合っているかなどは個々の感性によって評価は分かれるでしょうし、数値化ができそうな筋肉量・体脂肪率も、実際問題正確に数値化しようとすると難しいと思います。

このような性質上、あくまで審査員の判断が”正解”とはされますが、選手・観客含め満場一致で「この人が1番」とはならないことも多々あります。

あなたがもし大会に出るつもりはなく、いい体・かっこいい体を作りたいだけだとしても、同じような問題が生じてくるかと思います。

あなたのその「目標とする体」はどんな体なのか?
そこに近づいているかどうかはどう判断するのか?

このような時、どうすればいいのでしょうか。

では、自分の成長を何で測ればいいんだろう?

ここで、数値が活躍すると思います。

大会に出る場合(大会に出なくても”かっこいい”体を作りたい場合)には、上で述べた理由から誰もが同じ答えを導くような正解はありません。

ですが「確かに成長している」という感覚

継続が重要

な 筋トレ/ダイエット において
非常に重要だと考えています。

そんな時、毎日鏡で自分を見ても、昨日の自分との違いなんて正直ほとんどわからないかと思います。

ですから、こう言った時に数値を利用して自分の成長に確信を持たせてあげることが大切になってきます。

数値が良い指標になる時と、注意すべき落とし穴

【トレーニング】

トレーニングにおいて、筋力の向上は筋肉量の増加に直結します。
ここで指標となる主な数値は 重量 や 回数 です。

基本的には、1 kgでも重く、1回でも多くを目標にしてトレーニングに取り組み、記録し、トラッキングしていくのがベストだと思います。

落とし穴---------------

ここではまってしまいがちな落とし穴は、ego lifting (エゴリフティング)になってしまう恐れがあるということです。

エゴリフティングとは、正しいフォームで行える重量よりはるかに重い重量で、小さな可動域で行う非効率なトレーニングのことです。

ここで問題なのは本人は高重量を持てている=成長していると思い込んでしまうことです。

最後の1レップがギリギリ上がる重量が最適な重量設定かと思いますので、気をつけて設定しましょう!

【ダイエット】

次にダイエットです。主な指標はカロリー・体重などでしょうか。

こちらも、毎日の摂取カロリーと体重を記録していくことで、現在の状況の把握だけでなく過去との比較もすることができ、成長を実感しやすいです。

落とし穴---------------

こちらも、目先の体重減少などに気を取られて、除脂肪という本来の目的を見失ってしまう恐れがあります。

この際、以下のことに注意しましょう。


  • 超短期的な体重上限は水分によるところが大きいこと

  • 毎日同じ時間に測らないと、指標としてあまり意味をなさない

  • 基本的に体重は増えたり減ったりの繰り返しの中で変化する。そのため1~2日で一喜一憂せず1~2週間ごとに体重を比較していく


まとめ

筋トレ以外にも言えることで、数値はその明確さから「数値さえ上がればいい方向に進んでいる」という思い込みが危険を孕んでいます。

ですから、あくまで指標であることを忘れないようにしましょう!

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