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結果を出すチームの職場風土を作るもの

こんにちは。「わたし・みらい・創造センター(企業教育総合研究所)」組織開発コンサルタントの舘脇です。

みなさんはチームとして掲げた目標が達成され、気持ちいいなと感じた経験はあるでしょうか。私も社会人を20年弱しておりますが、何度かそうした経験をする機会に恵まれました。

その中で最も記憶に残っているのが、新入社員育成チームのメンバーとして関わった1年。

今回はそのときのお話です。


■チームで達成感が得られた経験

弊社で新卒採用が始まったとき、新しく立ち上がった新入社員育成チームのメンバーの一人に選ばれました。

マネージャーや他のメンバーとともに内定後のコミュニケーションから、研修やイベント含めた各種企画・運営、その後の定期的なフォローの企画・運営などをさせていただきました。

チームとしては当初建てた目標を達成することができ、個人としても達成感を感じた経験でした。

この経験が今の自分の糧になっていますし、当時のマネージャーのメンバーへの関わり方は今でも参考にしています。


■労働環境に影響する6つの要素

ハーバード大学の著名な心理学者であったデイビッド・マクレランドは、組織の労働環境に影響する6つの要素を定義しています。

1.組織の構成員が形式主義に妨げられずにどれだけ革新を行えるかを示す「柔軟性」
2.組織に対する「責任感」
3.構成員が設定する「基準」の高さ
4.業績評価と「報酬」に対して感じる公正さ
5.ミッションと価値観に対する理解の「明瞭性」
6.共通の目標への「コミットメント」の程度

自身の経験からも目標を達成するためには組織風土は重要で、それを醸成するマネージャーのマネジメントの仕方は、組織風土の醸成に影響力があるんだなと身をもって実感しています。


■チーム状況を作ったマネージャー

改めて振返ってみると、当時のチームではメンバー間で自由闊達な意見交換がなされ、目標を達成しようという意思が強かったです。

しかし、最初からそんなチーム状況だったわけではありません

マネージャーは私たちメンバーに対して、このチームで達成したい目標を繰り返し伝えていたり、メンバー間での共同作業がスムーズにいくように環境を整えたりすることに腐心されていました。

こうした努力の積み重ねがチームの状況を作っていったんだろうと感じます。まさにマネージャーのマネジメントが組織風土を醸成したと言っていいでしょう。


■チーム状況から逆算したら?

マネジメントはあなたが思っているより、チームに対する影響が大きいものです。だからいま一度、自分のやり方を自分なりに評価してみてください。

チーム状況から逆算してマネジメントを考えたら、今とは違う答えが出てくるかもしれません。

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