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100回辞めたいと考えた私が転職しなかった理由

「辞めたい」

みなさんも一度は会社を辞めたいと思ったことがあるだろう。

かくいう私も100回以上会社を辞めたいと考えた。

今回はそんな私が転職しなかった理由をお話ししよう。

※これは前職でのお話です。重要なことなので2回言います。これは前職でのお話です。現在は「わたし・みらい・創造センター(企業教育総合研究所)」に転職し営業を担当しています。

誰でも会社を辞めたい時期はある

「仕事は3年ごとに飽きる」というがまさにそうで、当時の私はキャリアの停滞期だった。

  • 停滞期で成長しない自分にモヤモヤする…。

  • 主体的に動けていない自分はイケてないんじゃないか…。

  • モチベーション高く仕事できない自分はダメなんじゃないか…。

理想から遠い自分を否定する日々。

そんな中、ある激務を担当することに…

「これ仕事量が他の人の3倍あるよね!?無理!!!!」

案の定、激務をこなせずミスで怒られた私は

フロアでわんわん泣いてしまった(笑)

今思えば

会社に入れば自動的に役職についたり、自動的に成長できると思っていた。

違った。

自動的にキャリアアップできたとしても、20代後半まで。

会社に依存してしまっていたことや、上の役職は詰まってるから自分は上に上がれないことに気づいた。

そして私は、転職を決意したのだ。

内定を蹴ってでも転職をやめた理由

転職を決意し内定も貰っていた私だが、最終的には転職するのをやめた。

今まで100回は転職したいと考えて、やっと決心して行動に移した私がなぜ内定を蹴ってでもその会社に留まったのか。

それは

「いろんな角度から自分を見つめ直せた」

ことが大きい。

転職を決意した私はまず、自分が辞めたい理由や、これから転職してやりたいことを社内外のいろんな人に相談した。

友人、同僚、転職先、上司・・・

自分の考えていることを素直にまっすぐ伝えて壁打ちしてもらった。

そんな中、直属の上司に言われた言葉が

「絶対面白い仕事ができるから、やめないで一緒にやろう。」

というものだった。

一般的に見たら

「上司はやめさせないために「面白い仕事」で釣ろうとしているんだ!」
「せっかくもらった内定を蹴って留まるなんてありえない!」

と思われるかもしれない。

しかし私は、この言葉で「この会社に留まろう」と決意した。

もちろんその上司を信頼していたこともあるが、いろんな人の意見を聞いて

「自分がやりたいこと」
「自分が向いていると思われていること」
「転職先でやりたいことがこの会社でもできるか」

を客観的に考えて、転職よりもおかれた状況で頑張るほうが自分にとってはベストな選択だと判断できた。

結果的に上司の言っていた「絶対面白い仕事」はできたし、その仕事を経験してキャリアの幅が大きく広がったのだ。

自分から会社での役割を切り替えてみること

「転職が悪」というわけではないが、むやみに転職するのはもったいない。

その会社でやれることはやりつくして、キャリアの幅を広げておく。

転職はそれからでも遅くないし、むしろ転職先の幅も広がる。

会社でやり残したことを見つけるには

①いろんな角度からの意見を受け入れ自分を客観視すること
②自分から役割を切り替えてみること

何もせず立ち止まっていても、会社は新しい役割を用意してくれない。

自分の現状はどんな役割かを客観視し、自分が向いている役割は他にないか探してみることだ。

私の場合はたくさんの人に話を聞いて

「自分のやりたいこと」
「他人から見た自分の向いていること」

の違いを知り、「他人から見た自分の向いていること」に挑戦した結果、キャリアの幅を広げることに繋がった。

上司から新しい選択肢をもらえたのも、たまたま役割が用意されたのではなく、自主的に行動したからこその結果だと思う。

自分のキャリアに本気で向き合えた

私は転職をやめてよかったと胸を張って言える。

それはたくさんの人と対話し、自分のキャリアに本気で向き合うことができたからだ。

私の場合は、「上司」が相手で「転職をやめる」という選択肢だっただけで、みなさんの場合は違う選択肢にたどり着くかもしれない。

それもまた、自分のキャリアに本気で向き合った先の答えだ。

今後も迷うことはあるだろうが、そのたびに私はたくさんの人と対話することを大事にしていこうと思う。

※前職でやれることをやりつくした私は転職し、現在は「わたし・みらい・創造センター(企業教育総合研究所)」で働いています。これもまた自分のキャリアに本気で向き合ったからこその結果で、自信をもってキャリアの選択ができています。

※この記事はインタビューをもとに書かれています
話し手:長谷部 望
「わたし・みらい・創造センター(企業教育総合研究所)」の営業を担当。

書き手:田中 樹
「わたし・みらい・創造センター(企業教育総合研究所)」のマーケティングを担当。

本記事はnote公式「キャリア 記事まとめ」で取り上げていただきました。

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